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かさ歯車の再設計値取得方法

国内特許コード P110002785
整理番号 RSP17P01
掲載日 2011年6月8日
出願番号 特願2000-183906
公開番号 特開2002-005654
登録番号 特許第3701845号
出願日 平成12年6月20日(2000.6.20)
公開日 平成14年1月9日(2002.1.9)
登録日 平成17年7月22日(2005.7.22)
発明者
  • 吉田 彰
  • 三島 進
出願人
  • 吉田 彰
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • ゼノー・テック株式会社
発明の名称 かさ歯車の再設計値取得方法
発明の概要 【課題】 かさ歯車の製造歯面の設計値に対する誤差量を測定する方法を確立する。
【解決手段】 製造歯面の多数の測定点を補間した3次元歯面Sと、この製造歯面の3次元設計値Pとを3次元座標内で比較するに際し、各3次元設計値Pと3次元歯面Sとのずれを表す誤差指標が最小化するように3次元歯面S又は3次元設計値Pを3次元座標の一定方向へオフセット変位させ、3次元設計値Pの少なくとも一部が3次元歯面Sに一致又は最接近した状態で、各3次元設計値Pから3次元歯面Sまでの最短距離データDを各3次元設計値Pにおける誤差量として算出するかさ歯車の歯面誤差測定方法である。
従来技術、競合技術の概要


一般の平歯車では相互の歯合関係が重要となるため、製造歯面の設計値に対する誤差量は、各製造歯面の断面における平面的な測定だけで十分であり、歯形検査として専用の歯車試験機が多く提供されている。これに対して、かさ歯車のように、製造歯面が傾斜し、3次元曲面を形成している歯車では、製造歯面の設計値に対する誤差量の測定は難しく、当然専用の検査装置は一般化されていない。このことは、日本工業規格において、かさ歯車の精度測定方法が定めらていないことからも伺える。



このため、かさ歯車については、専ら歯当たり検査と実際に使用した際に発生するノイズの良否判定とに頼っており、精密な寸法検査は実施されていないが、既存の各種3次元測定機を用いることで、かさ歯車の製造歯面を形状測定し、得られた3次元歯面を設計値と比較する手法を用いた誤差量の測定していた。具体的には、各製造歯面のピッチ線の交点をZ軸方向の測定基準点とし、同様に得られた設計値の設計基準点に前記測定基準点を重ねた状態で、測定値と設計値とを比較し、製造歯面における誤差量を算出していた。

産業上の利用分野


本発明は、かさ歯車の製造歯面の設計値に対する誤差量を精度よく測定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
かさ歯車の製造歯面の設計値に対する誤差量を測定して再設計値を得る方法であって、該製造歯面の多数の測定点を補間した3次元歯面と、該製造歯面の3次元設計値とを3次元座標内で比較するに際し、各3次元設計値と3次元歯面とのずれを表す誤差指標が最小化するように3次元歯面又は3次元設計値を3次元座標の一定方向へオフセット変位させ、3次元設計値の少なくとも一部が3次元歯面に一致又は最接近した状態で、各3次元設計値から3次元歯面までの最短距離データを各3次元設計値における誤差量として算出し、該誤差量をそのまま3次元設計値にベクトル加算することにより再設計値を得るかさ歯車の再設計値取得方法。

【請求項2】
各3次元設計値と3次元歯面とのずれを表す誤差指標が、各3次元設計値から3次元歯面までの最短距離データにおける最大値であり、該最大値が最小化するように3次元歯面又は3次元設計値を3次元座標の一定の方向へオフセット変位させる請求項1記載のかさ歯車の再設計値取得方法。

【請求項3】
各3次元設計値と3次元歯面とのずれを表す誤差指標が、各3次元設計値から3次元歯面までの最短距離データにおける最小二乗和であり、該最小二乗和が最小化するように3次元歯面又は3次元設計値を3次元座標の一定の方向へオフセット変位させる請求項1記載のかさ歯車の再設計値取得方法。

【請求項4】
オフセット変位の方向が、Z軸方向である請求項1記載のかさ歯車の再設計値取得方法。

【請求項5】
最短距離データが、3次元ベクトルデータである請求項1記載のかさ歯車の再設計値取得方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2000183906thum.jpg
出願権利状態 登録
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