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アルツハイマー病発症機構に関わる遺伝子 コモンズ

国内特許コード P110003794
整理番号 K018P28
掲載日 2011年6月29日
出願番号 特願2006-235245
公開番号 特開2008-054578
登録番号 特許第4684189号
出願日 平成18年8月31日(2006.8.31)
公開日 平成20年3月13日(2008.3.13)
登録日 平成23年2月18日(2011.2.18)
発明者
  • 曽根 雅紀
  • 鍋島 陽一
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 アルツハイマー病発症機構に関わる遺伝子 コモンズ
発明の概要 【課題】アルツハイマー病の診断・治療およびその開発に、さらにその他の神経変性疾患の診断・治療およびその開発に有用な遺伝子改変動物、薬剤のスクリーニング方法などを提供する。
【解決手段】特定の配列で示されるアミノ酸配列からなるyata分子、または他の種におけるそのホモログをコードする遺伝子の神経細胞での発現が抑制され、あるいは当該遺伝子産物が有する本来のトラフィッキング機能を欠失させた変異タンパク質を発現させることによって、神経細胞内での物質のトラフィッキング機能に異常を生じさせた非ヒト動物などからなる。当該非ヒト動物は、神経変性疾患モデル動物およびアルツハイマー病疾患モデル動物として用いることからなる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


アルツハイマー病は、アルツハイマー型老人性痴呆症を含む神経変性疾患であり、現在は認知症とも呼ばれているが、その発症機構は未だ十分に解明されていない。



アルツハイマー病に関与する遺伝子として、これまで、アミロイド前駆体蛋白(Amyloid Precursor Protein;APP)、プレセニリンなどの分子が同定されており、これらの分子を標的としたアルツハイマー病の診断・治療法の開発が盛んに試みられているが、これらの分子もしくはその遺伝子を用いた有用な診断・治療法の開発は未だに成功していない。また、これらの分子がいかにして発症機構に関わっているかは正確には理解されておらず、そのため、どのような手段を講ずれば診断・治療法を開発できるのかを考える上での基盤となる知識が不足していた。



アルツハイマー病の診断・治療法に関する特許文献としては、たとえば、以下のものが挙げられる。
【特許文献1】
特開2006-217859号公報
【特許文献2】
特開2006-204150号公報
【特許文献3】
特開2005-300516号公報

産業上の利用分野


本発明は、アルツハイマー病発症機構に関わる遺伝子に関する。本発明は特に、アルツハイマー病の診断・治療およびその開発に、さらにその他の神経変性疾患の診断・治療およびその開発に有用な技術を提供するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるyata分子の神経細胞での発現が抑制され、神経細胞内での物質のトラフィッキング機能に異常を生じさせたショウジョウバエ

【請求項2】
上記物質が、シナプス分子である、請求項1記載のショウジョウバエ

【請求項3】
上記物質が、APPL、HIGである、請求項1記載のショウジョウバエ

【請求項4】
神経変性疾患モデル動物として用いられる、請求項1記載のショウジョウバエ

【請求項5】
アルツハイマー病疾患モデル動物として用いられる、請求項1記載のショウジョウバエ

【請求項6】
請求項4記載のショウジョウバエに対して被検物質を投与し、該ショウジョウバエの生存率が向上する物質、又は神経細胞内での物質のトラフィッキング機能の異常が改善する物質をスクリーニングすることを特徴とする、神経変性疾患治療薬候補物質のスクリーニング方法。

【請求項7】
請求項5記載のショウジョウバエに対して被検物質を投与し、該ショウジョウバエの生存率が向上する物質、又は神経細胞内での物質のトラフィッキング機能の異常が改善する物質をスクリーニングすることを特徴とする、アルツハイマー病治療薬候補物質のスクリーニング方法。

【請求項8】
配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるyata分子の神経細胞での発現を調節し、神経細胞内での物質のトラフィッキングを制御する方法(ただし、ヒト生体で行う場合を除く)。

【請求項9】
上記物質が、シナプス分子である、請求項記載の方法。

【請求項10】
上記物質が、APPL、HIGである、請求項記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006235245thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 情報と細胞機能 領域
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