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側鎖にπ共役基を有する新規ポリエステル及びこのポリエステルを用いた電荷移動錯体含有組成物、並びに該組成物を用いた電荷輸送材料 コモンズ

国内特許コード P110003420
整理番号 K053P65
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2004-503528
登録番号 特許第4173482号
出願日 平成15年5月7日(2003.5.7)
登録日 平成20年8月22日(2008.8.22)
国際出願番号 JP2003005727
国際公開番号 WO2003095519
国際出願日 平成15年5月7日(2003.5.7)
国際公開日 平成15年11月20日(2003.11.20)
優先権データ
  • 特願2002-132598 (2002.5.8) JP
発明者
  • 中野 環
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 側鎖にπ共役基を有する新規ポリエステル及びこのポリエステルを用いた電荷移動錯体含有組成物、並びに該組成物を用いた電荷輸送材料 コモンズ
発明の概要 本発明は、下記構造式1で表されることを特徴とするポリエステル、及び、上記ポリエステルに電子受容性化合物、又は電子供与性化合物を添加してなる電化輸送材料である。
構造式1



尚、上記構造式において、Arは芳香族基を表し、この芳香族基にはヘテロ環も含まれる。Rは炭素原子又は無し(直接結合)、R~Rは水素原子、電子供与性基又は電子吸引性基、R20及びR21は水素又は有機基、Xはヘテロ原子、ヘテロ原子含有基、有機基、又は無し(直接結合)、mは2以上の整数である。
従来技術、競合技術の概要


特開2000-319366号公報にあるように、フルオレン残基を持つポリエステルは既に知られている。このポリエステルは、耐熱性及び透明性に優れると共に屈折率が高く、複屈折率及び吸水性が低い為に、光学機器用材料として好適である。しかしながら、フルオレン残基同士の重なりがほとんどないため、π共役電子の特性を利用した電気特性を発現させることは困難であった。



また、ポリアセチレンやポリフルオレンのようなπ共役基を持つ高分子材料に電子受容性化合物、または電子供与性化合物を添加することにより電荷輸送性を示す材料が得られることは既に知られている。しかしながら、これらの材料の場合には水分や酸素等によって劣化するため、電荷輸送性を示す材料としての安定性に問題があった。

産業上の利用分野


本発明は、側鎖にフルオレン残基等のπ共役基を有する新規な高分子化合物に関し、特に、電子受容性化合物、または、電子供与性化合物と電荷移動錯体を形成し得る新規な高分子化合物、及び、電子受容性化合物、または、電子供与性化合物を添加してなる電荷移動錯体含有組成物、並びに該組成物を用いた電荷輸送材料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記構造式1で表されることを特徴とするポリエステル;但し、式中のR、無し(直接結合)又はC2n-、nは以上の整数、mは2以上の整数である。


尚、上記構造式において、Arはフェニル基を表し~Rは水素原子、電子供与性基又は電子吸引性基、R20及びR21は水素原子又はアルキル基、芳香族基、-CN、エステル基であるが、Rが直接結合である場合には無し、Xは-(CH)-、又は無し(直接結合)である。

【請求項2】
前記ポリエステルの分子量が、数平均分子量で400~100万である、請求項1に記載されたポリエステル。

【請求項3】
前記Xが直接結合であって、ポリエステル中のフルオレン残基間の距離が4~20Åである、請求項2に記載されたポリエステル。

【請求項4】
請求項1~3の何れかに記載されたポリエステルに電子受容性化合物又は電子供与性化合物を添加し、該電子受容性化合物又は電子供与性化合物と前記ポリエステルとの間で電荷移動錯体を形成させてなることを特徴とする、電荷移動錯体含有組成物。

【請求項5】
請求項4に記載された組成物を用いてなることを特徴とする電荷輸送材料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004503528thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 変換と制御 領域
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