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舗装路、舗装路の修復方法及び舗装路の製造方法

国内特許コード P110002104
整理番号 2010000004
掲載日 2011年4月4日
出願番号 特願2010-104175
公開番号 特開2011-231552
登録番号 特許第5505931号
出願日 平成22年4月28日(2010.4.28)
公開日 平成23年11月17日(2011.11.17)
登録日 平成26年3月28日(2014.3.28)
発明者
  • 秋葉 正一
  • 加納 陽輔
  • 菅原 広二
  • 近藤 雅人
出願人
  • 学校法人日本大学
  • 株式会社寒風
発明の名称 舗装路、舗装路の修復方法及び舗装路の製造方法
発明の概要 【課題】重交通路に適用しても耐久性に優れ、工期の短縮、工費の低減化、さらにはブロック舗装材の再利用も容易に行なうことができる舗装路を提供する。
【解決手段】舗装下地5上に複数のブロック舗装材PBを載せて敷設し、隣接するブロック舗装材PBの間に設けた目地部1に目地材6を介在させてなる舗装路である。この舗装路は、目地部1の目地幅Hより僅かに小さなボール形状であり、ブロック舗装材PB以上の硬さを有する複数の目地ボール7が、目地材6として目地部1に充填されている。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要



歩道、公共広場、車道等の舗装路は、舗装下地上に複数のブロック舗装材を設け、隣接するブロック舗装材の間に設けた所定目地幅の目地部に目地材を埋め込んで形成される。

ブロック舗装材として、従来からコンクリートブロック、レンガブロック、タイルブロックなどのブロック舗装材が使用されているが、近年、大理石や御影石(花崗岩)で代表される天然石ブロックをブロック舗装材として使用することで、景観を重視した舗装路の需要が増加傾向にある。





天然石ブロックをブロック舗装材とする舗装路として、舗装下地の上部及び目地部に、特殊なセメントモルタル材料やアスファルトモルタル材料を用いる工法が開発され、実用化されている。この工法は、上記材料を舗装下地上に設け、上記材料を目地材として使用することで複数の天然石ブロックを舗装下地及び目地材に固着して水平移動、局部沈下や傾斜を防止するものであり、重交通路での車両の輪荷重による目地材破壊に対する耐久性は優れている。しかし、この工法は、工期が長く、工費の面で問題がある。しかも、舗装下地及び目地材に固着されている天然石ブロックは、取り替えの際に目地材を破壊すると天然石ブロックも損傷するおそれがあり、固着している舗装下地及び目地材を取り除くことが困難なため、再利用が難しいという問題もある。





一方、例えば特許文献1に記載されている技術のように、粘土を焼結又は素焼きした素材を最大径寸法5mm以下に粉砕して顆粒ないし粉末に形成したものを目地材とし、舗装下地上に複数のブロック舗装材を載せて敷設し、ブロック舗装材の間の目地部に、前記目地材を充填する工法も知られている。この工法を、天然石ブロックをブロック舗装材とした舗装路に適用すると、前述したモルタル材料を用いた工法と比較して工期の短縮、工費の低減化の面で有利であり、天然石ブロックの再利用も行なうことができる。しかし、特許文献1に記載されている目地材は、天然石ブロックより硬度が低い部材であり、天然石ブロックの水平移動、沈下、傾斜などを拘束することができないので、舗装路の耐久性の面で問題があり、重交通路での適用は難しい。

産業上の利用分野



本発明は、ブロック舗装材を複数敷設した舗装路、舗装路の修復方法及び舗装路の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
舗装下地上に複数のブロック舗装材を載せて敷設し、隣接する前記ブロック舗装材の間に設けた目地部に目地材を介在させてなる舗装路において、
前記目地部の目地幅より僅かに小さなボール形状であり、前記ブロック舗装材以上の硬さを有する複数の目地ボールが、前記目地材として前記目地部に充填されていることを特徴とする舗装路。

【請求項2】
前記目地ボールは、前記目地幅より僅かに小さな直径の真球形状であることを特徴とする請求項1記載の舗装路。

【請求項3】
前記目地ボールは、セラミックス製であることを特徴とする請求項1又は2記載の舗装路。

【請求項4】
前記目地ボールは、アルミナで形成されていることを特徴とする請求項3記載の舗装路。

【請求項5】
前記目地ボールより小さな粒径の砂が、前記目地材として前記目地部に充填されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の舗装路。

【請求項6】
前記目地ボールより小さな粒径であり、アスファルトコンクリートを粉砕してなるアスファルト粉砕粒を混合した砂が、前記目地材として前記目地部に充填されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の舗装路。

【請求項7】
請求項1乃至6の何れか1項に記載の舗装路を修復する方法であって、
交換すべきブロック舗装材の周囲の前記目地部に充填されている前記目地材を取り除く目地材除去工程と、
前記交換すべきブロック舗装材を前記舗装下地から取り外す舗装材除去工程と、
前記舗装下地上に新たなブロック舗装材を敷設する舗装材敷設工程と、
前記新たなブロック舗装材の周囲の前記目地部に向けて前記目地材を供給する目地材供給工程と、を備えていることを特徴とする舗装路の修復方法。

【請求項8】
前記目地材供給工程の後に、前記ブロック舗装材に対して振動を付与することで前記目地材を前記目地部の底に向けて充填させていく振動充填工程を行なうことを特徴とする請求項7記載の舗装路の修復方法。

【請求項9】
舗装下地上に、互いの間に所定目地幅の目地部を設けながら複数のブロック舗装材を敷設していく敷設工程と、
前記目地幅より僅かに小さなボール形状とし、前記ブロック舗装材以上の硬さを有する複数の目地ボールを含んだ目地材を、前記目地部に向けて供給する目地材供給工程と、を備えたことを特徴とする舗装路の製造方法。

【請求項10】
前記目地材供給工程では、前記複数のブロック舗装材に対して振動を付与することで前記目地材を前記目地部の底に向けて充填させていく振動充填工程を行なうことを特徴とする請求項9記載の舗装路の製造方法。

【請求項11】
前記目地ボールは、前記目地幅より僅かに小さな直径の真球形状であることを特徴とする請求項9又は10記載の舗装路の製造方法。

【請求項12】
前記目地材供給工程において、前記複数の目地ボールの供給の後に、前記目地ボールより小さな粒径の砂を前記目地部に向けて供給することを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の舗装路の製造方法。

【請求項13】
前記目地材供給工程において、前記複数の目地ボールの供給の後に、前記目地ボールより小さな粒径であり、アスファルトコンクリートを粉砕してなるアスファルト粉砕粒を混合した砂を、前記目地部に向けて供給することを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の舗装路の製造方法。
産業区分
  • その他建築
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010104175thum.jpg
出願権利状態 登録
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