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オレフィン用重合触媒 コモンズ

国内特許コード P110003967
整理番号 E079P10
掲載日 2011年7月4日
出願番号 特願2007-041438
公開番号 特開2008-201962
登録番号 特許第4953124号
出願日 平成19年2月21日(2007.2.21)
公開日 平成20年9月4日(2008.9.4)
登録日 平成24年3月23日(2012.3.23)
発明者
  • 中村 栄一
  • 松尾 豊
  • 岩下 暁彦
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 オレフィン用重合触媒 コモンズ
発明の概要 【課題】例えば、重合活性が高いオレフィン用重合触媒の提供。また、例えば、触媒活性の中心となる金属の密度や反応場の構造を制御したオレフィン用重合触媒の提供。
【解決手段】一般式(1) Cn(RAm1 (1)
(式中、Cnは炭素数nのフラーレンを示し、mは1~10の整数を示し、R1は水素原子または有機基を示し、RAはそれぞれ独立して周期律表の第4族遷移金属を含む有機基を示す。)で表されるフラーレン誘導体を含むオレフィン用重合触媒により上記課題を解決する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


炭素原子が球状またはラグビーボール状に配置して形成される炭素クラスター(以下、「フラーレン」ともいう)の合成法が確立されて以来、フラーレンに関する研究が精力的に展開されている。その結果、数多くのフラーレン誘導体が合成されてきた。



また、フラーレンが金属に結合したフラーレン金属錯体の合成に関する研究も精力的になされており、フラーレンの5員環部がシクロペンタジエニル配位子としてη5型で金属に配位した錯体、フラーレンから誘導される炭素クラスターアニオン、共役系骨格を有する有機配位子を含有する遷移金属錯体等が知られている(特開平11-255508号公報(特許文献1),特開2002-241389号公報(特許文献2))。



他方、シクロペンタジエニルが金属に配位したメタロセン錯体は、特定のアルミニウム化合物やホウ素化合物等と組み合わせることにより、エチレンやプロピレン等のオレフィン用重合触媒として注目され、メタロセン錯体を用いるオレフィン用重合触媒の製造方法については多くの報告がなされている(特開昭58-19309号公報(特許文献3),特開2003-292520号公報(特許文献4),Organomettalics, 10, 840 (1991) (非特許文献1))。重合触媒の組成や性状が異なると、オレフィン重合活性や得られたポリオレフィンの性状が大きく異なることが知られており、新しい重合触媒の開発に向けてさらに活発な研究が続けられている。
【特許文献1】
特開平11-255508号公報
【特許文献2】
特開2002-241389号公報
【特許文献3】
特開昭58-19309号公報
【特許文献4】
特開2003-292520号公報
【非特許文献1】
Organomettalics, 10, 840 (1991)

産業上の利用分野


本発明は、オレフィン用重合触媒に関し、具体的には、第4族遷移金属を有するフラーレン誘導体を含むオレフィン用重合触媒に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1)
Cn(R (1)
(式中、Cnは炭素数nのフラーレンを示し、mは1~10の整数を示し、Rは水素原子または有機基を示し、Rはそれぞれ独立して、一般式(2)
【化1】


(式中、Rはそれぞれ独立して有機基を示し、pは0~4の整数を示し、Mは周期律表の第4族の金属原子、Rは置換基を有してもよいシクロペンタジエニル基、Rはそれぞれ独立して有機基またはハロゲン原子を示す。)で示される基である。)
で表されるフラーレン誘導体を含むオレフィン用重合触媒。

【請求項2】
一般式(10)
【化2】



(式中、Rは水素原子または有機基を示し、Rはそれぞれ独立して、一般式(2)
【化3】



(式中、Rはそれぞれ独立して有機基を示し、pは0~4の整数を示し、Mは周期律表の第4族の金属原子、Rは置換基を有してもよいシクロペンタジエニル基、Rはそれぞれ独立して有機基またはハロゲン原子を示す。)で示される基である。
で表されるフラーレン誘導体を含むオレフィン用重合触媒。

【請求項3】
が、それぞれ独立してC~C20アルキル基、C~C20アルケニル基またはC~C20アルキニル基であり、Pが0~2の整数である、請求項1または2に記載のオレフィン用重合触媒。

【請求項4】
が、ペンタメチルシクロペンタジエニル基(Cp)である、請求項1~3のいずれかに記載のオレフィン用重合触媒。

【請求項5】
がそれぞれ独立してC~C20アルキル基、C~C20アルケニル基、C~C20アルキニル基である、請求項1~のいずれかに記載のオレフィン用重合触媒。

【請求項6】
請求項1~のいずれかに記載のオレフィン用重合触媒を含むエチレン用重合触媒。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 中村活性炭素クラスタープロジェクト 領域
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