TOP > 国内特許検索 > バイオナノカプセルの効率的な精製法

バイオナノカプセルの効率的な精製法 実績あり

国内特許コード P110003678
整理番号 RX03P49
掲載日 2011年6月28日
出願番号 特願2006-035666
公開番号 特開2007-209307
登録番号 特許第4936272号
出願日 平成18年2月13日(2006.2.13)
公開日 平成19年8月23日(2007.8.23)
登録日 平成24年3月2日(2012.3.2)
発明者
  • 黒田 俊一
  • 前川 圭美
  • 名木田 真奈
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 国立大学法人大阪大学
  • 株式会社ビークル
発明の名称 バイオナノカプセルの効率的な精製法 実績あり
発明の概要 【課題】バイオナノカプセルを簡単で工業的に製造可能な方法により精製及び保存する
【解決手段】真核細胞を用いて得られたタンパク質を主成分とする耐熱性バイオナノカプセルの精製法であって、真核細胞の破砕液を熱処理して夾雑タンパク質を除去後、クロマトグラフィー処理を行うことを特徴とする精製法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


生体内での物質運搬体として使用可能なバイオナノカプセルとして、例えばB型肝炎ウイルス粒子などのウイルスタンパク由来の粒子が利用できることが知られている。
例えば、遺伝子組換え酵母でB型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)Lタンパク質を発現させることにより、酵母由来の脂質二重膜に多数の同タンパク質が埋め込まれた楕円状中空粒子が形成されることを、本発明者らは報告している(非特許文献1)。このような粒子は、HBVゲノムを全く含まないので、ウィルスとしては機能せず、人体への安全性が極めて高い。



一方、このようなバイオナノカプセルは、ヒト以外の真核細胞で製造されているため、破砕液からバイオナノカプセルを得るために多くの夾雑タンパク質を除去する必要がある。



例えば、特許文献1では、B型肝炎ウイルス表面抗原タンパク質(HBsAg)を組換え酵母で発現させてHBsAg粒子(バイオナノカプセル)を製造し、次いで菌体破砕、塩化セシウム密度勾配超遠心、透析、スクロース密度勾配超遠心などを組み合わせてバイオナノカプセルの精製を行っている。



しかしながら、密度勾配超遠心による精製法は、時間およびコストの両面から大量生産は困難であり、バイオナノカプセルのより効率的な精製法が必要とされている。
【特許文献1】
特開2004-2313
【非特許文献1】
J. Biol. Chem., Vol.267, No.3, 1953-1961, 1992

産業上の利用分野


本発明は、バイオナノカプセルの効率的な精製法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
酵母を用いて得られたタンパク質を主成分とするバイオナノカプセルの精製法であって、前記バイオナノカプセルがB型肝炎ウイルス表面抗原タンパク質(HBsAg)を主成分とするカプセルであり、酵母の破砕液を65~90℃で熱処理して夾雑タンパク質を除去後、クロマトグラフィー処理を行うことを特徴とする精製法。

【請求項2】
クロマトグラフィー処理が、アフィニティクロマトグラフィーおよび/またはゲル濾過クロマトグラフィー処理を含む、請求項1に記載の精製法。

【請求項3】
アフィニティクロマトグラフィーが硫酸基を有する担体から構成される硫酸化セルロファインクロマトグラフィーである、請求項2に記載の精製法。

【請求項4】
アフィニティクロマトグラフィーがHBsAg粒子を抗原として作製された抗HBsAg抗体を結合させた担体から構成される抗体アフィニティクロマトグラフィーである、請求項2に記載の精製法。

【請求項5】
アフィニティクロマトグラフィーがハイドロキシアパタイトを担体とするクロマトグラフィーである、請求項2に記載の精製法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2006035666thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close