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新規糖鎖プライマーとその利用

国内特許コード P110002125
整理番号 S2009-0589-N0
掲載日 2011年4月5日
出願番号 特願2009-060107
公開番号 特開2010-209048
登録番号 特許第5438998号
出願日 平成21年3月12日(2009.3.12)
公開日 平成22年9月24日(2010.9.24)
登録日 平成25年12月20日(2013.12.20)
発明者
  • 佐藤 智典
  • 水野 真盛
出願人
  • 学校法人慶應義塾
  • 公益財団法人野口研究所
発明の名称 新規糖鎖プライマーとその利用
発明の概要

【課題】CS型およびHS型のGAGを伸張させる新規糖鎖プライマーの提供。
【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物を、糖鎖プライマーとする。式(I);Xyl-Am-L-R-X(式中、Amは、ヒドロキシル基を有するアミノ酸、または、前記アミノ酸中のカルボキシル基が、カルバミル基で置換されているアミノ酸誘導体であり;Lは、-C(O)-、または、-NH-であり;Rは、炭素主鎖の炭素数が6から20であるアルキル基、または、前記アルキル基中の一部の-CH2-CH2-が、-S-S-、-NHCO-、または、-CH=CH-で置換されているアルキル基誘導体であり;Xは、-H、-N3、-NH2、-OH、-SH、-CO2H、-OC(O)CH=CH2、および、-CH=CH2からなる群から選択される基であって;Xyl-Am結合は、アセタール結合、または、エーテル結合を形成する。)
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


糖鎖プライマー法を用いて動物細胞で糖鎖を合成するには、糖鎖伸長の前駆体の構造を模倣した糖鎖プライマーが必要である。これまでに、Lac-C12(例えば、非特許文献1を参照)、GlcNAc-C12(例えば、非特許文献2を参照)、GalNAc-Thr-C12(例えば、特許文献1を参照)という3種類の糖鎖プライマーが用いられており、それぞれが異なる糖鎖を得る目的で設計されている。Lac-C12を用いた場合には、多種類の糖脂質型糖鎖が伸長する。同様に、GlcNAc-C12を用いた場合には、ラクト/ネオラクト系列の糖鎖が伸長し、GalNAc-Thr-C12を用いた場合には、糖タンパク質のO-結合型糖鎖が伸長する。



【化1】

産業上の利用分野


本発明は、新規糖鎖プライマー、および、新規糖鎖プライマーの使用方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(I)で表される化合物。
式(I);Xyl-Am-L-R-X
(式中、Amは、SerまたはThrであり;
Lは、-C(O)-、または、-NH-であり;
Rは、炭素主鎖の炭素数が10から20であるアルキル基、または、前記アルキル基中の一部の-CH2-CH2-が-CH=CH-で置換されているアルキル基誘導体であり;
Xは、-H、または、-N3あって;
Xyl-Am結合は、Xylのヒドロキシル基とAmのヒドロキシル基との間で、アセタール結合、または、エーテル結合を形成し;
Am-L結合は、Amのカルボキシル基とLの-NH-との間で、または、Amのアミノ基またはカルバミル基とLの-C(O)-との間で、アミド結合を形成する。)
【請求項2】
Xyl-Am結合は、Xylの1位のヒドロキシル基とAmのヒドロキシル基との間で、アセタール結合を形成していることを特徴とする、請求項に記載の化合物。
【請求項3】
前記一般式(I)で表される化合物は、下記化学式(II)~(V)から選択される化合物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の化合物。
【化学式1】
【請求項4】
細胞内で糖鎖を合成するための糖鎖プライマーであって、
請求項1~のいずれか1項に記載の化合物である糖鎖プライマー。
【請求項5】
糖鎖を合成する方法であって、
糖鎖合成細胞に請求項に記載の糖鎖プライマーを投与する工程、
を含む合成方法。
【請求項6】
前記糖鎖合成細胞が、CHO細胞であることを特徴とする、請求項に記載の合成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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