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妊娠状態における薬物代謝予測法

国内特許コード P110003475
整理番号 RX01P14
掲載日 2011年6月21日
出願番号 特願2005-109369
公開番号 特開2006-288211
登録番号 特許第4721752号
出願日 平成17年4月6日(2005.4.6)
公開日 平成18年10月26日(2006.10.26)
登録日 平成23年4月15日(2011.4.15)
発明者
  • 三高 俊広
  • 大栄 秀和
  • 今 純子
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
  • 積水メデイカル株式会社
発明の名称 妊娠状態における薬物代謝予測法
発明の概要

【課題】 妊娠中における薬物代謝酵素の予測法の提供。
【解決手段】 被験薬物、エストロゲン作用物質及びプロゲステロン作用物質の存在下に小型肝細胞を培養し、薬物代謝関連酵素発現の変動を測定することを特徴とする、妊娠状態における被験薬物の薬物代謝予測法であり、薬物代謝関連酵素発現の変動をDNAチップで測定し、該薬物代謝関連酵素発現の変動が、エストロゲン作用物質及び/又はプロゲステロン作用物質が非存在下の場合と存在下の場合とを対比するものである薬物代謝予測法を提供する。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


生体内における薬物代謝は、新薬開発における毒性評価、既存薬物の毒性評価、副作用の予測等の点で極めて重要であり、特に新薬開発にあたっては必須の評価項目である。ところで、妊娠期間中は、通常の状態と相違し、エストロゲンとプロゲステロンの血中濃度が高い状態が長期間続くというホルモン異常状態である。従って、妊娠期間中の薬物代謝を評価することは、妊娠時の薬剤投与により母体がどのような影響を受けるかを評価するうえで極めて重要である。



しかしながら、従来、妊娠期間中の薬物代謝についての検討はほとんどなされていない。これは、ヒトの妊娠期間は約9ヶ月あるものの、催奇形性等、安全面で問題があるためであり、実験動物のラットやマウスの妊娠期間は21日と極めて短く、薬剤の感受性や代謝機序の解析が不可能だったことに起因する。かかる観点から、胎児に対する催奇形性について調べることが義務づけられており、医学的に初期3ヶ月以内のいかなる薬剤投与も禁忌とされている。しかし、妊娠中期以降の安定期における薬剤服用は一般的には行われていると思われる。例えば、風邪やアレルギー症状緩和、不眠時における薬剤の服用等の場合が考えられる。しかしながら、妊娠時における薬物投与は注意しながらの医師による投与という根拠のない処方が多くなされているのが現状である。

産業上の利用分野


本発明は、妊娠中における薬物の代謝を簡便かつ正確に予測する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験薬物、エストロゲン作用物質及びプロゲステロン作用物質の存在下に小型肝細胞を培養し、薬物代謝関連酵素発現の変動を測定することを特徴とする、妊娠状態における被験薬物の薬物代謝予測法。

【請求項2】
薬物代謝関連酵素発現の変動をDNAチップで測定する請求項1記載の薬物代謝予測法。

【請求項3】
薬物代謝関連酵素発現の変動が、エストロゲン作用物質及び/又はプロゲステロン作用物質が非存在下の場合と存在下の場合とを対比するものである請求項1又は2記載の薬物代謝予測法。

【請求項4】
薬物代謝関連酵素が、
Cytochrome P450, subfamily I、
Flavin-containing monooxygenase 1、
Hydroxysteroid dehydrogenase, 11 beta type 2、
Lysyl oxidase、
Monoamine oxidase B、
gluthathione-S-transferase、
Rat alcohol dehydrogenase (ADH)、
Rat cytochrome P-450j、
Rat hydroxysteroid sulfotransferase、
Rattus norvegicus 4-trimethylaminobutyraldehyde dehydrogenase (Tmabadh)、
Rattus norvegicus liver cytochrome c oxidase subunit VIII (COX-VIII)、
7-dehydrocholesterol reductase、
Glutathione-S-transferase, mu type 2 (Yb2)、
Aldehyde dehydrogenase 1 (phenobarbitol inducible)、
Glutathione-S-transferase, alpha type (Yc2)、
Glutathione S-transferase, pi 2、
Platelet-activating factor acetylhydrolase beta subunit (PAF-AH beta)、
Plasma glutathione peroxidase precursor、
Rat NADPH-cytochrome P-450 oxidoreductase、
Acyl-coA oxidase、
Rat glutathione S-transferase、及び
Rat microsomal aldehyde dehydrogenase
から選ばれるものである請求項1~3のいずれか1項記載の薬物代謝予測法。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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