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脊髄損傷サルモデルの作成法及びその利用 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P110003271
整理番号 A192P42
掲載日 2011年6月17日
出願番号 特願2003-546653
登録番号 特許第4332650号
出願日 平成14年11月26日(2002.11.26)
登録日 平成21年7月3日(2009.7.3)
国際出願番号 JP2002012308
国際公開番号 WO2003045137
国際出願日 平成14年11月26日(2002.11.26)
国際公開日 平成15年6月5日(2003.6.5)
優先権データ
  • 特願2001-364563 (2001.11.29) JP
発明者
  • 岡野 栄之
  • 戸山 芳昭
  • 中村 雅也
  • 野村 達次
  • 谷岡 功邦
  • 安東 潔
  • 金村 米博
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 学校法人慶應義塾
発明の名称 脊髄損傷サルモデルの作成法及びその利用 新技術説明会 実績あり
発明の概要 サルの頚髄の硬膜を露出し、当該硬膜上に荷重をかける脊髄損傷サルモデルの作成法、こうして作成された脊髄損傷サルモデル及びこのモデルを用いた脊髄損傷治療薬の評価方法。
本発明によれば、ヒトに近く、ヒトの脊髄損傷モデルとして有用なサルが作成できた。また当該モデルを用いれば、種々の薬物の脊髄損傷に対する治療効果が適確に評価できる。このモデルを使用することにより、ヒト神経幹細胞の移植療法が、脊髄損傷に有効であることがはじめて確認できた。
従来技術、競合技術の概要


脊髄損傷には、交通事故、スポーツ、労災などの外傷性のものと、炎症、出血、腫瘍、脊椎変形などの非外傷性のものとがあるが、その多くは外傷性である。脊髄損傷の症状としては、運動機能障害及び知覚障害がある。
脊髄損傷の治療手段としては、脳保護剤、脳代謝改善剤等による対症療法が主であり、脊髄損傷により失なわれた神経細胞を回復させる治療法は存在しない。
一方、脊髄損傷における神経細胞に関する研究も進んでおり、成体の脊髄損傷では、内在性神経幹細胞が脊髄内に存在するにもかかわらず、そこからニューロンやオリゴデンドロサイトの新生は起きず、アストロサイトの増生のみが起き、これがグリア瘢痕となり、ニューロンの軸索伸長を妨げていることが知られている。
損傷脊髄内におけるニューロンの再生に成功した例としては、ラット脊髄損傷に対してラット胎児脊髄を移植したところ有効であったことが報告されているのみである(Diener PS,Bregman BS,J.Neurosci.,18(2):779-793(1998)、同J.Neurosci.,18(2),763-778(1998))。
唯一の成功例をヒトに応用しようとすると、移植に必要な大量のヒト胎児脊髄を確保する必要がある。ヒト胎児脊髄の大量確保は現実的でなく、実際には応用できない。
従って、本発明の課題は、よりヒトに近い動物における脊髄損傷モデルを作成し、よりヒトに応用できる脊髄損傷の治療法を提供することにある。

産業上の利用分野


本発明は脊髄損傷サルモデルの作成方法、当該方法により得られるサルモデル及びサルモデルを用いる脊髄損傷治療薬の評価方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
マーモセットの頚髄の硬膜を露出し、当該硬膜上に15~25gのおもりを20~60mm上から落下させて荷重をかけることを特徴とする、ヒトの脊髄損傷と同様の運動機能障害を有する脊髄損傷マーモセットモデルの作成法。

【請求項2】
荷重が、18~25gのおもりを30~60mm上からかけるものである請求項1記載の作成法。

【請求項3】
硬膜の露出が、頚椎C3~C8のいずれかの椎弓を抜去するものである請求項1又は2記載の作成法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項記載の方法により作成された脊髄損傷マーモセットモデル。

【請求項5】
請求項4記載の脊髄損傷マーモセットモデルに被検薬を投与することを特徴とする脊髄損傷治療薬の評価方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 生物の発生・分化・再生 領域
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