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編集支援プログラムおよびプログラム編集の支援方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110002665
掲載日 2011年5月24日
出願番号 特願2005-056804
公開番号 特開2006-243987
登録番号 特許第5164032号
出願日 平成17年3月2日(2005.3.2)
公開日 平成18年9月14日(2006.9.14)
登録日 平成24年12月28日(2012.12.28)
発明者
  • ニコライ ミレンコフ
  • 吉岡 廉太郎
  • 渡部 有隆
出願人
  • 公立大学法人会津大学
発明の名称 編集支援プログラムおよびプログラム編集の支援方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】 複数のコンポーネントからなるプログラムであって、各コンポーネントを理解し利用するのに便利な自己説明型プログラムを提供する。
【解決手段】 計算を構成する一連の処理の空間的関係および時間的関係を規定する計算スキームの要素と、計算の各ステップで行なう処理を表す計算式および変数の要素と、計算に用いるデータの入力および計算結果の出力に関する処理の要素と、の各要素によって分解され構造化されて保存され、これらの要素ごとの情報を取得できるように構成される。要素ごとの情報は、画像、グラフィックス、アニメーションなどを含むマルチメディア言語を用い、サイバーフィルムとして構成する。
【選択図】 図37

従来技術、競合技術の概要


大規模なソフトウェア・システムの開発では、機能を細分化しそれぞれの機能単位でソフトウェアコンポーネントを実装し、それらコンポーネントの組み合わせと連携によってシステム全体を構築するのが一般的である。このような開発では、それぞれのコンポーネントがどのようなデータと機能を持つべきかを規定するコンポーネント構造と、それらのコンポーネントが連携し合うための環境からなる、コンポーネントモデルを定義することが必要である。これまでに様々なコンポーネントモデルが提唱され、利用されてきた。現在、最も広く利用されているソフトウェアのコンポーネントモデルとしてCORBA、COM+、Enterprise Java Beans(商標)がある。



上述したようなコンポーネントモデルを再利用するには、そのコンポーネントの機能、利用方法、内部動作を理解する必要がある。従来のコンポーネントでは、一般に、コンポーネントが提供する機能を利用するのに必要最低限の情報がインターフェイス定義として記録されている。すなわち、コンポーネントが提供する関数の名前とその引数のデータ型が記録されている。その他には、コンポーネントの作成者、作成日、バージョン等の情報も記録されている。



しかし、コンポーネントがどのような機能を持ち、どのような内部処理を行なっているのか、どのようにそれらの機能にアクセスでき、どのように拡張できるかなど、そのコンポーネントを理解、利用または拡張するのに必要な情報は、コンポーネントには含まれず、仕様書やマニュアルとして記載されている。



一方、コンピュータサイエンスにおいて、アルゴリズムを学習するためのツールとして、アルゴリズムのフローチャートの作成によるもの(特許文献1参照)、サイバーフィルムによるもの(非特許文献1~3参照)が知られている。

【特許文献1】特開平8-110754号公報

【非特許文献1】Yutaka Watanobe, Rentaro Yoshioka, Nikolay N. Mirenkov著、"Self-Explanatory Components to Study Algorithms", THE JOURNAL OF THREE DIMENSIONAL IMAGES 三次元映像のフォーラム, vol.16-No.4, 2002年12月, p.231-236

【非特許文献2】R. Yoshioka, N. Mirenkov著、"Visual computing within environment of self-explanatory components", Soft Computing 7, Springer-Verlag 2002年, p.20-32

【非特許文献3】Rentaro Yoshioka, Nikolay N. Mirenkov, Yuho Tuchida, Yutaka Watanobe著、"Visual Notation of Film Language System", DMS Proceedings of The Eighth International Conference on Distributed Multimedia Systems, 2002年9月, p.648-655

産業上の利用分野


この発明は、コンピュータを利用するプログラム、プログラム改変方法、改変管理方法およびコンピュータ処理方法に関し、特に、自己説明型コンポーネントモデルによる処理に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
計算を構成する一連の処理の空間的関係および時間的関係を規定する計算スキームの要素と、計算の各ステップで行なう処理を表す計算式および変数の要素と、計算に用いるデータの入力および計算結果の出力に関する処理の要素と、の少なくとも3個の要素をそれぞれに含む複数の自己説明型コンポーネントからなってコンピュータに計算を実行させる自己説明型プログラムを編集する編集支援プログラムであって、
コンピュータが、前記複数の自己説明型コンポーネントそれぞれについて、前記少なくとも3個の要素それぞれの情報を、マルチメディア言語を用いてディスプレイに表示
コンピュータが、前記少なくとも3個の要素それぞれに個別に、それらの要素の変更の入力を受けて、その変更を行い、変更した内容を保存する
ように機能させることを特徴とする編集支援プログラム。

【請求項2】
前記マルチメディア言語は、画像、グラフィックス、アニメーションのうちの少なくとも1種類を用いて表示するものであること、を特徴とする請求項1に記載の編集支援プログラム。

【請求項3】
前記要素ごとの情報は、サイバーフィルムとして構成されていること、を特徴とする請求項2に記載の編集支援プログラム。

【請求項4】
複数のソフトウェアコンポーネントを有して構成されるプログラムの編集を支援するプログラム編集支援方法であって、
前記ソフトウェアコンポーネントそれぞれが、計算を構成する一連の処理の空間的関係および時間的関係を規定する計算スキームの要素と、計算の各ステップで行なう処理を表す計算式および変数の要素と、計算に用いるデータの入力および計算結果の出力に関する処理の要素と、の少なくとも3個の要素を含み、
前記コンピュータが、保存されている複数のソフトウェアコンポーネントから少なくとも一つのソフトウェアコンポーネントを検索して読み込むステップと、
前記コンピュータが、前記読み込みステップで読み込まれたソフトウェアコンポーネントを一連のマルチメディアシーンとして、少なくとも図形および文字を組み合わせてディスプレイに動的に表示する表示ステップであって、前記ソフトウェアコンポーネントの前記少なくとも3個の要素を表示する表示ステップと、
前記コンピュータが、前記少なくとも3個の要素それぞれに個別に、それらの要素の変更の入力を受けて、その変更を行い、変更した内容を保存するステップと、
を実行することを特徴とするプログラム編集の支援方法。

【請求項5】
複数のソフトウェアコンポーネントを有して構成されるプログラムの編集を支援する編集支援プログラムであって、
前記複数のソフトウェアコンポーネントそれぞれが、計算を構成する一連の処理の空間的関係および時間的関係を規定する計算スキームの要素と、計算の各ステップで行なう処理を表す計算式および変数の要素と、計算に用いるデータの入力および計算結果の出力に関する処理の要素と、の少なくとも3個の要素を含み、
コンピュータに、
メモリに保存されている複数のソフトウェアコンポーネントから少なくとも一つのソフトウェアコンポーネントを検索して読み込むステップを実行させ、
前記読み込みステップで読み込まれたソフトウェアコンポーネントを一連のマルチメディアシーンとして、少なくとも図形および文字を組み合わせてディスプレイに動的に表示する表示ステップであって、前記ソフトウェアコンポーネントの前記少なくとも3個の要素を表示する表示ステップを実行させ、更に、
前記少なくとも3個の要素それぞれに個別に、それらの要素の変更の入力を受けて、その変更を行い、変更した内容を保存するステップを実行させる、
ことを特徴とする編集支援プログラム。
産業区分
  • 演算制御装置
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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