TOP > 国内特許検索 > 固体レーザー装置

固体レーザー装置 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P110003238
整理番号 RJ007P06
掲載日 2011年6月17日
出願番号 特願2003-375057
公開番号 特開2005-142242
登録番号 特許第3789916号
出願日 平成15年11月5日(2003.11.5)
公開日 平成17年6月2日(2005.6.2)
登録日 平成18年4月7日(2006.4.7)
発明者
  • 常包 正樹
  • 平等 拓範
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
発明の名称 固体レーザー装置 新技術説明会 実績あり
発明の概要

【課題】 高い冷却効率で広い面積にわたり固体媒質を均一に冷却することが可能な冷却装置を備えた固体レーザー装置を提供する。
【解決手段】 外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質5と、この固体媒質5の一方の面に固着された台座1と、この台座1の固体媒質5に固着された面の裏面に設けられた円筒状の支持部2と、この支持部2の内部に台座1の裏面に向けて冷却媒質4を導入するための円筒状のチューブ3を備えた固体レーザー装置において、前記チューブ3の冷却媒質4を導入する先端と対向する台座1との間の距離を前記チューブ3の壁の厚みとチューブの内径の何れよりも短くするように構成した。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


従来、固体レーザー装置の冷却装置としては、下記特許文献1に記載されたような技術が知られていた。すなわち、レーザー媒質が固着されたヒートシンク内部に円筒状の空洞を形成し、その内部にチューブを挿入してレーザー媒質が固着された裏面に冷却媒質を流すという構造であった。



また、下記特許文献2には、レーザー媒質に直接冷却媒質を接触させるという方法が記載されている。

【特許文献1】米国特許第5553088号公報

【特許文献2】米国特許第6600763号公報

産業上の利用分野


本発明は、固体レーザー装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円筒状のチューブの冷却媒質を導入する先端と対向する前記円板状の台座の底面との間の距離を前記円筒状のチューブの壁の厚みと前記円筒状のチューブの内径の何れよりも短くすることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項2】
請求項1記載の固体レーザー装置において、前記円筒状のチューブの内径よりも該円筒状のチューブの壁の厚みを厚くすることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項3】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円筒状のチューブの先端の前記円板状の台座に相対する面が、該円筒状のチューブの径の中心に向かって緩やかに前記円板状の台座の底面との距離が増加するように凹面形状を成すことを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項4】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円筒状のチューブに相対する前記円板状の台座の面が凹面形状を成すことを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項5】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円板状の台座の裏面の前記円筒状のチューブからの冷却媒質が導入される面に、断面が多角形または円形の突起または柱を複数個形成することを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項6】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円板状の台座の裏面の前記円筒状のチューブからの冷却媒質が導入される面に、前記円板状の台座の中心から放射状に配置される突起または壁を複数個形成することを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項7】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円板状の台座の前記円筒状のチューブからの冷却媒質が導入される面に、前記円板状の台座の中心から偏倚した位置を中心として放射状に配置される突起または壁を複数個形成することを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項8】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円板状の台座の裏面の前記円筒状のチューブからの冷却媒質が導入される面に突起または壁が配置され、該突起または壁は緩やかな円弧状を有し、前記円板状の台座の中心から外周に向かう任意の直線と交差するように配置されていることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項9】
請求項3から8の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記円筒状のチューブの冷却媒質を導入する先端と対向する前記円板状の台座の裏面との間の距離を前記円筒状のチューブの壁の厚みよりも短くすることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項10】
請求項9記載の固体レーザー装置において、前記円筒状のチューブの内径よりも該円筒状のチューブの壁の厚みを厚くすることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項11】
外部より光を入射することによりその光の一部を吸収するか、または一部を吸収あるいは変換して、入射した光とは波長の異なる光を発生する薄い板状の固体媒質と、該固体媒質の一方の面に固着された円板状の台座と、該円板状の台座の外径と同一の外径を有し、前記固体媒質に固着された面の裏面に固定された円筒状の支持部と、該円筒状の支持部の内部に前記円板状の台座の裏面に向けて冷却媒質を導入するための円筒状のチューブを備えた固体レーザー装置であって、前記円筒状のチューブが複数個並列に設置され、前記円筒状のチューブ間の隙間より冷却媒質の排出がなされることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項12】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記円板状の台座と前記円筒状の支持部の材質が同じであることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項13】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記円板状の台座と前記円筒状の支持部の材質が異なることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項14】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記固体媒質が励起光を吸収し誘導放出光を発生させる元素を含む固体レーザー媒質であることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項15】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記固体媒質が励起光を吸収し誘導放出光を発生させる活性層構造を有する半導体媒質であることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項16】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記固体媒質がレーザー光を吸収し、レーザー光の強度に応じてその吸収率が変化する過飽和吸収体であることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項17】
請求項16記載の固体レーザー装置において、前記過飽和吸収体がCrを含むYAGであることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項18】
請求項16記載の固体レーザー装置において、前記過飽和吸収体が多層構造を有する半導体媒質であることを特徴とする固体レーザー装置。

【請求項19】
請求項1から11の何れか一項記載の固体レーザー装置において、前記固体媒質が照射されたレーザー光の一部を変換し、波長の異なる光を発生する非線形光学素子であることを特徴とする固体レーザー装置。
産業区分
  • 固体素子
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2003375057thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close