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受信装置、受信方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 実績あり

国内特許コード P110002962
整理番号 V314P007
掲載日 2011年6月9日
出願番号 特願2002-045255
公開番号 特開2003-249873
登録番号 特許第3531869号
出願日 平成14年2月21日(2002.2.21)
公開日 平成15年9月5日(2003.9.5)
登録日 平成16年3月12日(2004.3.12)
発明者
  • 梅野 健
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 梅野 健
発明の名称 受信装置、受信方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 実績あり
発明の概要 【課題】 BERの低い通信が可能な受信装置等を提供する。
【解決手段】 受信装置101の信号受信部は信号を受信し、受信側フィルタ部は受信された信号をフィルタ処理して出力し、符号生成部は拡散符号を生成し、符号側フィルタ部は、生成された拡散符号をフィルタ処理して出力し、相関検波部は受信側フィルタ部のフィルタ処理の結果を符号側フィルタ部のフィルタ処理の結果に対して相関検波して、伝送信号を得て、受信側フィルタ部と符号側フィルタ部とは、いずれもFIRフィルタ201であって、その遅延部202は受け付けた入力系列を、それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)D (Nは所定の正整数)だけ遅延させ、増幅部203は遅延された複数の系列のそれぞれを、当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅し、加算部204は増幅されたの系列の総和を計算して、これを結果として出力する。
従来技術、競合技術の概要


従来から、直交符号系列(M系列、Gold符号、ウォルシュ関数から得られる直交符号系列、チェビシェフ多項式から得られる直交符号系列、ベーカー系列、マンチェスタ符号化直交系列を含む。以下同じ。)を拡散符号として用いるスペクトラム拡散技術が提案されている。
たとえば、IMT 2000 W-CDMAシステム、lCDMA2000システム、無線LAN IEEE802.11bなどのシステムによる無線通信技術においては、同じ周波数帯を複数の通信接続に用いるために、CDMA(CodeDivision Multiple Access)を利用している。
CDMAでは、直交符号系列の要素を実部と虚部に配置した複素数を拡散符号とし、互いに異なる拡散符号を用いて通信情報を拡散変調することにより、複数の通信接続を同じ周波数帯に入れ込み、また、同じ周波数帯から所望の通信接続を分離することができる。
このような無線通信技術においては、基地局と移動体端末との間で通信が行われることが多いが、一般に、まず移動体端末から基地局に対して信号を送信し(Up Link通信)、基地局がこれを受信して同期をとった上で、両者間で通信が行われる。
したがって、両者間の通信を開始する際には、その際の受信側(一般には基地局であるが、移動体端末である場合もありうる。)で相関をとることによって同期をとることになる。
一方、同期をとった後の通信(Down Link通信)は、あらかじめ同期がとれているため、同期検波をするだけでよい。

産業上の利用分野


本発明は、受信装置、受信方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
信号を受信する信号受信部と、
前記受信された信号を入力系列として受け付けて、これをフィルタ処理して出力する受信側フィルタ部と、
拡散符号を生成する符号生成部と、
前記生成された拡散符号を入力系列として受け付けて、これをフィルタ処理して出力する符号側フィルタ部と、
前記受信側フィルタ部のフィルタ処理の結果を前記符号側フィルタ部のフィルタ処理の結果に対して相関検波して、伝送信号を得る相関検波部と、
を備え、
前記受信側フィルタ部と、前記符号側フィルタ部と、は、いずれも、所定の実インパルス定数r (-1≦r≦1)と所定の実数定数x (x≠0)と所定の遅延時間定数Dとを用いて、入力系列をフィルタ処理し、
受け付けた入力系列を、それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)D (Nは所定の正整数)だけ遅延させた複数の遅延済系列を出力する遅延部と、
前記遅延部により遅延されて出力された複数の遅延済系列のそれぞれを、当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅した複数の増幅済系列を出力する増幅部と、
前記増幅部により増幅されて出力された複数の増幅済系列の総和を計算して、これをフィルタ処理の結果として出力する加算部と、
を備えることを特徴とする受信装置。

【請求項2】
請求項1に記載の受信装置であって、
前記受信側フィルタ部と、前記符号側フィルタ部と、において、
前記遅延部は、「それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)Dだけ遅延」させるのにかえて、「それぞれD,2D,3D,…,(N-1)D,NDだけ遅延」させ、
前記増幅部は、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-(T-D)/Dして増幅することを特徴とするもの。

【請求項3】
請求項1に記載の受信装置であって、
前記受信側フィルタ部と、前記符号側フィルタ部と、において、
前記増幅部は、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて「当該遅延時間がTである場合、x(-r)1+T/D倍して増幅」することを特徴とするもの。

【請求項4】
請求項1に記載の受信装置であって、
前記受信側フィルタ部と、前記符号側フィルタ部と、において、
前記遅延部は、「それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)Dだけ遅延」させるのにかえて、「それぞれD,2D,3D,…,(N-1)D,NDだけ遅延」させ、
前記増幅部は、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて当該遅延時間がTである場合、x(-r)T/D倍して増幅することを特徴とするもの。

【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の受信装置であって、
前記符号生成部は、拡散符号として、
直交符号系列(M系列、Gold符号、ウォルシュ関数から得られる直交符号系列、チェビシェフ多項式から得られる直交符号系列、ベーカー系列、マンチェスタ符号化直交系列を含む。以下同じ。)、もしくは、
実部および虚部がそれぞれ異なる直交符号系列から構成される複素直交符号系列を生成することを特徴とするもの。

【請求項6】
信号を受信する信号受信工程と、
前記受信された信号を入力系列として受け付けて、これをフィルタ処理して出力する受信側フィルタ工程と、
拡散符号を生成する符号生成工程と、
前記生成された拡散符号を入力系列として受け付けて、これをフィルタ処理して出力する符号側フィルタ工程と、
前記受信側フィルタ工程のフィルタ処理の結果を前記符号側フィルタ工程のフィルタ処理の結果に対して相関検波して、伝送信号を得る相関検波工程と、
を備え、
前記受信側フィルタ工程と、前記符号側フィルタ工程と、は、いずれも、所定の実インパルス定数r (-1≦r≦1)と所定の実数定数x (x≠0)と所定の遅延時間定数Dとを用いて、入力系列をフィルタ処理し、
受け付けた入力系列を、それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)D (Nは所定の正整数)だけ遅延させた複数の遅延済系列を出力する遅延工程と、
前記遅延工程にて遅延されて出力された複数の遅延済系列のそれぞれを、当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅した複数の増幅済系列を出力する増幅工程と、
前記増幅工程にて増幅されて出力された複数の増幅済系列の総和を計算して、これをフィルタ処理の結果として出力する加算工程と、
を備えることを特徴とする受信方法。

【請求項7】
請求項6に記載の受信方法であって、
前記受信側フィルタ工程と、前記符号側フィルタ工程と、において、
前記遅延工程では、「それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)Dだけ遅延」させるのにかえて、「それぞれD,2D,3D,…,(N-1)D,NDだけ遅延」させ、
前記増幅工程では、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-(T-D)/Dして増幅することを特徴とする方法。

【請求項8】
請求項6に記載の受信方法であって、
前記受信側フィルタ工程と、前記符号側フィルタ工程と、において、
前記増幅工程では、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて「当該遅延時間がTである場合、x(-r)1+T/D倍して増幅」することを特徴とする方法。

【請求項9】
請求項6に記載の受信方法であって、
前記受信側フィルタ工程と、前記符号側フィルタ工程と、において、
前記遅延工程では、「それぞれ0,D,2D,3D,…,(N-1)Dだけ遅延」させるのにかえて、「それぞれD,2D,3D,…,(N-1)D,NDだけ遅延」させ、
前記増幅工程では、「当該遅延時間がTである場合、x(-r)N-T/D倍して増幅」するのにかえて当該遅延時間がTである場合、x(-r)T/D倍して増幅することを特徴とする方法。

【請求項10】
請求項6から9のいずれか1項に記載の受信方法であって、
前記符号生成工程では、拡散符号として、
直交符号系列(M系列、Gold符号、ウォルシュ関数から得られる直交符号系列、チェビシェフ多項式から得られる直交符号系列、ベーカー系列、マンチェスタ符号化直交系列を含む。以下同じ。)、もしくは、
実部および虚部がそれぞれ異なる直交符号系列から構成される複素直交符号系列を生成することを特徴とする方法。

【請求項11】
コンピュータ(ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を含む。)を、請求項1から5のいずれか1項に記載の受信装置として機能させることを特徴とするプログラム。

【請求項12】
請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリを含む。)。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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