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ペットフードの製造装置及びペットフードの製造方法 コモンズ 新技術説明会 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P110002156
整理番号 H22-035
掲載日 2011年4月5日
出願番号 特願2011-024890
公開番号 特開2012-161291
登録番号 特許第4911397号
出願日 平成23年2月8日(2011.2.8)
公開日 平成24年8月30日(2012.8.30)
登録日 平成24年1月27日(2012.1.27)
発明者
  • 岡本 芳晴
  • 田尻 雅之
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
  • 株式会社ビケイプ
発明の名称 ペットフードの製造装置及びペットフードの製造方法 コモンズ 新技術説明会 実績あり 外国出願あり
発明の概要


【課題】美味しくて健康によい食事をペットに対して手軽に与えることを可能にするペットフードの製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、ペットフード原料を混練して得られる混練材料を投入する材料投入口と、前記材料を押出口から押し出す押出成形部と、前記押出口から押し出された前記材料を所望長さに切断して材料粒を形成するカッターと、前記切断により落下した前記材料粒を受け止める位置に配置された収容器と、前記収容器に設けられ前記材料粒を攪拌する攪拌部と、前記攪拌部によって攪拌されている前記材料粒を加熱する加熱部と、前記加熱後の前記材料粒を前記収容器内で乾燥する乾燥部とを備えるペットフード製造装置が提供される。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


現在、国内において3000-4000万頭の犬猫が飼育されている。その7割以上が市販のペットフードを食している。市販のペットフードは、長期保存が可能であるという利点や、ペットに必要な栄養素がバランスよく配合されているという利点がある等の理由で広く利用されているが、その一方で、保存料・防腐剤・酸化防止剤等の添加物が大量に含まれていてペットの健康を害する可能性があったり、含有されている栄養素が化学物質の添加によるものであったりするという問題も指摘されている。



このような問題のために、市販のペットフードを使わずに、家庭において、手作りの食事を準備する飼い主も増えてきている。しかし、ペット用の食事を毎日準備するには多くの手間がかかり容易ではない。特に、旅行や出張の際に、ペットホテルや知人にペットを預ける場合があるが、その際に、数日分の食事を事前に準備したり、準備した食事を適切に与えるよう、ペットホテルや知人に指示したりすることは容易ではない。このような問題から、ペットの健康維持には手作り食が望ましいと考えていても、利便性を考慮して、ついつい市販のペットフードを利用してしまう飼い主も多い。



ところで、特許文献1には、無添加のペットフードの製造方法が記載されている。この文献では、複数の加熱処理工程と冷却処理工程を組み合わせることによって一年以上長期保存可能なペットフードの製造を可能としている。このような方法で製造されたペットフードは、添加物が含まれたペットフードよりもペットの健康にははるかに好ましいが、工程が複雑な分だけどうしても高価になってしまうという問題や、同一種類のペットフードを大量に生産することが想定されているため、個々のペットの健康状態・体質・好みに応じてペットフードの栄養成分・食感・味など変えることが難しいという問題がある。



また、特許文献2には、飼い主の希望に応じたペットフードの製造を可能にするペットフード製造方法が記載されている。この文献に記載の方法では、飼い主の希望に応じた材料でペットフードが製造されるので、個々のペットの健康状態・体質・好みにある程度対応することが可能である。しかし、この方法は、ペット関連ショップに設置された大規模な装置を用いて実施されるものであるので、ペットフードが必要になる度に、ペット関連ショップにまで足を運ぶ必要があり、また、添加剤が入ってない分、長期保存には限界があるので、一度に大量に購入することもできず、頻繁にペット関連ショップに出向く必要があり、面倒である。

産業上の利用分野


本発明は、ペットフードの製造装置及びペットフードの製造方法に関し、特に、ペットを飼っている各家庭で簡単に風味豊かなペットフードを製造することを可能にする製造装置及び製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ペットフード原料を混練して得られる混練材料を投入する材料投入口と、
前記材料を押出口から押し出す押出成形部と、
前記押出口から押し出された前記材料を所望長さに切断して材料粒を作成するカッターと、
前記切断により落下した前記材料粒を受け止める位置に配置された収容器と、
前記収容器内の前記材料粒を攪拌する攪拌部と、
前記攪拌部によって攪拌されている前記材料粒を加熱する加熱部と、
前記加熱後の前記材料粒を前記収容器内で乾燥する乾燥部を備え
前記加熱中に前記材料粒から発生し前記収容器の底部の開口部を通過した肉汁を回収する肉汁回収部と、
前記肉汁回収部で回収された前記肉汁を、前記収容器内で攪拌されている前記材料粒に対して噴霧する噴霧部をさらに備えるペットフード製造装置。

【請求項2】
ペットフード原料を混練して前記材料投入口に投入する前記混練材料を作成する混練機をさらに備える請求項1に記載の装置。

【請求項3】
前記加熱部は、マイクロ波照射によって前記材料粒を加熱する請求項1又は2に記載の装置。

【請求項4】
前記肉汁回収部で回収された前記肉汁に混合するオイルを収容するオイル入れをさらに備え、
前記噴霧部は、前記オイルが混合された肉汁を噴霧する請求項1~3の何れか1つに記載の装置。

【請求項5】
ペットフード原料を混練して混練材料を作成し、
前記材料を押出口を有する押出成形部に投入し、前記押出口から押し出し、
前記押出口から押し出された前記材料を所望長さに切断して材料粒を作成し、
前記切断により落下した前記材料粒を受け止める位置に配置された収容器に前記材料粒を収容し、
前記収容器内の前記材料粒を攪拌しながら、前記材料粒を加熱し、
前記加熱後の前記材料粒を前記収容器内で乾燥する工程を備え
前記加熱中に前記材料粒から発生し前記収容器の底部の開口部を通過した肉汁を回収し、
回収された前記肉汁を、前記収容器内で攪拌されている前記材料粒に対して噴霧する工程をさらに備えるペットフードの製造方法。

【請求項6】
前記噴霧の前に、前記肉汁回収部で回収された前記肉汁にオイルを混合する工程をさらに備える請求項に記載の方法。

【請求項7】
前記乾燥は、前記材料粒の水分量が5~15%になるように行われる請求項5又は6に記載の方法。
産業区分
  • 畜産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011024890thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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