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有機光電変換装置およびこれを用いる有機光電変換方法 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり

国内特許コード P110002092
整理番号 NI0900032
掲載日 2011年4月1日
出願番号 特願2009-257554
公開番号 特開2011-103218
登録番号 特許第5300695号
出願日 平成21年11月10日(2009.11.10)
公開日 平成23年5月26日(2011.5.26)
登録日 平成25年6月28日(2013.6.28)
発明者
  • 樋上 照男
  • 古橋 祥子
  • 紀本 岳志
出願人
  • 国立大学法人信州大学
  • 紀本電子工業株式会社
発明の名称 有機光電変換装置およびこれを用いる有機光電変換方法 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり
発明の概要 【課題】 光エネルギを、電気エネルギとして取出すことの可能なエネルギ形態に変換し、かつ電気エネルギとして、取出し可能に蓄積することのできる有機光電変換装置、およびこれを用いる有機光電変換方法を提供することである。
【解決手段】 有機光電変換装置10において、溶液11は、フラーレン類縁体17と、エレクトロンドナー18とを溶質として含有する。筐体13は、溶液11に対する酸素の溶解の阻止および許容を選択的に切換可能である。また筺体は、前記溶液11に対する酸素の溶解が阻止された状態で、溶液11に対する光の照射を許容する。アノード電極14は、フラーレン類縁体17のアニオンからの電子を取出すための電極であり、カソード電極16は、前記溶液11に電子を供給するための電極である。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来技術にかかる有機光電変換装置として、酸化亜鉛薄膜から成る透明電極と、フラーレンを含む複数種類の物質から選ばれる有機光伝導性媒質とを積層して形成される有機太陽電池が知られる(たとえば特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、有機分子を用い、照射される光のエネルギを電気エネルギに変換する有機光電変換装置およびこれを用いる有機光電変換方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
フラーレン類縁体と、励起状態のフラーレン類縁体に対して電子を供与する、テトラフェニルボレートアニオン、トリフェニルブチルボレートアニオン、およびテトラジアミンエチレンのうちから選ばれる少なくとも1種の物質であるエレクトロンドナーとを溶質として含有する溶液と、
前記溶液を保持するセルと、
前記セルを収容する筺体であって、前記フラーレン類縁体を励起可能な光の前記溶液に対する照射を許容する筺体と、
前記フラーレン類縁体のアニオンからの電子を取出すためのアノード電極と、
前記溶液に電子を供給するためのカソード電極とを含み、
前記セルには、前記溶液からなる油相と、水相とが、油相と水相との界面を介した接触の阻止および許容を選択的に切換可能な状態で形成され、
前記カソード電極は、その一部が前記油相に浸漬され、
前記アノード電極は、その一部が前記水相に浸漬され、
前記筐体は、前記溶液に対する酸素の溶解の阻止および許容を選択的に切換可能であり、かつ、前記油相と前記水相との界面を介した接触が阻止された状態で、前記溶液に対する光の照射を、溶液に対する酸素の溶解が阻止された状態において許容し、
前記アノード電極には、前記油相と前記水相との界面を介した接触が許容された状態において、分子状酸素を介して電子が供与される、ことを特徴とする有機光電変換装置。

【請求項2】
前記エレクトロンドナーは、励起状態の前記フラーレン類縁体に対して不可逆反応によって電子を供与することを特徴とする請求項1に記載の有機光電変換装置。

【請求項3】
前記エレクトロンドナーは、フラーレン類縁体のLUMOに1電子遷移した励起状態のフラーレン類縁体に対して電子を供与可能な物質であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機光電変換装置。

【請求項4】
請求項のいずれか1つに記載の有機光電変換装置を用い、
前記溶液の溶存酸素を脱気する脱気工程と、
前記セルにおける前記油相と前記水相との界面を介した接触が阻止された状態において、前記筐体によって、前記溶液に対する酸素の溶解が阻止された状態で、前記溶液に、前記フラーレン類縁体を励起可能な光を照射する光照射工程と、
前記セルにおける前記油相と前記水相との界面を介した接触が許容された状態において、前記溶液に、分子状酸素を供給する酸素供給工程とを含むことを特徴とする有機光電変換方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009257554thum.jpg
出願権利状態 登録
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