TOP > 国内特許検索 > デンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体

デンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体

国内特許コード P110001918
整理番号 2006JP0051
掲載日 2011年3月22日
出願番号 特願2008-542985
登録番号 特許第5176241号
出願日 平成19年9月13日(2007.9.13)
登録日 平成25年1月18日(2013.1.18)
国際出願番号 JP2007001001
国際公開番号 WO2008056433
国際出願日 平成19年9月13日(2007.9.13)
国際公開日 平成20年5月15日(2008.5.15)
優先権データ
  • 特願2006-302304 (2006.11.8) JP
発明者
  • 坂本 恵一
  • 金澤 誠子
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 デンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体
発明の概要

本発明は、蛍光材料、光力学的癌治療薬等として有用な次の一般式(1)
(式中R~Rのうち1~8個は次式(a))
(ここで、pは1~4の数を示し、Rは-NH(CHNH又はOR10(R10はアルキル基を示す)を示し、l、m、n、q及びtはそれぞれ1~8の数を示す)
で表されるポリアミドアミンデンドロンを示し、残余は水素原子を示し;Mは2価以上の金属原子を示し、(N)を有する環はベンゼン環、ピリジン環又はピラジン環であることを示す)で表されるデンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体に関する。

従来技術、競合技術の概要


フタロシアニンは、その中心に金属を配位し得る化合物であり、青から緑色を呈し、600nm~700nmの可視光線を選択的に吸収する等の光学的特性を有し、発光材料、蛍光材料、光力学癌治療薬等幅広い分野で応用が期待され、その誘導体が数多く合成されている(非特許文献1、2)。



一方、デンドリマーは、繰り返し単位による枝分かれ構造を有する樹状分子であり、中心核となる化合物に結合させた場合、その分子全体が球状分子となる。可溶性、低粘性、非晶性等の特性を有することから、光エレクトロニクス材料等として期待されている(非特許文献3、4)。



そしてデンドリマーの中心核としてフタロシアニン誘導体が光増感剤として使用できることが報告されている(特許文献1)。しかし、このフタロシアニンデンドリマーは芳香族エーテルデンドロンユニットを有するため、分子全体が球状となり、フタロシアニン構造に由来する光学的特性が失われてしまっている。

【特許文献1】特開2005-120068号公報

【非特許文献1】廣橋亮、坂本恵一、奥村映子“機能性色素としてのフタロシアニン”アイピーシー、2004

【非特許文献2】白井汪芳、小林長男“フタロシアニン-化学と機能-”アイピーシー、1997

【非特許文献3】青井啓悟、柿本雅明“デンドリック高分子 多分岐構造が広げる高機能化の世界”エヌティエス、2005

【非特許文献4】岡田しょう彦“デンドリマーの化学と機能”アイピーシー 2000

産業上の利用分野


本発明は、蛍光材料及び光力学的癌治療薬等として有用なデンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 次の一般式(1)
【化学式1】
(式中R1~R8のうち1~8個は次式(a))
【化学式2】
(ここで、pは1~4の数を示し、R9は-NH(CH2tNH2又はOR10(R10はアルキル基を示す)を示し、l、m、q及びtはそれぞれ1~8の数を示す)
で表されるポリアミドアミンデンドロンを示し、残余は水素原子を示し;Mは2価以上の金属原子を示し、(N)を有する環はベンゼン環であることを示す)で表されるデンドリックポリアミドアミンフタロシアニン誘導体。
【請求項2】 式(a)で表される(ポリアミド)アミンデンドロンが、R1~R8のうち4又は8個結合しているものである請求項1記載のフタロシアニン誘導体。
【請求項3】 pが1~3の数である請求項1又は2記載のフタロシアニン誘導体。
【請求項4】 請求項1~3のいずれか1項記載のフタロシアニン誘導体を含有する蛍光材料。
【請求項5】 請求項1~3のいずれか1項記載のフタロシアニン誘導体を含有する光力学的癌治療薬。
【請求項6】 請求項1~3のいずれか1項記載のフタロシアニン誘導体及び薬学的に許容される担体を含有する医薬組成物。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008542985thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC,ニュービック)は,技術移転機関と知的財産本部の機能を兼ね備えた日本大学の産学連携の窓口です。
NUBICは,日本大学全教職員や大学院生・学部学生の豊富なアイデアや研究成果を,知的財産として戦略的に創出・保護・管理し,産業界のニーズとのマッチングを図り,企業の研究開発,新製品開発,新規事業の立上げが円滑に行われるようサポートいたします。
お気軽にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close