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対象物のタグ情報と位置情報とを特定するための無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム コモンズ

国内特許コード P110002669
掲載日 2011年5月24日
出願番号 特願2006-005599
公開番号 特開2007-188279
登録番号 特許第5048247号
出願日 平成18年1月13日(2006.1.13)
公開日 平成19年7月26日(2007.7.26)
登録日 平成24年7月27日(2012.7.27)
発明者
  • 石山 晶一
  • 一澤 泰平
  • 土佐 雅人
  • 程 子学
出願人
  • 公立大学法人会津大学
発明の名称 対象物のタグ情報と位置情報とを特定するための無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム コモンズ
発明の概要 【課題】 無線ICタグを有する人や物等の対象物に関する個体情報(タグ情報)と、その対象物の位置情報とを関連づけて記録し、判断することが可能な対象物のタグ情報と位置情報とを特定するための無線ICタグ用タグ情報読み書きシステムを提供すること。
【解決手段】 本発明に係る無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム1は、無線ICタグとのデータ交信に用いられるアンテナ3と対象物の存在を検出する対物検出センサ4とが一体に形成されるセンサ・アンテナユニット2と、無線ICタグに対し、アンテナ3を介してタグ情報の読み込みまたは書き込みを行うタグ情報読み書き手段5とを有している。タグ情報読み書き手段5は、対物検出センサ4により対象物が検出されたことを条件としてタグ情報の読み込みまたは書き込み動作を開始する。
【選択図】 図3
従来技術、競合技術の概要


今日では、人や物に関する個体情報等をタグ情報として無線ICタグに記録させ、必要に応じてこれらのタグ情報(個体情報)を非接触で無線ICタグより読み取ることによって、迅速に人や物の認証判断等を行うシステムが開発されている。具体的には、無線ICタグを、無線ICタグの探索動作を行っているRF-IDリーダやRF-IDライタのアンテナに意識的にかざすことによって、無線ICタグの個体情報(タグ情報)がRF-IDリーダ/ライタにより読み込み/書き込みされる構成となっている。



RF-IDリーダ/ライタは、一般的にアンテナから10cm程度の近距離でのみ無線ICタグとのデータ交信が可能であり、ユーザが無線ICタグを意識的にアンテナにかざすことによって、データの交信を行うことが可能となっている。



一方で、データ交信距離を広げるために、無線ICタグの電波を強くすることによってアンテナから20m程度の中距離までデータ交信が可能な製品が開発されている。さらに、RF-IDリーダ/ライタに対して複数のアンテナを設置することにより無線ICタグとのデータ交信可能範囲を広範囲へ広げようとする試みもなされている。



しかしながら、RF-IDリーダ/ライタが複数のアンテナを有する場合には、一のアンテナによりデータの読み書きが行われた無線ICタグが、他のアンテナにおいて再度認識されてしまい、重複したデータの読み書きが行われてしまうおそれがあるという問題があった。このような重複した読み書きを防止するために、RF-IDリーダ/ライタに対して無応答の状態となるディープスリープ状態を無線ICタグに設け、RF-IDリーダ/ライタが他の無線ICタグと通信を行っている場合にその通信の妨害となることを防止すると共に、RF-IDリーダ/ライタにより重複認識されることを防止する方法が考案されている(例えば、特許得文献1参照)。



また、複数のRF-IDリーダ/ライタを設けた場合、アンテナの近接するRF-IDリーダ/ライタが同時に動作した場合に電波干渉等が生じてしまい、正しく無線ICタグのタグ情報を読み書きすることができないおそれがあった。このような電波干渉を回避するために、例えば隣り合うアンテナから同時に電波が出力されないように、隣り合うアンテナの動作を交互に切替える方法が考案されている(例えば、特許文献2参照)。



一方で、無線ICタグとRF-IDリーダ/ライタとを用いることによって、対象物(人や物)の空間位置に関する情報(位置情報)を取得しようとする試みがなされている。



例えば、無線ICタグとRF-IDリーダ/ライタとのデータ交信に利用される電波の到来方向に基づいて、人や物の位置情報を取得しようとする方法(例えば、特許文献3参照)や、無線ICタグを建物、歩道等に多数設置するとともに、無線ICタグに緯度、経度等の位置情報を記録させ、RF-IDリーダで無線ICタグの位置情報を読み取ることによって現在位置を求める方法などが考案されている(例えば、特許文献4参照)。
【特許文献1】
特開2005-102215号公報(第4-5頁)
【特許文献2】
特開2005-157645号公報(第3-4頁、第2図)
【特許文献3】
特開2005-291916号公報(第3-4頁)
【特許文献4】
特開2005-189225号公報(第8-10頁)

産業上の利用分野


本発明は、無線ICタグとのデータ交信に用いられるアンテナと、アンテナを介して無線ICタグにタグ情報の読み込みまたは書き込みを行うタグ情報読み書き手段とを有する対象物のタグ情報と位置情報とを特定するための無線ICタグ用タグ情報読み書きシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
無線ICタグとのデータ交信に用いられるアンテナと対象物の存在を検出する対物検出センサとが一体に形成された複数のセンサ・アンテナユニットと、
前記無線ICタグに対し、前記アンテナを介してタグ情報の読み込みまたは書き込みを行う、前記センサ・アンテナユニットの数より少ない数の複数のタグ情報読み書き手段と、
前記複数のセンサ・アンテナユニットアンテナと前記複数タグ情報読み書き手段とが接続手段を介してそれぞれ接続され、該接続手段により接続状態が切り替えられることにより、一のアンテナと一のタグ情報読み書き手段とを一組として接続させることができ、異なる組み合わせで複数組の接続を同時に行うことが可能なマトリックス式のアンテナ接続手段と、
該アンテナ接続手段の前記接続手段を制御することにより接続状態の切り替えを行う処理手段と、
を備え、
前記対物検出センサは、前記センサ・アンテナユニットを識別するための識別情報を有し、
前記処理手段は、前記対物検出センサが前記対象物を検出した場合に当該対物検出センサより前記識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて前記接続手段を制御することにより、前記対象物を検出した対物検出センサにおける前記センサ・アンテナユニットのアンテナと、いずれかの前記タグ情報読み書き手段とを接続させて、前記タグ情報の読み込み動作または書き込み動作を行わせること
を特徴とする無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム。

【請求項2】
前記複数のセンサ・アンテナユニットの配設位置と前記複数のセンサ・アンテナユニットの識別情報とが関連づけられた配設位置変換テーブルを記録する変換テーブル記録手段と、
前記タグ情報読み書き手段により読み出された前記無線ICタグのタグ情報を前記対象物に関するタグ情報として記録する情報記録手段とを備え、
前記処理手段は、前記対象物を検出した前記対物検出センサより取得された前記識別情報と、前記配設位置変換テーブルの配設位置の情報とに基づいて、前記対象物を検出した前記対物検出センサの配設位置を前記対象物の位置情報として特定し、前記情報記録手段に、前記対象物に関する前記タグ情報と前記位置情報とを関連づけて記録すること
を特徴とする請求項1に記載の無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム。

【請求項3】
前記処理手段は、
前記対象物に関する前記タグ情報と前記位置情報とに加えて、前記タグ情報の検出時間を時間情報として関連づけて記録させることにより、前記情報記録手段に履歴情報を記録させ、
前記タグ情報に基づいて特定される前記対象物の移動速度を、前記情報記録手段に記録される位置情報と時間情報との履歴情報に基づいて算出し、
算出された移動速度に基づいて、前記対象物が次に電波取得可能範囲に入りそうなアンテナと前記タグ情報読み書き手段とが接続されるように、前記アンテナ接続手段の接続手段を制御すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線ICタグ用タグ情報読み書きシステム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006005599thum.jpg
出願権利状態 登録
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