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音場創生装置

国内特許コード P110001940
整理番号 2008000083
掲載日 2011年3月22日
出願番号 特願2009-034520
公開番号 特開2010-193105
登録番号 特許第5505763号
出願日 平成21年2月17日(2009.2.17)
公開日 平成22年9月2日(2010.9.2)
登録日 平成26年3月28日(2014.3.28)
発明者
  • 羽入 敏樹
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 音場創生装置
発明の概要 【課題】頭内定位や不自然な定位感を解消することが可能な音場創生装置を提供する。
【解決手段】音場を創出する音場創生装置は、スピーカ20と、反射音生成部30と、開放型ヘッドホン40と、信号処理部50とからなる。スピーカ20は、音源10からの音を出力する。反射音生成部30は、音源10からの音に基づき反射音を生成する。開放型ヘッドホン40は、反射音生成部30からの反射音を出力する。信号処理部50は、開放型ヘッドホン40から出力される反射音が、スピーカ20から出力される音より遅れて聴取者の耳に到達するように、開放型ヘッドホン40から出力される反射音を遅延させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



リスニングルーム等において、コンサートホール等のまったく別の空間の音場を再生する技術を音場創生技術や音場再生技術等という。従来から、音場再生技術には、聴取者の周りに設置される複数のスピーカによるマルチチャンネル再生システムや、頭部伝達関数に基づいて加工した音をヘッドホンによって再生するヘッドホンシステム等がある。





複数のスピーカによるマルチチャンネル再生システムは、音場の臨場感が高いが、複数のスピーカの設置場所の確保や、スピーカとアンプやチューナー等との結線が難しいという問題があった。さらに、聴取者のリスニングポイントが限定され、聴取者が移動すると音場創生の効果が大きく変化してしまうという問題もあった。





ヘッドホンシステムは、上述のような問題を解消したものである。ヘッドホンによる再生であれば、結線の問題も少なく、また、耳の位置に発音部の位置が固定されるため、リスニングポイントが限定されることもない。





また、スピーカと外部の音を聞き取ることが可能である開放型ヘッドホンとを用いたシステムも開発されている。例えば、特許文献1には、リアスピーカを配置することなく臨場感のある音場を得るために、前方音をスピーカで再生し、後方音を開放型ヘッドホンで再生する音場再生装置が開示されている。また、特許文献2には、自動車の後部座席の搭乗者に閉塞感を与えることなく、聞き易い音場を提供するために、複数チャンネルの信号に対して周波数特性の調整と遅延時間及び増幅率の調整を施した合成音を開放型ヘッドホンから再生する音場再生装置が開示されている。

産業上の利用分野



本発明は音場創生装置に関し、特に、スピーカと開放型ヘッドホンを用いて音場を創生する音場創生装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
音場を創出する音場創生装置であって、該音場創生装置は、
音源からの音を出力する1つ以上のスピーカと、
前記スピーカから出力される音を受音するマイクと、
前記マイクにより受音される音に基づき反射音を生成する反射音生成部と、
前記マイクが近傍に配置され、前記反射音生成部からの反射音を出力する開放型ヘッドホンと、
前記開放型ヘッドホンから出力される反射音が、前記スピーカから出力される音より遅れて聴取者の耳に到達するように、前記開放型ヘッドホンから出力される反射音を遅延させる信号処理部と、
を具備することを特徴とする音場創生装置。

【請求項2】
音場を創出する音場創生装置であって、該音場創生装置は、
音を受音するマイクと、
前記マイクにより受音される音に基づき反射音を生成する反射音生成部と、
前記マイクが近傍に配置され、前記反射音生成部からの反射音を出力する開放型ヘッドホンと、
前記開放型ヘッドホンから出力される反射音が、前記マイクにより受音される音より遅れて聴取者の耳に到達するように、前記開放型ヘッドホンから出力される反射音を遅延させる信号処理部と、
を具備することを特徴とする音場創生装置。

【請求項3】
請求項1に記載の音場創生装置であって、聴取者が感じる音場を変化させるために、さらに、前記開放型ヘッドホンから出力される反射音と前記スピーカから出力される音との大きさの比率を変更するレベル調節部を具備することを特徴とする音場創生装置。

【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の音場創生装置において、前記反射音生成部は、頭部伝達関数を用いて反射音を生成することを特徴とする音場創生装置。

【請求項5】
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の音場創生装置において、前記反射音生成部は、反響音となるような反射音を生成することを特徴とする音場創生装置。

【請求項6】
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の音場創生装置において、前記反射音生成部は、残響音となるような反射音を生成することを特徴とする音場創生装置。

【請求項7】
請求項1乃至請求項の何れかに記載の音場創生装置において、前記信号処理部は、前記開放型ヘッドホンから出力される反射音の遅延時間を変更することにより、聴取者が感じる音場を変化させることを特徴とする音場創生装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009034520thum.jpg
出願権利状態 登録
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