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神経細胞の製造方法及び神経細胞分化促進剤

国内特許コード P110002236
整理番号 114
掲載日 2011年4月8日
出願番号 特願2010-223472
公開番号 特開2012-075380
登録番号 特許第5784296号
出願日 平成22年10月1日(2010.10.1)
公開日 平成24年4月19日(2012.4.19)
登録日 平成27年7月31日(2015.7.31)
発明者
  • 西原 祥子
  • 佐々木 紀彦
出願人
  • 学校法人 創価大学
発明の名称 神経細胞の製造方法及び神経細胞分化促進剤
発明の概要 【課題】薬剤を用いて幹細胞を神経細胞へと迅速に分化させることを含む、安全性に優れた神経細胞を製造する方法を提供する。
【解決手段】胚様体と硫酸化阻害物質とを接触させ、該胚様体中における糖鎖の硫酸化を抑制して該胚様体の神経細胞への分化を促進することを含む、神経細胞の製造方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


胚性幹細胞(ES細胞)や誘導多能性幹細胞(iPS細胞)は、生体に存在する様々な細胞に分化する能力(分化多能性)を有した状態で長期にわたり継代培養することができるという性質をもつ。したがって、細胞移植が有効な治療方法として期待される白血病、パーキンソン病等の治療にこれらの幹細胞を用いることが期待されている。



多能性幹細胞を用いた細胞移植療法においては、多能性幹細胞を目的とする細胞又はその前駆細胞に分化誘導した上で移植する必要がある。例えば、パーキンソン病の治療にあたっては、多能性幹細胞を神経細胞又はその前駆細胞へと分化誘導し、これを患者に移植することになる。これまで多能性幹細胞の分化誘導には、主に遺伝子導入や遺伝子改変といった分子生物学的手法が報告されているが(例えば、非特許文献1)、分化誘導された細胞の安全性が懸念され、実用化には至っていない。また、上記分子生物学的手法は熟練した技術と高価な試薬類を要する一方、多能性幹細胞の分化誘導速度は比較的緩やかである。

産業上の利用分野


本発明は、胚様体から神経細胞を製造する方法に関する。また、本発明は前記製造方法に用いうる神経細胞分化促進剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
胚様体と塩素酸塩とを接触させ、該胚様体中における糖鎖の硫酸化を抑制して該胚様体の神経細胞への分化を促進することを含む神経細胞の製造方法であって、
さらに胚様体とレチノイン酸とを接触させる工程を含む、製造方法

【請求項2】
塩素酸塩を含有する培地で胚様体を培養することにより胚様体と塩素酸塩とを接触させる、請求項1に記載の製造方法。

【請求項3】
胚様体が哺乳類のES細胞又は哺乳類の人工多能性幹細胞に由来する、請求項1又は2に記載の製造方法。

【請求項4】
塩素酸塩及びレチノイン酸を有効成分として含有する神経細胞分化促進剤。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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