TOP > 国内特許検索 > 水中有害付着生物に対する防汚剤

水中有害付着生物に対する防汚剤 新技術説明会

国内特許コード P110002879
整理番号 Y00-P444
掲載日 2011年6月8日
出願番号 特願2001-184343
公開番号 特開2002-370907
登録番号 特許第4152092号
出願日 平成13年6月19日(2001.6.19)
公開日 平成14年12月24日(2002.12.24)
登録日 平成20年7月11日(2008.7.11)
発明者
  • 北野 克和
  • 多田 全宏
  • 千葉 一裕
  • 坂口 勇
  • 新島 恭二
  • 野方 靖行
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
  • 財団法人電力中央研究所
発明の名称 水中有害付着生物に対する防汚剤 新技術説明会
発明の概要 この発明は、海洋有害付着生物による海中汚損を防除するための防汚剤に関し、魚介類または人体にも安全性が高いと考えられ、また比較的容易に化学合成可能な防汚剤を提供する。本発明は、下記化学式3で表される化合物(式中、Xはイソシアノ基、アミド基又はアミノ基、R、Rはそれぞれ水素原子又はアルキル基、Rはアルケニル基、ヒドロキシル基、アリール基、アリールチオ基、アシルオキシ基、アミノ基、アミド基、フタルイミド基又は-C(CHNC(mは0~2を表す。)、nは3~15を表す。)等から成る水中有害付着生物に対する防汚剤である。
従来技術、競合技術の概要
汚損生物として知られているフジツボ類、イガイ類、ヒドロ虫類、コケムシ類などの海洋付着生物は、船底、養殖用漁網、定置網、ブイ、海底油田リグ等の海中構築物、火力発電所等の臨海工場の冷却水取水路、熱交換器冷却水配管系、水族館、栽培漁業センター等の海水取水施設に付着して多大の被害を与えている。これら生物の防除には、従来tributyltin oxide(TBTO)などの有機スズ化合物や亜酸化銅などの重金属を含む防汚剤が主に使われてきた。有機スズ系防汚塗料は、優れた防汚効果を有する塗料で船底塗料として広く用いられてきたが、使用量が増大するにつれて巻貝の不妊化や他の海産生物に対して影響を及ぼすことが分かってきた。そのため、わが国では製造および使用禁止となり、世界的にも使用を禁止する方向で協議が進められている。亜酸化銅は多量に使用されているヨットハーバーなどの場所では海底へ蓄積され、海洋生物に影響をおよぼす懸念が生じる濃度に達している例が報告されている。現在、経済的で無公害の付着生物対策技術の開発が緊急な課題であり、その中で天然の生体間作用物質(フェロモンやアレロケミカルなど他個体に影響を及ぼす生体物質)を利用して付着を制御する方法などが考えられている((財)電力中央研究所「電力中央研究所報告」平成11年12月)。
産業上の利用分野
この発明は海洋有害付着生物による海中汚損を防除するための防汚剤に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 下記化学式1
【化学式1】
で表される化合物(式中、Xはイソシアノ基、アミド基又はアミノ基、R、Rはそれぞれ水素原子又はアルキル基、Rはアルケニル基、ヒドロキシル基、アリール基、アリールチオ基、アシルオキシ基、アミノ基、アミド基、フタルイミド基又は-C(CHNC、nは3~15を表す。)から成る群から選択される少なくとも1種の化合物から成る水中有害付着生物に対する防汚剤。
【請求項2】 請求項1に記載の防汚剤を塗膜形成剤に配合して調整された塗料であって、前記防汚剤が溶液の重量に基づき0.1~50重量%の割合で配合された塗料。
【請求項3】 請求項1に記載の防汚剤を塗膜形成剤に配合し溶媒に溶解した溶液であって、前記防汚剤が溶液の重量に基づき0.1~100%の割合で配合された溶液。
【請求項4】 請求項1に記載の防汚剤を溶媒中に溶解し、更に界面活性剤を添加して調整された乳剤であって、前記防汚剤が乳剤の重量に基づき0.1~80%の割合で配合された乳剤。
産業区分
  • 薬品
  • 水産
  • 塗料・接着剤
  • 船舶
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close