TOP > 国内特許検索 > 配電線路の自動電圧調整装置及び方法

配電線路の自動電圧調整装置及び方法

国内特許コード P110002451
掲載日 2011年4月20日
出願番号 特願2010-259961
公開番号 特開2012-114989
登録番号 特許第5601521号
出願日 平成22年11月22日(2010.11.22)
公開日 平成24年6月14日(2012.6.14)
登録日 平成26年8月29日(2014.8.29)
発明者
  • 青木 睦
  • 関崎 真也
  • 重藤 貴也
  • 坂口 琢磨
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
  • 中部電力株式会社
発明の名称 配電線路の自動電圧調整装置及び方法
発明の概要 【課題】太陽光発電システムを備えた配電系統において、配電線路の電圧を所定電圧に調整する自動電圧調整装置であって、発電システムの出力変動を予測して、自動電圧調整装置がその変動の影響を受け難いように予め対応することにより、発電システムの出力変動に自動電圧調整装置の動作が追随できず、需要家20における受電電圧が適正範囲から逸脱するのを抑制する。
【解決手段】太陽光発電システムの発電出力を推定するべく、日射量を検出する日射センサ30を設け、該センサによって検出された日射量に応じて、自動電圧調整装置の電圧調整のための基準電圧を予め決められた適正範囲内で所定量だけシフト制御し、日射量が多いときは基準電圧を高めに、日射量が少ないときは基準電圧を低めに、それぞれシフト制御する基準電圧発生回路11を備える。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



配電系統では、配電用変電所から需要家に向かって電流が流れるため、配電用変電所から遠ざかるにつれて電圧降下が生じ、需要家における受電電圧が低下する。そのため、配電線路の途中に自動電圧調整装置を設置して、需要家における受電電圧が適正値となるように調整している。かかる技術の一つが下記特許文献1に開示されている。

産業上の利用分野



本発明は、自然エネルギー利用発電システムを備えた配電系統において、配電線路の電圧をある幅を持った所定電圧に調整する自動電圧調整装置及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
自然エネルギー利用発電システムを備えた配電系統において、配電線路の電圧をある幅を持った所定電圧に調整する自動電圧調整装置であって、
自然エネルギー利用発電システムの発電出力を推定するべく、自然エネルギーの発生量を検出する自然エネルギーセンサを設け、
該センサによって検出された自然エネルギーの発生量に応じて、前記自動電圧調整装置の電圧調整のための基準電圧を予め決められた適正範囲内で所定量だけシフト制御し、自然エネルギーの発生量が多いときは基準電圧を高めに、自然エネルギーの発生量が少ないときは基準電圧を低めに、それぞれシフト制御する基準電圧発生回路を備える
ことを特徴とする配電線路の自動電圧調整装置。

【請求項2】
請求項1の配電線路の自動電圧調整装置において、
前記シフト制御における所定量dVは、下記数式1に基づいて決定され、自動電圧調整装置によって調整される電圧Vrは、下記数式2に基づいて決定されることを特徴とする配電線路の自動電圧調整装置。
[数1]
dV=(Vmax - Vmin) × (Ins - 0.5)
[数2]
basis - Vdb/2 + dV < Vr < Vbasis + Vdb/2 + dV
但し、
dVは、シフト制御される所定量、
maxは、所定時間内において自動電圧調整装置によって調整される電圧の最大値、
minは、所定時間内において自動電圧調整装置によって調整される電圧の最小値、
Insは、自然エネルギー利用発電システムの推定出力(出力が最大のとき「1」、最小のとき「0」、中間のとき「0.5」)
basisは、シフト制御する前の基準電圧、
dbは、基準電圧に対する高・低両側の不感帯幅の合計(不動作範囲)、
Vrは、自動電圧調整装置によって調整される電圧である。

【請求項3】
請求項1又は2の配電線路の自動電圧調整装置において、
前記自然エネルギー利用発電システムは太陽光発電システムであり、
自然エネルギー利用発電システムの推定出力は、配電線路周辺に設置された日射センサの出力であることを特徴とする配電線路の自動電圧調整装置。

【請求項4】
自然エネルギー利用発電システムを備えた配電系統において、配電線路の電圧をある幅を持った所定電圧に調整する電圧調整方法であって、
配電系統内に設置された自然エネルギー利用発電システムの発電出力を推定し、
その推定出力に応じて、前記電圧調整における基準電圧を予め決められた適正範囲内で所定量だけシフト制御し、前記推定出力が大きいときは高めに、前記推定出力が小さいときは低めに、それぞれシフト制御する
ことを特徴とする配電線路の電圧調整方法。
産業区分
  • その他電子
  • 発電、電動
  • 送配電
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010259961thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close