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アマモ場の造成方法 実績あり

国内特許コード P110003474
整理番号 RJ008P56
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2005-109001
公開番号 特開2006-288207
登録番号 特許第4215737号
出願日 平成17年4月5日(2005.4.5)
公開日 平成18年10月26日(2006.10.26)
登録日 平成20年11月14日(2008.11.14)
発明者
  • 湯浅城之
  • 高山百合子
  • 上野成三
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 大成建設株式会社
発明の名称 アマモ場の造成方法 実績あり
発明の概要 【課題】 基盤シートを用いてアマモを移植する際のアマモの定着率を向上させること。
【解決手段】 移植用マット20と、移植用マット20の表面を覆って凹凸を付与する生分解性補強ネット30と、生分解性補強ネット30に付設した錘体40とによりアマモ移植用基盤シート10を形成し、このアマモ移植用基盤シート10を天然のアマモ場に設置し、天然のアマモ場においてアマモを定着したアマモ移植用基盤シート10を海底に移設することでアマモ場を造成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


アマモ場は魚類の産卵場、幼稚魚類の成育場としてだけでなく、酸素の生成作用や海水の富栄養化の原因となる窒素やリンの吸収作用に伴う海域浄化に非常に重要な役割を果たしているが、沿岸の埋立工事や水質汚濁等により自然のアマモ場の減少が進んでいる。これを受けてアマモ場を復元するための技術開発が種々進められている。



アマモの移植方法としては、次の数種類の基盤シートを使用し、これを海底に敷設して移植する方法が知られている。
(1)早期腐食性の繊維と難腐食性繊維で交織した材料で形成した袋体内にアマモの種子と共に生育基盤材を充填して形成した播種基体(特許文献1)。
(2)生分解性シートにアマモの種子を接着させて製造した播種シート(特許文献2)。
(3)生分解性樹脂よりなるネット状物やシート状物に種子を接着させた種シート(特許文献3)。



また基盤シート以外の移植方法としては、採取したアマモの根茎を粘土塊で包含して移植したり、ポットやコンクリートブロック等を用いて移植したり、或いはクレーン台船等で直接アマモをバケット採取して移植する「株植え法」と、採取したアマモの種子を海底に撒く「播種法」が知られている。



【特許文献1】
特開平6-205620号公報
【特許文献2】
特開平10-42626号公報
【特許文献3】
特開平11-308904号公報



上記した従来の基盤シートを用いたアマモの移植方法は、基盤シートが海中で破損したり移動したりし易い。そのためアマモの根や苗が定着し難く、株植え法や播種法と比べてアマモの定着率が低いという問題がある。

産業上の利用分野


本発明は海草類の一種であるアマモの根や苗が定着し易いアマモ移植用基盤シートを用いたアマモ場の造成方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
アマモを発芽させて定着させるアマモ移植用基盤シートであって、移植用マットと、前記移植用マットの表面を覆って凹凸を付与する生分解性補強ネットと、前記生分解性補強ネットに付設した錘体とにより構成する、アマモ移植用基盤シートを使用したアマモ場の造成方法であって、
前記アマモ移植用基盤シートを天然のアマモ場に設置し、
天然のアマモ場においてアマモ種子が落下して自然に発芽することによりアマモの根を生分解性補強ネット又は移植用マットに絡ませて定着させ
次にアマモ定着したアマモ移植用基盤シートを移設先の海底に移設する、
アマモ場の造成方法。

【請求項2】
移植用マットが生分解性で内部に空隙を有する植物性繊維からなる、請求項1に記載のアマモ場の造成方法。

【請求項3】
錘体が可撓性を有する部材である、請求項1または2に記載のアマモ場の造成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005109001thum.jpg
出願権利状態 登録
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