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衝撃波加工装置

国内特許コード P110002727
整理番号 S2010-0105-N0
掲載日 2011年6月6日
出願番号 特願2009-260795
公開番号 特開2011-103796
登録番号 特許第5526428号
出願日 平成21年11月16日(2009.11.16)
公開日 平成23年6月2日(2011.6.2)
登録日 平成26年4月25日(2014.4.25)
発明者
  • 伊東 繁
出願人
  • 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 衝撃波加工装置
発明の概要 【課題】食品等の被加工物に衝撃波を作用させることで被加工物の加工を行う構成において、比較的小さなエネルギーによっても食品等の加工に十分な強度の衝撃波を発生させることで、汎用性の向上を図る。
【解決手段】被加工物2に衝撃波を作用させることにより、被加工物2を加工する衝撃波加工装置1は、衝撃波を伝播させる伝達媒体5が充填される空洞4を形成するとともに、少なくとも伝達媒体5よりも高い音響インピーダンスを有する高音響インピーダンス材料により構成される容器3を備え、空洞4内に被加工物2を収容した状態で、容器3が空洞4の外側から空洞4内に衝撃波を発生させるための衝撃を受けることにより、容器3および伝達媒体5を介して被加工物2に衝撃波を作用させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



従来、果物や野菜や穀類等の食品(食材)の加工方法として、衝撃波を用いる方法がある(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、衝撃波は、音速を超える速さで伝わる圧力変化の波であり、この衝撃波が食品に作用することにより、食品が収縮し、続いてその反動で食品が一気に膨張する。この衝撃波の力による収縮と膨張により、食品の細胞壁等が破壊され、食品が軟化あるいは粉体化させられる。こうした衝撃波を用いる食品の加工方法によれば、処理時間が短くなることから、加工にともなって生じる熱に起因して食品の栄養価が損なわれることがなく、また、簡単に加工することが可能となる。





このように食品の加工に用いられる衝撃波を発生させるための手段の一つとして、爆発を利用する方法が挙げられる。爆発を利用する方法によれば、食品に作用させる衝撃波について、食品の加工のために十分な強度を容易に得ることができる。しかし、衝撃波を発生させるために爆発を利用する方法は、汎用性に欠け、一般家庭における料理等のための食品の加工に適用することが困難である。





そこで、衝撃波を発生させるための手段として、電気パルス等の電気エネルギーを利用する方法がある(例えば、特許文献2参照)。かかる方法によれば、衝撃波を用いる食品の加工について汎用性を向上させることができ、一般家庭への導入の可能性も高まる。しかしながら、電気エネルギーを利用する方法であっても、食品の加工のために十分な強度の衝撃波を発生させるためには、必要なコンデンサの容量が大きいこと等に起因して、衝撃波を発生させるための装置が大型化し、やはり一般家庭への導入が困難であるのが現状である。

産業上の利用分野



本発明は、果物や野菜や穀類等の食品等の被加工物に衝撃波を作用させることにより、被加工物の加工を行う衝撃波加工装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被加工物に衝撃波を作用させることにより、被加工物を加工する衝撃波加工装置であって、
衝撃波を伝播させる伝達媒体が充填される空洞を形成するとともに、少なくとも前記伝達媒体よりも高い音響インピーダンスを有する高音響インピーダンス材料により構成される伝達容器部を備え、
前記伝達容器部には、前記伝達媒体が充填されるとともに衝撃波を発生させるための衝撃波発生空間を形成する衝撃波発生室が隣接形成されており、
前記空洞および前記衝撃波発生空間は、前記高音響インピーダンス材料である金属により構成された壁部を介して互いに区画された状態で形成されており、
前記空洞内に被加工物を収容した状態で、前記伝達容器部が前記空洞の外側から前記空洞内に衝撃波を発生させるための衝撃を受けることにより、前記壁部から前記伝達容器部および前記伝達媒体を介して被加工物に衝撃波を作用させることを特徴とする衝撃波加工装置。

【請求項2】
前記衝撃波発生室は、衝撃波を発生させるための手段として、所定の間隔を隔てて互いに対向した状態で配置される少なくとも一対の電極を備え、該電極によって放電を行うことにより、衝撃波を発生させる、
ことを特徴とする請求項に記載の衝撃波加工装置。

【請求項3】
前記衝撃波発生室は、衝撃波を発生させるための手段として、前記伝達容器部に機械的な衝撃力を作用させる打撃装置を備え、該打撃装置により、衝撃波を発生させる、
ことを特徴とする請求項に記載の衝撃波加工装置。

【請求項4】
前記衝撃波発生室は、衝撃波を発生させるための手段として、爆薬を備え、該爆薬を爆発させることにより、衝撃波を発生させる、
ことを特徴とする請求項に記載の衝撃波加工装置。

【請求項5】
前記空洞内に充填される前記伝達媒体は液体であり、該液体内に気泡を発生させる気泡発生手段を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の衝撃波加工装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009260795thum.jpg
出願権利状態 登録
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