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前方視超音波探触子及びその製造方法 コモンズ

国内特許コード P110003008
整理番号 V226P001
掲載日 2011年6月10日
出願番号 特願2002-154625
公開番号 特開2003-348694
登録番号 特許第3553923号
出願日 平成14年5月28日(2002.5.28)
公開日 平成15年12月5日(2003.12.5)
登録日 平成16年5月14日(2004.5.14)
発明者
  • 江刺 正喜
  • 芳賀 洋一
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 前方視超音波探触子及びその製造方法 コモンズ
発明の概要 (57)【要約】【課題】 超音波振動子への配線を容易に行い得ると共に、超音波振動子の取扱いを容易にし、音響吸収を向上させるようにした、前方視超音波探触子及びその製造方法を提供する。【解決手段】 カテーテル11の先端内に搭載され、背面に導電性材料から形成される音響吸収材14を備えたリングアレイ状の超音波振動子13に対して駆動回路から駆動電圧を印加することにより、超音波振動子の前方に超音波を放射しその後にこの超音波の反射波を受信して、カテーテル前方の超音波画像を取得するための前方視超音波探触子10であって、音響吸収材部分14bを介して、駆動回路を構成する回路部品15が直接電気的に接続され、さらに超音波振動子13の前面に音響整合層12が備えられ、前方視超音波探触子10を構成する。
従来技術、競合技術の概要



【従来の技術】

従来、血管内治療や診断に使用するカテーテルは、X線血管造影図の情報に基づいて血管内に挿入し、操作することにより、治療や診断を行なうようにしている。

これに対して、カテーテルの先端に前方視超音波探触子を設けて、カテーテル前方の超音波画像をリアルタイムで取得しながら、カテーテルやガイドワイヤーを用いた治療や診断を行なうようにした、前方視超音波探触子の開発が種々行なわれている。





これらの前方視超音波探触子は、基本的には小面積の超音波振動子の両面に対してそれぞれ電極を設けて、これらの電極に対して配線を接続すると共に、超音波振動子の背面に対して音響吸収材を取り付けることにより構成されている。

産業上の利用分野



【発明の属する技術分野】

この発明は、血管内および尿道内、腎臓内など生体内の治療や診断のために使用されるカテーテル前方の超音波画像を取得するための前方視超音波探触子及びその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】中空円筒状のカテーテルの先端内に搭載され、背面に音響吸収材を備えたリングアレイ状の超音波振動子に対して駆動回路から駆動電圧を印加することにより、超音波振動子の前方に超音波を放射しその後にこの超音波の反射波を受信して、カテーテル前方の超音波画像を取得するための前方視超音波探触子であって、
上記超音波振動子の背面に備えられた音響吸収材が、導電性材料から構成されていると共に、超音波振動子の等角度間隔に分割された後方電極の各電極部毎に対応して分割されており、
超音波振動子の後方電極の各電極部が、分割された個々の音響吸収材部分を介して、上記駆動回路に対して電気的に接続されていることを特徴とする、前方視超音波探触子。
【請求項2】互いに隣接する音響吸収材部分が、溝を介して対向することにより電気的に絶縁されていることを特徴とする、請求項1に記載の前方視超音波探触子。
【請求項3】前記溝部内に、絶縁材料が配設されていることを特徴とする、請求項2に記載の前方視超音波探触子。
【請求項4】前記音響吸収材を構成する材料に対して、導電性粉末が混入されていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の前方視超音波探触子。
【請求項5】前記超音波振動子の前面に音響整合層が備えられていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の前方視超音波探触子。
【請求項6】前記音響吸収材の後面に対して、駆動回路を構成する集積回路を搭載した部品が直接に装着されていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の前方視超音波探触子。
【請求項7】前記集積回路の搭載部品が、表面に電極パターンを有するポリマー構造体であることを特徴とする、請求項6に記載の前方視超音波探触子。
【請求項8】中空円筒状のカテーテルの先端内に搭載され、背面に音響吸収材を備えたリングアレイ状の超音波振動子に対して駆動回路から駆動電圧を印加することにより超音波振動子の前方に超音波を放射して、カテーテル前方の超音波画像を取得するための前方視超音波探触子の製造方法であって、
前後面に電極を備え且つ分極済みの超音波振動子に対して、導電性音響吸収材を備える第一の段階と、
次に、超音波振動子及び導電性音響吸収材に対して、縦横二方向に溝を形成して絶縁材料を充填することにより、1-3コンポジット構造を作製する第二の段階と、
続いて、超音波振動子及び導電性音響吸収材に対して、中心に対して等角度間隔で複数に分割し、その間に絶縁材料を充填する第三の段階と、
その後、超音波振動子及び導電性音響吸収材を、その中心に対して内円及び外円を切断して、全体をリング状に形成する第四の段階と、
リング状の超音波振動子及び導電性音響吸収材の中空部内に、絶縁被覆した接地用メタルチューブを挿入・固定し、前面の電極と接続する第五の段階と、
を含んでいることを特徴とする、前方視超音波探触子の製造方法。
【請求項9】さらに、超音波振動子の前面に対して、音響整合層を貼り付ける第六の段階を備えていることを特徴とする、請求項8に記載の前方視超音波探触子の製造方法。
【請求項10】さらに、導電性音響吸収材の後面に対して、直接に駆動回路を構成する集積回路を装着する第七の段階を備えていることを特徴とする、請求項8または9に記載の前方視超音波探触子の製造方法。
【請求項11】前記集積回路の搭載部品が、表面に電極パターンを有するポリマー構造体であることを特徴とする、請求項10に記載の前方視超音波探触子の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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