TOP > 国内特許検索 > モジュール化人工骨

モジュール化人工骨

国内特許コード P110002773
整理番号 RP01P12
掲載日 2011年6月8日
出願番号 特願2000-046450
公開番号 特開2001-231797
登録番号 特許第4431668号
出願日 平成12年2月23日(2000.2.23)
公開日 平成13年8月28日(2001.8.28)
登録日 平成22年1月8日(2010.1.8)
発明者
  • 田中 順三
  • 菊池 正紀
  • 生駒 俊之
  • 太田 邦博
  • 横山 能周
出願人
  • 国立研究開発法人物質・材料研究機構
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • タマチ工業株式会社
  • アエモテック株式会社
発明の名称 モジュール化人工骨
発明の概要 【課題】 補完したい形状、寸法を得やすく、生体に負担が掛からず、生体の骨組織と一体化しやすいモジュール化人工骨を提供する。
【解決手段】 生体における硬組織または軟骨組織の欠損部分に置き換える人工骨であって、複数の棒状モジュール3を束ねて、一体に固定する。前記モジュール3は、周囲に1つ以上の環状溝を備え、軸方向に対し直交方向の管状空間(ハーバース管に相当)が形成されるとよい。前記モジュール3の断面形状が、角を丸めた多角形であり、モジュール3とモジュール3の間に、軸方向の管状空間5(ボルクマン管に相当)が形成されるとよい。少なくとも1本分のモジュール欠損部があって、該欠損部が、軸方向の管状空間2(髄液管に相当)であるとよい。前記モジュール3が、生体用金属、生体活性セラミックス、生体不活性セラミックス、高分子素材、または、それらからなる群より選ばれる2種以上の複合体から作られていることが望ましい。
従来技術、競合技術の概要


骨の異常あるいは折損などの場合、一般的には、異常のある部分の骨を除去し、その失った部分を、例えば、生体に適合していると言われるセラミックス、ステンレス、チタン合金、あるいはチタン合金にアパタイトをコーティングしたものなどを埋め込み、補完する。これらは人工骨と称される。



これらの素材は加工が難しいので、各部位専用に形状をあらかじめ想定し、機械加工工場で生産される。従って、従来の人工骨は、想定した部位以外の他の部位に共用することはほとんど出来ない。



また、手術現場では形状加工が難しいため、メーカーが需要動向を推測して予め生産した標準品の中から、適当な人工骨を大きさにより選定する。そして、該人工骨を埋め込み、周囲を同種の物質であてて補完し、ネジ、セメントなどで固定する。



即ち、従来は、サイズを選択することしか出来ない既製品の人工骨であり、かつ、本来必要な修正をすることが難しい金属やセラミックスのような、内部が密で、剛性が生体より高い人工骨を、体内に挿入し、そのまま使いつづけることが主流である。

産業上の利用分野


本発明は、生体において、骨の異常あるいは折損などによって、欠落した部分を補完するモジュール化人工骨に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
生体における硬組織または軟骨組織の欠損部分に置き換える人工骨であって、複数の棒状モジュールを束ねて、一体に固定して得られ、前記モジュールは、生体活性セラミックス、生分解性高分子素材、または、生体活性セラミックスおよび生分解性高分子素材の複合体から作られており、前記モジュールの周囲に1つ以上の環状溝を備え、該環状溝により該モジュールの長さ方向に対して直角方向に、管状または網状の隙間からなるボルクマン管様の空間が形成され、かつ、前記モジュールの断面形状が、角を丸めた多角形であり、相隣接するモジュール間に該モジュールの軸方向に平行な細い管状孔からなるハーバース管様の空間が形成されていることを特徴とするモジュール化人工骨。

【請求項2】
中央部において、全長にわたり少なくとも1本分のモジュール欠損部があって、該欠損部により長さ方向に伸長する髄液穴様空間が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のモジュール化人工骨。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2000046450thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close