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トランスファーチューブの固定装置 実績あり

国内特許コード P110003184
整理番号 A091P50
掲載日 2011年6月17日
出願番号 特願2003-175978
公開番号 特開2005-007006
登録番号 特許第3616389号
出願日 平成15年6月20日(2003.6.20)
公開日 平成17年1月13日(2005.1.13)
登録日 平成16年11月12日(2004.11.12)
発明者
  • 武田 常広
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 トランスファーチューブの固定装置 実績あり
発明の概要 【目的】デュワーの座位および仰臥位の両方の位置に対応してトランスファーチューブを磁気シールドルームの壁に形成した長孔内を移動させた後、磁気シールドルームの壁に確りと固定できるトランスファーチューブの固定装置。
【構成】デュワー2と、収納室7内に配置されたヘリウム循環装置と、それらを連通接続するトランスファーチューブ12とを備えた脳磁計において、前記デュワーは座位および仰臥位の両方の姿勢を取ることができ、またヘリウム循環装置もデュワーの座位および仰臥位に対応して両方の姿勢を取ることができ、それらを連通接続するトランスファーチューブ12が上記二つの位置に無理なく移動できるように磁気シールドルームおよび収納室の壁に形成した長孔20内を移動可能に貫通され、さらにトランスファーチューブは拡開手段を有するシールド部材21により前記磁気シールドルームの壁に固定できるようにした。
【選択図】 図8
従来技術、競合技術の概要


極めて多くの低温物性研究や超伝導素子を用いた計測器等の冷却に、液体ヘリウムは不可欠である。また、人間の脳から発する磁界を検出する脳磁気計測システム等では脳の活動を高時空間分解能で非侵襲的に計測できるSQUID(超電導量子干渉計)が利用されており、このSQUIDの冷却にも液体ヘリウムが利用されている。



上述した装置等では現在ほとんどの場合、冷却のための液体ヘリウムは蒸発した後、大気に放出する形となっており、上記システムに使用している従来からの液体へリュウム槽でも、同槽から蒸発したヘリウムガスは、ほとんどの場合大気に開放している。しかし、この場合1リットル当たり約1200円する高価なヘリウムを多量に無駄に消費するため経済的かつ資源的に問題があり、このため、蒸発したヘリウムガスを回収し再度液化して再利用したいという要求は極めて強いものがある。
このため、最近では、液体ヘリウム貯留槽で気化したヘリウムガスを全量回収し、システム内でヘリウムガス内の汚染物質を除去した後、再凝縮して液化する再循環システムが研究されている(特許文献1)。



【特許文献1】
特開2000-193364

産業上の利用分野


本発明は、人体あるいは生物体から発生する磁場の計測を行うための医療用診断装置に用いるデュワーを、被検者の座位および仰臥位の両方の位置で使用可能とするために、デュワーの座位および仰臥位の両方の位置に対応してトランスファーチューブを磁気シールドルームの壁に形成した長孔内を移動させた後、磁気シールドルームの壁に確実に固定できるようにしたトランスファーチューブの固定装置およびその方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
磁気シールドルーム内に配置されたデュワーと、ヘリウム循環装置を収納する収納室内に配置されたヘリウム循環装置と、それらを連通接続するトランスファーチューブとを備え、座位および仰臥位等の複数の位置で使用可能な脳磁計において、前記トランスファーチューブを拡開手段を有する固定部材と変位可能なシールド体とによって前記複数の位置で前記磁気シールドルームの壁に固定できるようにしたことを特徴とするトランスファーチューブの固定装置。

【請求項2】
前記トランスファーチューブは磁気シールドルームの壁に形成した孔内で連続的に移動可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項3】
前記磁気シールドルームを構成する壁は、少なくとも複数層の透磁性材料とその透磁性材料を強固に保持するフレームとを備え、室内側の透磁性材料とその透磁性材料を強固に保持するフレームに対して、前記拡開手段を有する固定部材によりトランスファーチューブを固定できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項4】
前記固定部材は2分割で構成されていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項5】
前記固定部材の拡開手段は、パンタグラフ機構を使用したことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項6】
前記固定部材の拡開手段は、油圧または空気圧を利用した機構であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項7】
前記変位可能なシールド体は中間シールド体および円形シールド体で構成されていることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項8】
前記円形シールド体はシールド体拡開機構を有することを特徴とする請求項7に記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項9】
前記シールド体拡開機構は、パンタグラフ機構を使用したことを特徴とする請求項8に記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項10】
前記固定部材および変位可能なシールド体は、少なくとも防音、防振、防磁機能を有する材料により構成されていることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれかに記載のトランスファーチューブの固定装置。

【請求項11】
前記固定部材および変位可能なシールド体は、少なくとも防音、防振、防磁機能を有する材料により、磁気シールドルームの壁に取り付けられていることを特徴とする請求項10に記載のトランスファーチューブの固定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003175978thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 脳を創る 領域
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