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金属回収方法および金属回収装置

国内特許コード P110002403
整理番号 S2009-0770-N0
掲載日 2011年4月15日
出願番号 特願2009-145361
公開番号 特開2011-001596
登録番号 特許第4695206号
出願日 平成21年6月18日(2009.6.18)
公開日 平成23年1月6日(2011.1.6)
登録日 平成23年3月4日(2011.3.4)
発明者
  • 金子 達雄
  • 金子 麻衣子
  • 河添 宏
出願人
  • 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
  • 日立化成工業株式会社
発明の名称 金属回収方法および金属回収装置
発明の概要

【課題】金属イオンを吸着した吸着剤から金属を回収するための新規な方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、イオンが移動可能な物質に接するように配置された第1および第2の電極21および22の間に、第1の電極21がカソードとなるように電圧を印加する工程(i)を含む。その物質は、金属のイオンを吸着した高分子を含有する吸着剤(ゲル11)を含む。その高分子が、スイゼンジノリから抽出される高分子と同じ構成単位を含む高分子である。工程(i)において、第1の電極21は吸着剤に接するように配置されている。工程(i)の電圧印加によって第1の電極21の表面に上記金属を析出させる。
【選択図】図2B

従来技術、競合技術の概要


レアメタルなどの金属は埋蔵量が限られているため、資源を有効にリサイクルすることが重要である。また、重金属などの有害金属については、工場などから排出される廃液から回収することが必要になる。



溶液中の金属イオンを吸着する方法として、藻類を用いた方法が提案されている。たとえば、クロレラなどを用いて希土類元素のイオンを吸着する方法が提案されている(特許文献1)。また、淡水性藍藻類であるスイゼンジノリから抽出される高分子が金属イオンを吸着することが報告されている(特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は、金属回収方法および金属回収装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(i)イオンが移動可能な物質に接するように配置された第1および第2の電極の間に、前記第1の電極がカソードとなるように電圧を印加する工程を含み、
前記物質は、金属のイオンを吸着した高分子を含有する吸着剤を含み、
前記高分子が、スイゼンジノリから抽出される高分子と同じ構成単位を含む高分子であり、
前記(i)の工程において、前記第1の電極は前記吸着剤に接するように配置されており、
前記(i)の工程において、前記電圧を印加することによって前記第1の電極の表面に前記金属を析出させる、金属回収方法。

【請求項2】
前記吸着剤が、前記高分子を含むゲルである、請求項1に記載の金属回収方法。

【請求項3】
前記吸着剤が、イオン透過膜と前記イオン透過膜によって保持された前記高分子とを含む、請求項1に記載の金属回収方法。

【請求項4】
前記(i)の工程ののちに、
(ii)前記金属が析出した前記第1の電極を前記吸着剤から離して、前記第1の電極の表面から前記金属を回収する工程をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の金属回収方法。

【請求項5】
前記(i)の工程は、
(i-a)前記イオンを含む溶液と前記吸着剤とを接触させる工程と、
(i-b)前記(i-a)の工程を経た前記吸着剤に接するように前記第1の電極が配置され且つ前記物質に接するように前記第2の電極が配置された状態で、前記第1の電極がカソードとなるように前記第1および第2の電極に電圧を印加することによって前記第1の電極の表面に前記金属を析出させる工程と、を含む、請求項1~4のいずれか1項の記載の金属回収方法。

【請求項6】
金属のイオンを吸着可能な高分子を含有する吸着剤と、第1および第2の電極とを含み、
前記第1の電極が前記吸着剤に接するように配置可能であり、
前記高分子が、スイゼンジノリから抽出される高分子と同じ構成単位を含む高分子である、金属回収装置。

【請求項7】
前記吸着剤が、前記高分子を含むゲルである、請求項6に記載の金属回収装置。

【請求項8】
前記吸着剤を含む物質であってイオンが移動可能な物質が配置された容器をさらに含み、
前記第2の電極が前記物質に接するように配置可能である、請求項6または7に記載の金属回収装置。

【請求項9】
前記イオンを含む溶液が流れる流路であって前記溶液が前記吸着剤に接触するように前記容器に接続された流路とをさらに含む、請求項6または7に記載の金属回収装置。

【請求項10】
前記第1の電極と第2の電極との間に直流電圧を印加するための電源をさらに含む、請求項6~9のいずれか1項に記載の金属回収装置。
産業区分
  • 冶金、熱処理
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2009145361thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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