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熱分解性ポリマー コモンズ

国内特許コード P110003421
整理番号 K053P67
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2004-503532
登録番号 特許第4457183号
出願日 平成15年5月7日(2003.5.7)
登録日 平成22年2月19日(2010.2.19)
国際出願番号 JP2003005725
国際公開番号 WO2003095523
国際出願日 平成15年5月7日(2003.5.7)
国際公開日 平成15年11月20日(2003.11.20)
優先権データ
  • 特願2002-132600 (2002.5.8) JP
発明者
  • 中野 環
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 熱分解性ポリマー コモンズ
発明の概要 ジベンゾフルベン骨格を有するモノマーを、酸素雰囲気下で重合させてなることを特徴とする熱分解性ポリマー。
本発明のポリマーは、加熱によって容易に分子量が低下するので、高分子ラジカル重合開始剤として使用することが可能である上、廃棄が容易である。
従来技術、競合技術の概要




中野、第48回高分子討論会予稿集、48,(7),1279(1999)にあるように、ジベンゾフルベンが重合しポリマーが得られることは知られていた。しかしながら、この場合には嫌気性雰囲気下で重合がなされるので、本発明の場合のように主鎖に酸素原子を取り込みながら重合が進行するということはなく、従って、得られたポリマーは加熱によって容易に分解するということはなかった。一方、廃棄容易性やリサイクル容易性の観点から、或は高分子ラジカル重合開始剤という観点から、加熱によって容易に分子量が低下したり、接着力が低下する熱分解性ポリマーが近年注目されている。

産業上の利用分野




本発明は加熱により容易に分子量が低下する熱分解性ポリマーに関し、特に、ポリマー主鎖中に酸素原子を取り込みながら重合を進行させることにより得られる、高分子ラジカル重合開始剤のようなラジカル発生剤、または、再剥離性接着剤のようなリサイクルの為に好適な熱分解性ポリマー及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記構造式1で表されるジベンゾフルベンを、酸素雰囲気下で重合させてなることを特徴とする熱分解性ポリマー;


但し、Arはベンゼン環、R、Rは、水素、直鎖アルキル基、-OR、ベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基、-NRR'、-SR、ハロゲン、NO及び下記の基から選択される基(但し、R及びR'はH、又はベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基である)である。また、R及びRは、それぞれ置換基として2~4個導入されても良い。この場合の各R又はRは、それぞれ同一であっても異なっていても良い。




R''及びR'''はH又はベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基であり、R''とR'''は同一でも異なっていても良い。
及びRは、水素、メチル基、ベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基、-CN、又はエステル基、Xは単結合である。

【請求項2】
前記ポリマーの熱分解温度が20~200℃である、請求項1に記載された熱分解性ポリマー。

【請求項3】
下記構造式1で表されるモノマーを重合させる熱分解性ポリマーの製造方法であって、前記重合を酸素の存在下で行わせることを特徴とする熱分解性ポリマーの製造方法。
構造式1.


但し、Arはベンゼン環、R、Rは、水素、直鎖アルキル基、-OR、ベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基、-NRR'、-SR、ハロゲン、NO及び下記の基から選択される基(但し、R及びR'はH、又はベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基である)である。また、R及びRは、それぞれ置換基として2~4個導入されても良い。この場合の各R又はRは、それぞれ同一であっても異なっていても良い。




R''及びR'''はH又はベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基であり、R''とR'''は同一でも異なっていても良い。
及びRは、水素、メチル基、ベンゼン核をもつ(縮合環中にもってもよい)炭素環式基、-CN、又はエステル基、Xは単結合である。

【請求項4】
前記重合を空気雰囲気下で行う、請求項3に記載された熱分解性ポリマーの製造方法。

【請求項5】
前記重合時に200~800nmの光を照射する、請求項3に記載された熱分解性ポリマーの製造方法。

【請求項6】
構造式1におけるRが、H、CH又はCNである、請求項3に記載された熱分解性ポリマーの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 変換と制御 領域
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