TOP > 国内特許検索 > メラノーマ又は肺癌の検査のためのキット

メラノーマ又は肺癌の検査のためのキット コモンズ

国内特許コード P110003667
整理番号 Y03-P197-1
掲載日 2011年6月28日
出願番号 特願2006-018299
公開番号 特開2006-171011
登録番号 特許第4348556号
出願日 平成18年1月26日(2006.1.26)
公開日 平成18年6月29日(2006.6.29)
登録日 平成21年7月31日(2009.7.31)
発明者
  • 塚本 康浩
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 メラノーマ又は肺癌の検査のためのキット コモンズ
発明の概要 【課題】 新たな癌およびリウマチの検査・診断方法、診断剤などを提供すること。
【解決手段】 本発明は、血液や関節滑液など体液中のCD166を検出することにより、癌およびリウマチに関する検査・診断を行うものである。CD166は、癌患者の血液中に検出され、しかも、その検出量は腫瘍の有無・大きさ・消長とよく相関することから、癌の検査・診断における良好な体液性マーカーとして利用できる。また、CD166は、慢性関節リウマチモデル動物の滑液中で特異的に検出されたことから、体液性マーカーとして、リウマチの発症の有無、進行の程度、予後の状況などリウマチに関する検査・診断にも有用である。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


腫瘍診断マーカーには糖タンパク質、ホルモン、酵素など多くの種類があり、現在30種類ほどが血液や尿を調べる臨床検査として病院などで使用されている。しかし、これら腫瘍診断マーカーの中には、正常な生理的状態でも増加または減少し、癌の存在とは無関係なこともある。



また、一つの腫瘍マーカーだけで癌の有無や悪性度を判定することは実際上不可能であり、他種のマーカーとの併用およびレントゲン、CT、MRI等による診断との組み合わせが重要となる。つまり、癌特異性および癌の悪性度、転移性、大きさ、予後に相関する新規の腫瘍マーカーが多数開発されればされるほど、癌の診断は正確性を増すといえる。



一方、慢性関節リウマチは臨床症状とリウマチ因子の測定により診断が行われているが、従来の診断法では肺や肝臓の疾患時でも陽性になることがあり、時に正常の人でも(+)になることがあった。したがって、リウマチの診断や進行度を正確に判定するための適格な分子を見出すことが期待されており、このような分子を見出すことは今後の老人医学を考える上で極めて有意義である。



ところで、細胞膜蛋白質であるCD166は、元来、鶏の神経系の発生に重要な分子として研究されてきたが、現在ではヒトやマウス、ラット等にも広く発現することが判明している。CD166は、ALCAM(activated leukocyte-cell adhesion molecule:活性化白血球接着分子)、BEN/SC1/DM-GRASPという別名で呼ばれることもあるが、これまでに、メラノーマ(黒色腫)や肺癌などある種の腫瘍に過剰発現することが報告されている(下記の非特許文献1~3参照)。



【非特許文献1】
J. Exp. Med., 181, 2213-2220, (1995)
【非特許文献2】
Am. J. Pathol, 152, 805-813, (1998)
【非特許文献3】
Biochem. Biophys. Res. Commun., 267, 870-874, (2000)

産業上の利用分野


本発明は、癌およびリウマチの診断剤、並びに検査・診断方法に関し、より詳細には、血液や滑液など体液中の細胞膜蛋白質CD166の検出による癌およびリウマチの診断剤、並びに検査・診断方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
血液中のCD166を検出するための試薬を含有する、メラノーマ又は肺癌の検査のためのキット

【請求項2】
抗CD166抗体を含有する、請求項1記載のキット

【請求項3】
滑液中のCD166を検出するための試薬を含有する、リウマチ検査のためのキット

【請求項4】
抗CD166抗体を含有する、請求項記載のキット
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2006018299thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close