TOP > 国内特許検索 > 空間-時間-空間信号処理方法

空間-時間-空間信号処理方法

国内特許コード P000001123
整理番号 Y97-P15
掲載日 2003年1月17日
出願番号 特願平09-200588
公開番号 特開平11-046304
登録番号 特許第3337399号
出願日 平成9年7月25日(1997.7.25)
公開日 平成11年2月16日(1999.2.16)
登録日 平成14年8月9日(2002.8.9)
発明者
  • 一岡 芳樹
  • 小西 毅
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 空間-時間-空間信号処理方法
発明の概要 【課題】 2次元画像信号を1次元時系列信号へ超高速に、且つ効率的に変換させて、伝送させることのできる、新しい空間-時間-空間信号処理方法を提供する。
【解決手段】 2次元画像信号を、極短光パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより得られる2次元スペクトログラムにより照明して変調し、次いで逆時間-周波数変換および逆時空間信号変換を順次施すことにより極短光変調パルス信号に次元変換する。
従来技術、競合技術の概要


高度情報化社会の進展とともに、通信の対象が音声や文字などから画像へと変わってきており、より多くの情報を高速に伝送・処理することのできる技術の開発・研究が盛んに行われている。現在の通信技術は時系列信号を対象としているので、3次元画像信号のような超大容量の空間情報を超高速に通信・処理するためには、超高速な時系列信号への次元変換、伝送、表示技術が必要である。
ところで、近年、レーザー技術の進歩により、周波数帯域の逆数で決まる極限的な時間分解能を持つ、サブピコ秒、フェムト秒の極短パルスレーザーが実現され、様々な分野で利用されてきている。この極短パルスレーザーによる極短光パルス信号のスペクトルは、分散素子とフーリエ変換光学系とを用いることにより、空間的な分布に展開させることができる。この空間的に展開された極短光パルス信号のスペクトル分布、つまり周波数分布に対して空間周波数フィルタリングを施すことにより、極短光パルス信号の周波数を制御し、さらにフィルタを1次元の空間情報として考えることにより空間情報と時系列信号との超高速変換の方法が提案されている。
この方法は時空間信号変換と呼ばれ、たとえばスペクトラルホログラフィやパルス整形などの分野において著しい成果をもたらしている。しかしながら、従来の時空間信号変換方法は、時間と空間における1次元信号間の変換技術であるために、画像情報などの2次元以上の空間信号を光通信技術によって光伝送可能な時系列信号に超高速に、且つ効率的に変換することは不可能であった。
そこで、この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、2次元画像信号を1次元時系列信号へ超高速に、且つ効率的に変換させて、伝送させることのできる、新しい空間-時間-空間信号処理方法を提供することを目的としている。

産業上の利用分野


この発明は、空間-時間-空間信号処理方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、2次元画像信号の1次元時系列信号への超高速、且つ効率的な次元変換、光伝送および再生を行うことのできる、新しい空間-時間-空間信号処理方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
2次元画像信号を、極短光パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより得られる2次元スペクトログラムにより照明して変調し、次いで逆時間-周波数変換および逆時空間信号変換を順次施すことにより極短光変調パルス信号に次元変換することを特徴とする空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項2】
次元変換の対象となる2次元画像信号を入力し、また、極短光パルス信号を時空間信号変換することにより1次元スペクトル信号に変換し、この1次元スペクトル信号を時間-周波数変換することにより2次元スペクトログラムに変換し、そしてこの2次元スペクトログラムにより2次元画像信号を照明して変調し、得られた2次元変調画像信号を逆時間-周波数変換して1次元変調スペクトル信号に変換し、この1次元変調スペクトル信号を逆時空間信号変換することにより極短光変調パルス信号に変換することを特徴とする請求項1の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項3】
極短光変調パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより2次元画像信号を再生することを特徴とする請求項1ないし2の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項4】
極短光変調パルス信号を光伝送させることを特徴とする請求項1ないし2の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項5】
超短光変調パルス信号を光ファイバーを介して光伝送させる請求項4の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項6】
伝送されてきた超短光変調パルス信号を受信し、受信した超短光パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより2次元画像信号を再生することを特徴とする請求項4ないし5の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項7】
ホログラムを2次元画像信号として入力することを特徴とする請求項1ないし6の空間-時間-空間信号処理方法。

【請求項8】
ホログラムを、極短光パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより得られる2次元スペクトログラムにより照明して変調し、次いで逆時間-周波数変換および逆時空間信号変換を順次施すことにより極短光変調パルス信号に次元変換し、この極短光変調パルス信号を光伝送し、そして、光伝送されてきた極短光変調パルス信号に時空間信号変換および時間-周波数変換を順次施すことにより、前記ホログラムを再生することを特徴とするホログラム処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP1997200588thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close