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有機微結晶配向分散体、偏光蛍光材料、並びにその製造方法

国内特許コード P110003377
整理番号 A121P296
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2004-245947
公開番号 特開2005-171221
登録番号 特許第3979500号
出願日 平成16年8月25日(2004.8.25)
公開日 平成17年6月30日(2005.6.30)
登録日 平成19年7月6日(2007.7.6)
優先権データ
  • 特願2003-393176 (2003.11.21) JP
発明者
  • 金子 祐司
  • 松田 宏雄
  • 福田 隆史
  • 島田 悟
  • 木村 龍実
  • 小野寺 恒信
  • 笠井 均
  • 岡田 修司
  • 及川 英俊
  • 中西 八郎
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
  • 独立行政法人産業技術総合研究所
  • 学校法人東北大学
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 有機微結晶配向分散体、偏光蛍光材料、並びにその製造方法
発明の概要

【課題】 フルカラー液晶表示装置等のための光学材料として有用であって、透過率や偏光機能の向上を図ることのできる、有機色素または有機顔料超微粒子の分散系からなる新しい有機微結晶配向分散体、偏光蛍光材料、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】 有機色素あるいは有機顔料の微結晶が磁場または電場による異方性配向されて、置換基を有していてもよいアルキルアクリル酸モノマーもしくはオリゴマーからの高分子媒体中に分散固定されているものとする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


有機微結晶配向分散共重合体は、カラーフィルター等の光学材料として使用が試みられている。すなわち、従来ではフルカラー液晶表示装置としてはカラーフィルター方式が代表的な方式とされているが、液晶表示装置ではカラーフィルターと偏光板とによる透過率低下が問題になっていたことから、これを解決するためにたとえば積層構成として偏光機能を備えたカラーフィルター(特許文献1)とすること等が試みられている。



偏光カラーフィルターはこのような液晶表示装置等において重要な光学材料とされているが、これを構成する材料についてはその透過率や偏光特性の向上を図るべく検討が進められている。



そして、この出願の発明者らは、このような偏光カラーフィルターの材料として、有機色素や有機顔料の分散系に注目し、透過率や偏光機能の向上を図ることのできる、有機色素または有機顔料微粒子の分散系からなる新しい偏光カラーフィルターと、その製造方法(特許文献2)を提案した。有機色素や有機顔料の超微粒子の分散系は、電気的,光学的な異方性と分散系全体としての等方性をもつことから、有機二次非線形光学材料や、様々な光学、表示材料としての利用が期待されるからである。



しかしながら、発明者らが提案した分散系については今後の大きな発展が期待されているものの、より最良のものへのアプローチは依然として未踏のものであった。

【特許文献1】特開平8-286029号公報

【特許文献2】特願平2002-276179号出願

産業上の利用分野


この出願の発明は、有機微結晶配向分散体、偏光蛍光材料、並びにその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、磁場または電場印加による異方性配向を誘起させて固定化された有機微結晶配向分散体、偏光蛍光材料、並びにその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
有機色素あるいは有機顔料の有機微結晶が、磁場または電場により異方性配向されて、置換基を有していてもよいアルキルアクリル酸のモノマーまたはオリゴマーからの高分子媒体中に分散固定されていることを特徴とする有機微結晶配向分散体。

【請求項2】
置換基を有していてもよいアルキルアクリル酸のモノマーが、次式(1)(2)
【化学式1】


(式中のR1およびR4は、各々、同一または別異に、水素原子、または置換基を有していてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、R2は、置換基を有していてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、R3は、置換基を有していても、異種原子を介在させていてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキレン鎖を示している)で表わされるものであることを特徴とする請求項1の有機微結晶配向分散体。

【請求項3】
2は、炭素数が7以上のアルキル基であることを特徴とする請求項2の有機微結晶配向分散体。

【請求項4】
請求項1から3に記載の有機微結晶配向分散体からなることを特徴とする偏光蛍光材料。

【請求項5】
有機色素あるいは有機顔料の微結晶を、置換基を有していてもよいアルキルアクリル酸のモノマーまたはオリゴマーの固定用媒体を混合し、磁場または電場印加による異方性配向を誘起させて光硬化により固定化することを特徴とする有機微結晶配向分散体の製造方法。

【請求項6】
置換基を有していてもよいアルキルアクリル酸モノマーが、次式(1)(2)
【化学式2】


(式中のR1およびR4は、各々、同一または別異に、水素原子、または置換基を有していてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、R2は、置換基を有していてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、R3は、置換基を有していても、異種原子を介在させていてもよい直鎖もしくは分枝鎖状のアルキレン鎖を示している)で表わされるものであることを特徴とする請求項5の有機微結晶配向分散体の製造方法。

【請求項7】
2は、炭素数が7以上のアルキル基であることを特徴とする請求項6の有機微結晶配向分散体の製造方法。

【請求項8】
固定用媒体は、光重合開始剤を含有していることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかの有機微結晶配向分散体の製造方法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 光学装置
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004245947thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 分子複合系の構築と機能 領域
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