TOP > 国内特許検索 > 保健指導システム

保健指導システム

国内特許コード P110002205
整理番号 S2009-0775-N0
掲載日 2011年4月7日
出願番号 特願2009-131445
公開番号 特開2010-277476
登録番号 特許第5445830号
出願日 平成21年5月29日(2009.5.29)
公開日 平成22年12月9日(2010.12.9)
登録日 平成26年1月10日(2014.1.10)
発明者
  • 安藤 昌彦
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 保健指導システム
発明の概要 【課題】保健指導システムにおいて、指導者及び参加者は、互いにコメントを書込むことができ、指導者は、参加者の体重数値及び参加者コメントに基づいて保健指導を行うことができるようにする。
【解決手段】保健指導システム1は、サーバ2と指導者用コンピュータ3と参加者用コンピュータ5とを備える。参加者用コンピュータ5のCPU5dは、参加者IDが認証され、体重数値が入力されたことに応じて、参加者ID、日付、及び該体重数値を関連付けてサーバ2の体重データテーブル92に記憶させ、参加者コメントが入力されたことに応じて、該参加者IDと該参加者コメントとを関連付けてサーバ2のコメントデータテーブル93に記憶させる。指導者用コンピュータ3のCPU3dは、指導者IDが認証され、指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けてコメントデータテーブル93に記憶させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



我が国では、肥満がもたらす心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病対策が問題視された結果、2008年4月から保健指導が義務化された。保健指導は、指導を受ける参加者に対して継続的に実施されるため、場所や時間などの制約を受けるという問題があった。そこで、保健指導は、場所や時間などの制約を受けにくい電子メールを用いて実施されることが多い。しかしながら、指導者は、電子メールを用いて複数の参加者を指導すると、電子メールのやり取りが頻繁になされるため、電子メールの管理が煩雑になるという問題があった。指導者は、電子メールの送受信や管理に手間がかかるため、複数の参加者に対して効率良くかつ適切に保健指導を行うことができない場合があった。





そこで、健診データや生活習慣データに基づいて、予め用意された保健指導の内容が選択されることにより、保健指導の質を保つ技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、所定のタイミングで測定された体重、摂取エネルギー、または消費エネルギーに基づいて行われる保健指導を支援する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、電子メールによる保健指導においては、参加者は、他の参加者の指導内容を参照にすることができなかった。そこで、参加者が、他の参加者の体重、体脂肪、または血圧等を参照することにより、健康の維持に努めることができる技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。





しかしながら、特許文献1に示される技術においては、指導者から指導を受ける者に対する保健指導の内容が選択されるものであり、指導者と指導を受ける者が互いにコメントをやり取りすることはできなかった。また、特許文献2に示される技術においては、体重、摂取エネルギー、または消費エネルギーに基づいて行われる保健指導を支援することができるが、指導を受ける者が摂取した食事の写真を保健指導に利用することができなかった。さらに、特許文献3に示される技術においては、参加者は、他の参加者に、自己の体重、体脂肪、または血圧等の具体的なデータを知られるという問題があった。

産業上の利用分野



本発明は、指導者が参加者の体重数値、参加者が摂取した食事の写真、及び参加者コメントに基づいて保健指導を行うことができ、参加者は、他の参加者についての保健指導の内容を参照することができる保健指導システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
電気通信回線を介して互いに接続される少なくとも3台のコンピュータを備えた保健指導システムにおいて、
サーバと、参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとを備え、
前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部と、該サーバ全体を制御するサーバ用制御手段とを備え、
前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段と、該指導者用コンピュータ全体を制御する指導者用制御手段とを備え、
前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段と、該参加者用コンピュータ全体を制御する参加者用制御手段とを備え、
前記記憶部は、
参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、
参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、
参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶し、
前記サーバ用制御手段は、
前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行い、
該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させ、
該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させ
該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定し、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成し、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出し、
さらに、該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出し、
該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた前記グループナンバーを特定し、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定し、
前記参加者用制御手段は、
前記参加者用表示手段に、前記変移グラフと前記増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された前記日付及び前記体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された前記参加者コメントまたは前記指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を表示させ、
該参加者用表示手段に、特定された全ての前記参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を表示させ、
該参加者データ表示画面に、該体重数値を表示させないことを特徴とした保健指導システム。

【請求項2】
前記記憶部は、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶し、
前記参加者用コンピュータは、前記食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、
前記参加者用制御手段は、
前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させ、
前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面は、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えることを特徴とした請求項に記載の保健指導システム。

【請求項3】
前記指導者用制御手段は、前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に該個人データ表示画面または該参加者データ表示画面を表示させることを特徴とした請求項1又は請求項に記載の保健指導システム。

【請求項4】
参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとに電気通信回線を介して接続されるサーバを用いて保健指導を行う保健指導プログラムにおいて、
前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部を備え、
前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段とを備え、
前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段とを備え、
前記記憶部に、参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶させるステップと、
前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行わせるステップと、
該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させるステップと、
該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させるステップと、
該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定させ、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成させ、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出させるステップと、
該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出させるステップと、
該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、該変移グラフと該増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された該日付及び該体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された該参加者コメントまたは該指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、
該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた該グループナンバーを特定させ、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定させるステップと、
該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、特定された全ての該参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、
該参加者データ表示画面に該体重数値を表示させないステップと、を前記サーバに実行させることを特徴とした保健指導プログラム。

【請求項5】
前記参加者用コンピュータは、食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、
前記記憶部に、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、前記食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶させるステップと、
前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させるステップと、
前記参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面に、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えさせるステップと、を前記サーバに実行させることを特徴とした請求項に記載の保健指導プログラム。

【請求項6】
前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に該個人データ表示画面または該参加者データ表示画面を表示させるステップを前記サーバに実行させることを特徴とした請求項4又は請求項に記載の保健指導プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 5L099AA15
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009131445thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close