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マイクロカプセルの製造方法およびその装置 実績あり

国内特許コード P110003367
整理番号 Y03-P202-1
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2004-209330
公開番号 特開2004-290977
登録番号 特許第4176683号
出願日 平成16年7月16日(2004.7.16)
公開日 平成16年10月21日(2004.10.21)
登録日 平成20年8月29日(2008.8.29)
優先権データ
  • 特願2001-048097 (2001.2.23) JP
  • 特願2001-238624 (2001.8.7) JP
発明者
  • 樋口 俊郎
  • 鳥居 徹
  • 西迫 貴志
  • 谷口 友宏
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 マイクロカプセルの製造方法およびその装置 実績あり
発明の概要 【課題】 2段階に作用させた分散相にさらに連続相を作用させて、簡便に、しかも迅速にマイクロカプセルを生成させることができるマイクロカプセルの製造方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 マイクロカプセルの製造方法において、マイクロチャンネル12中を流れる連続相17に対し、殻となる相18および内部に内包される相19を、前記連続相17の流れに交差する向きで供給し、前記殻となる相18は前記内部に内包される相19に対して上流側から薄い層をなすように供給し、マイクロカプセル20を得る。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


従来、微小なマイクロカプセルの製造装置は薬品の製造過程において用いられており、いくつかの製造法が提案されている。例えば、第1溶液中に第2溶液を滴下する方法から、2重管の内側より空中に向けて第1溶液を滴下、外側より第2溶液を滴下する方法などさまざまである(例えば、特表平8-508933号公報参照)。また、空中への液滴散布方法としては、インクジェットプリンタなどで用いられている圧電によって液滴を噴出させる方式がある。
【特許文献1】
なし

産業上の利用分野


本発明は、水、油、および化学的に不活性な液体中での、微小なマイクロカプセルの製造方法およびその装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
マイクロチャンネル(12)中を流れる連続相(17)に対し、前記マイクロチャンネル(12)に交差する向きに、殻となる相(18)が流れる供給チャンネル(13)及び内部に内包される相(19)が流れる供給チャンネル(14)を配置し、前記殻となる相(18)および前記内部に内包される相(19)を、前記連続相(17)の流れに交差する向きで供給するようにし、前記殻となる相(18)を前記供給チャンネル(13)から前記マイクロチャンネル(12)の底部に這うように上流側から薄い層をなすように供給し、前記内部に内包される相(19)を前記供給チャンネル(14)から前記殻となる相(18)の薄い層中に送り込み、マイクロカプセル(20)を得ることを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。

【請求項2】
両側に形成される第1のマイクロチャンネル(32)及び第2のマイクロチャンネル(33)中を流れる第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)に対し、内部に内包される相(38)を、前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)の流れに交差する向きで供給し、内部に内包される微小液滴(39)を形成し、次いで、第3のマイクロチャンネル(40)及び第4マイクロチャンネル(41)中を流れる第3の連続相(42)及び第4の連続相(43)に対し、前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)からなる殻となる相(45)を、前記第3の連続相(42)及び第4の連続相(43)との合流ポイント(44)で流れに交差する向きで供給し、前記内部に内包される微小液滴(39)の外側に前記殻となる相(45)からなる微小液滴(46)を形成することにより、マイクロカプセル(47)を得ることを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。

【請求項3】
マイクロチャンネル(143)中を流れる第1の連続相(147)に対し、第1の分散相(148)を前記第1の連続相(147)の流れに交差する向きで第1の合流点(145)で合流させ前記第1の分散相(148)が流れるマイクロチャンネル(142)の分散相供給口より排出するとともに、前記第1の連続相(147)が前記分散相供給口に入り込み、前記第1の連続相(147)の剪断力によって、前記第1の分散相(148)が流れるマイクロチャンネル(142)の幅よりも径の小さい微小液滴(149)が生成され、該微小液滴(149)を含む前記第1の連続相(147)が更に第2の連続相(150)と第2の合流点(146)で合流し、マイクロチャンネル(144)中を流れる第2の連続相(150)に対し、前記微小液滴(149)を含む第1の連続相(147)を前記第2の合流点(146)では第2の分散相となし、該第2の分散相を供給するマイクロチャンネルの分散相供給口より排出するとともに、前記第2の連続相(150)が前記第2の分散相を供給するマイクロチャンネルの分散相供給口に入り込み、前記第2の連続相(150)の剪断力によって、前記第2の分散相を供給するマイクロチャンネルの分散相供給口の幅よりも径の小さい、前記微小液滴(149)を含む第2の分散相からなるマイクロカプセル(151)を前記第2の連続相(150)中に生成することを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。

【請求項4】
(a)製造装置の本体(11)と、
(b)該本体(11)に形成されるマイクロチャンネル(12)中を流れる連続相(17)に対し、前記マイクロチャンネル(12)に交差する向きに、殻となる相(18)が流れる供給チャンネル(13)及び内部に内包される相(19)が流れる供給チャンネル(14)とを備え、
(c)前記マイクロチャンネル(12)中に連続相(17)を流し、前記殻となる相(18)及び前記内部に内包される相(19)を、前記連続相(17)の流れに交差する向きに供給する手段と、
(d)前記殻となる相(18)を前記供給チャンネル(13)から前記マイクロチャンネル(12)の底部に這うように上流側から薄い層をなすように供給し、前記内部に内包される相(19)を前記供給チャンネル(14)から前記殻となる相(18)の薄い層中に送り込み、マイクロカプセル(20)を得る手段とを具備することを特徴とするマイクロカプセルの製造装置。

【請求項5】
(a)製造装置の本体(31)と、
(b)該本体(31)の水平方向に形成され、内部に内包される相(38)が流れる供給チャンネル(37)と、
(c)該供給チャンネル(37)に対して両側に形成される第1の連続相(34)を流す第1のマイクロチャンネル(32)及び第2の連続相(35)を流す第2のマイクロチャンネル(33)と、
(d)前記第1のマイクロチャンネル(32)及び前記第2のマイクロチャンネル(33)の下流において、前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)が合流した本流に対して両側に形成される第3の連続相(42)を流す第3のマイクロチャンネル(40)及び第4の連続相(43)を流す第4のマイクロチャンネル(41)とを備え、
(e)前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)に対し、前記内部に内包される相(38)を、前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)の流れに交差する向きで供給し、内部に内包される微小液滴(39)を形成する手段と、
(f)前記第3のマイクロチャンネル(40)及び前記第4のマイクロチャンネル(41)中を流れる前記第3の連続相(42)及び第4連続相(43)に対し、前記第1の連続相(34)及び第2の連続相(35)からなる殻となる相(45)を、前記第3の連続相(42)及び前記第4の連続相(43)との合流ポイント(44)で流れに交差する向きで供給し、前記内部に内包される微小液滴(39)の外側に前記殻となる相(45)からなる微小液滴(46)を形成することにより、マイクロカプセル(47)を得る手段を具備することを特徴とするマイクロカプセルの製造装置。

【請求項6】
請求項4又は5記載のマイクロカプセルの製造装置において、複数の殻となる相及び内部に内包される相を供給する手段として、基板(51)と被駆動板(52)と該基板(51)と被駆動板(52)間に配置される弾性部材(53)及び前記被駆動板(52)を駆動するアクチュエータ(54)とを備え、前記複数の殻となる相及び内部に内包される相を同時に供給することを特徴とするマイクロカプセルの製造装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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