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眼圧測定装置

国内特許コード P110001933
整理番号 2006JP0066
掲載日 2011年3月22日
出願番号 特願2008-549263
登録番号 特許第5505684号
出願日 平成19年12月5日(2007.12.5)
登録日 平成26年3月28日(2014.3.28)
国際出願番号 JP2007073512
国際公開番号 WO2008072527
国際出願日 平成19年12月5日(2007.12.5)
国際公開日 平成20年6月19日(2008.6.19)
優先権データ
  • 特願2006-331933 (2006.12.8) JP
発明者
  • 尾股 定夫
  • 村山 嘉延
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 眼圧測定装置
発明の概要 眼圧測定装置10は、眼球8に離隔して向かい合う先端側に凹面音響レンズ22と、振動子と振動検出センサが積層される探触素子24とが設けられる探触子20と、探触子20の位置を眼球8に対して調整する探触子移動機構30と、探触子20に接続され眼圧を算出し出力する本体部60とを含んで構成される。本体部60は、探触子20に増幅器とともに直列に接続され、振動子への入力波形と振動検出センサからの出力波形に位相差が生じるときは、周波数を変化させてその位相差をゼロに補償する位相シフト回路と、位相差をゼロに補償したときの周波数変化量と眼圧との関係を予め求めておき、眼球に超音波を入射したときに生じる位相差をゼロに補償する周波数変化量から眼圧を算出する眼圧算出部とを含む。
従来技術、競合技術の概要


眼圧を測定するために、広くトノメータが用いられる。トノメータは、眼球にエアーを吹き付け、そのエアー圧により眼球が歪む様子を光学的に測定し、その歪の大小により眼圧を測定する。



トノメータは、眼球にエアーを吹き付けるものであるので、エアー圧の拍動等の影響を受けて精度がよくない。また、角膜等の眼球組織に直接的にエアーが噴射されるので、被験者に負荷を与える。そこで、例えば、特許文献1には、瞼の上にプローブを当てて適当に加圧し、そのときの前房部の深さの変化を、超音波によって検出することが行われる。ここでは、超音波を入射し、反射音束を検出して、超音波Aモードと呼ばれる波形について、超音波検出信号の1掃引内の時間軸を眼球前眼部の生体音速により距離に変換する一般的な距離計測原理により、前房部の深さを検出している。



なお、本願発明者は、特許文献2において開示されているように、位相シフト法を用いて対象物の硬さを精度よく測定できる方法を開発している。この技術は、振動子から測定対象物に振動を入射し、測定対象物からの反射波を振動検出センサで検出し、入射波と反射波との間に測定対象物の硬さに応じて生じる位相差を位相シフト回路によって周波数を変化させることで位相差をゼロに補償し、その位相差をゼロに補償する周波数変化量から測定物の硬さを求めるものである。この方法によれば、測定対象物に接触して振動を入力し反射波を検出する接触式によって測定対象物の硬さを測定することができる。



【特許文献1】
特開平8-322803号公報
【特許文献2】
特開平9-145691号公報

産業上の利用分野



本発明は、眼圧測定装置に係り、特に超音波を用いて眼圧を測定する眼圧測定装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
非接触で眼球に超音波を入射する振動子と、眼球からの反射波を検出する振動検出センサとを有する探触子と、
探触子の先端に設けられ、眼球に向かい合う面が凹面である凹面音響レンズと、
凹面音響レンズの曲面形状を可変できる曲面形状可変手段と、
探触子に増幅器とともに直列に接続される位相シフト回路であって、振動子-凹面音響レンズ-大気-眼球-凹面音響レンズ-振動検出センサ-増幅器-位相シフト回路-振動子の閉ループを形成し、この閉ループにおいて自励発振を生じさせ、振動子への入力波形と振動検出センサからの出力波形に位相差が生じるときは、自励発振周波数を変化させてその位相差をゼロに補償する位相シフト回路と、
位相差をゼロに補償したときの周波数変化量と眼圧との関係を予め求めて記憶する記憶部と、
記憶部に記憶される周波数変化量と眼圧との関係に基づいて、凹面音響レンズを眼球に離隔させて向かい合わせて眼球に超音波を入射したときに生じる位相差をゼロに補償する周波数変化量から眼圧を算出する眼圧算出部と、
を備え、
探触子の周波数-位相特性における複数のピークの中で、最も発振特性が先鋭なピーク以外のピークで、発振が安定し、位相差を変更したときの発振周波数の変化が所定の大きさ以上であるピークの発振周波数を選択し、選択された発振周波数に対し位相シフト回路の回路定数が設定され、
記憶部は、選択された発振周波数からの周波数変化量と眼圧との関係を記憶することを特徴とする眼圧測定装置。

【請求項2】
請求項1に記載の眼圧測定装置において、
凹面音響レンズと測定対象物の眼球との間の距離を可変できる探触子移動機構を備えることを特徴とする眼圧測定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008549263thum.jpg
出願権利状態 登録
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