TOP > 国内特許検索 > 不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法

不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110002723
整理番号 H20-015
掲載日 2011年6月6日
出願番号 特願2008-268748
公開番号 特開2010-095654
登録番号 特許第5300053号
出願日 平成20年10月17日(2008.10.17)
公開日 平成22年4月30日(2010.4.30)
登録日 平成25年6月28日(2013.6.28)
発明者
  • 沼田 ゆかり
出願人
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】長期的な空気中での乾燥に耐え、さまざまな機能性が付与された不揮発性バクテリアセルロースゲルを提供する。
【解決手段】水溶性高分子化合物の水溶液中でバクテリアセルロースゲルを加熱して、水溶液中の水とともにバクテリアセルロースゲル中の水を蒸発させることで、バクテリアセルロースゲル中の水をポリエチレングリコールなどの高分子化合物に置換して不揮発性バクテリアセルロースゲルを得る。このゲルは医療や医薬、化粧品などの分野に応用できる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


微生物がセルロースを産出することは古くから知られ、係る微生物が産出するセルロースをバクテリアセルロースと称する。バクテリアセルロースは分散媒が水であるハイドロゲルとして産出され、生分解性、生体適合性、保水性などで優れた性質を有し、機能性材料として期待されている。



たとえば、バクテリアセルロースゲルを乾燥して得られるシートは弾性率が極めて高く、力学特性を活用しようとする試みもいくつか提案されている(例えば、特許文献1)。



また、バクテリアセルロースの極めて微細かつ緻密なネットワークを形成した三次元交差構造体よりなる繊維集合体も注目され、繊維強化複合材料としての利用方法に関する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。



ゲルとして利用するものとしては、特許文献3記載のアセトバクター属が産出するバクテリアセルロースをシート状に構成して、医療用パットに利用するものが公知である。



しかしながら、バクテリアセルロースをゲル材料として利用するには、乾燥や圧縮により水が抜け出てしまい、ゲルとして機能しなくなることが問題である。

【特許文献1】特開昭63-295793号公報

【特許文献2】特開2006-36926号公報

【特許文献3】特開昭59-120159号公報

産業上の利用分野


本発明は、バクテリアセルロースゲルと水溶性高分子化合物を用いて製造した不揮発性バクテリアセルロースゲル及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Acetobacter xylinumを静置培養して得られるバクテリアセルロースゲルを高分子化合物水溶液であるポリエチレングリコールとともに加熱することで、バクテリアセルロースゲルが含有する水を蒸発させて高分子化合物に置換する工程を備えることを特徴とする不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法。

【請求項2】
加熱前の物性が室温で液体の前記ポリエチレングリコールを選択した場合は、加熱後の物性が室温でゲル状態の不揮発性バクテリアセルロースゲルを製造し、
加熱前の物性が室温で固体の前記ポリエチレングリコールを選択した場合は、加熱後の物性が室温で固形物の不揮発性バクテリアセルロースゲルを製造することを特徴とする請求項1記載の不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法

【請求項3】
前記ポリエチレングリコールの分子量の選択により、固形状態とゲル状態とを可逆的に変化させる応答温度が異なる不揮発性バクテリアセルロースゲルを製造することを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性バクテリアセルロースゲルの製造方法
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008268748thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は,下記「問合せ先」にご連絡下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close