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向流クロマトグラフ装置

国内特許コード P110001946
整理番号 2008000093
掲載日 2011年3月22日
出願番号 特願2009-051083
公開番号 特開2010-203971
登録番号 特許第5366243号
出願日 平成21年3月4日(2009.3.4)
公開日 平成22年9月16日(2010.9.16)
登録日 平成25年9月20日(2013.9.20)
発明者
  • 四宮 一総
  • 柳平 和寛
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 向流クロマトグラフ装置
発明の概要

【課題】フローチューブの捩れを解消しやすくする。有機溶媒―水系二相溶媒と水性二相溶媒とを用いることができる汎用性の高い向流クロマトグラフ装置を提供する。
【解決手段】向流クロマトグラフ装置はコイル状カラム4と保持体6とを備える。コイル状カラムはフローチューブ8とホルダ10とを備え、フローチューブ8はホルダ10の一端から他端に螺旋状に形成されている。保持体はホルダ12とフローチューブ8とを備え、フローチューブはホルダ12の一端から他端に直線上に保持されている。コイル状カラム4と保持体6とはフローチューブ8の中継部8cによって連通接続される。コイル状カラム4と保持体6とはそれぞれの自転軸が公転軸と略平行をなすように配置されている。コイル状カラム4および保持体6は公転軸を中心に公転しながら、コイル状カラム4は公転方向と反対方向に自転し、保持体6は公転方向と同方向に自転する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


試料溶液から効率良くその目的物質を分離するため、固定相となる溶媒と移動相となる溶媒との間の分配係数の差を利用して試料溶液から目的物質を分離する向流クロマトグラフ装置が発展しつつある。向流クロマトグラフ装置は、固定相となる溶媒及び移動相となる溶媒とが導入されるフローチューブが螺旋状に形成されたカラム(コイル状カラム)を有し、カラム外部の公転軸のまわりを公転しながらカラム内の自転軸を中心に自転する。コイル状カラムの保持形態として、自転軸が公転軸に対して略垂直をなすようにコイル状カラムを配置したタイプの向流クロマトグラフ装置(特許文献1参照)や、自転軸が公転軸に対して略平行をなすタイプの向流クロマトグラフ装置(特許文献2参照)などがある。このようにコイル状カラムを駆動することにより、固定相としてコイル状カラム内に導入された溶媒がカラム内に保持され、コイル状カラム内に導入された試料溶液から固定相として導入された溶媒と移動相として導入された溶媒とのうちのいずれかに目的物質を溶出することができる。



ところで、公転軸と略平行な自転軸を備えた複数のコイル状カラムのフローチューブを連通させたとき、各コイル状カラム間を中継するフローチューブの形状が複雑になり、コイル状カラムの駆動時にフローチューブに発生した捩れがうまく解消されないことがあった。特に、コイル状カラムを高速に駆動させると、回転数が高まるにつれてフローチューブの捩れが大きくなり分離溶媒をフローチューブ内で流通させることができず、このためにコイル状カラムの駆動を高速化することが困難であった。また、公転方向と同方向に自転するコイル状カラム、あるいは公転方向と反対方向に自転するコイル状カラムを備える装置は、さらに汎用性が求められる。

産業上の利用分野


本発明は、公転軸を中心に公転するとともにこの公転軸と略平行な自転軸を中心に自転するコイル状カラムを備えた向流クロマトグラフ装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
公転軸と略平行な自転軸の一端側から他端側にフローチューブが螺旋状に形成され公転軸を中心に公転しつつ自転軸を中心に自転するコイル状カラムと、
前記コイル状カラムからのフローチューブを保持し公転軸を中心に公転しつつ前記コイル状カラムの自転方向と反対方向に同期自転する保持体と
前記コイル状カラムと前記保持体との間を中継するフローチューブを、前記コイル状カラムおよび前記保持体の上端の一方から他方に向けてアーチ状となるようにガイドするチューブガイドとを備えたことを特徴とする向流クロマトグラフ装置。

【請求項2】
前記コイル状カラムと前記保持体とを、公転軸のまわりに交互に略等間隔を隔てて配置したことを特徴とする請求項1に記載の向流クロマトグラフ装置。

【請求項3】
前記保持体が、フローチューブが螺旋状に形成されたコイル状カラムであることを特徴とする請求項1または2に記載の向流クロマトグラフ装置。

【請求項4】
フッ素樹脂製のフローチューブを用いたことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の向流クロマトグラフ装置。

【請求項5】
前記チューブガイドが、前記コイル状カラムの駆動時に前記コイル状カラムと前記保持体との間を中継するフローチューブの搖動を抑えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の向流クロマトグラフ装置。
産業区分
  • 試験、検査
  • 処理操作
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009051083thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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