TOP > 国内特許検索 > 自己伝播高温合成方法

自己伝播高温合成方法 コモンズ

国内特許コード P110004021
整理番号 A282P25
掲載日 2011年7月5日
出願番号 特願2007-165734
公開番号 特開2008-280230
登録番号 特許第5220353号
出願日 平成19年6月25日(2007.6.25)
公開日 平成20年11月20日(2008.11.20)
登録日 平成25年3月15日(2013.3.15)
優先権データ
  • 特願2007-104501 (2007.4.12) JP
発明者
  • 石田 清仁
  • 友重 竜一
  • 及川 勝成
  • 西田 稔
  • 山形 雄一
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 自己伝播高温合成方法 コモンズ
発明の概要 【課題】反応系に硫黄粉末を存在させることにより、自己伝播高温合成反応を促進させ(Ti、Nb、Zr)-C-S又は(Ti、Nb、Zr)-S系無機化合物を短時間で合成する。
【解決手段】(Ti、Nb、Zr)-C-S又は(Ti、Nb、Zr)-S系を、好ましくはモル比2:(0.5~1.0):(1~3)又はモル比2:(1~3)で配合した粉末混合物を圧粉成形し、反応装置1にセットした圧粉体3の一端に、電流を通したコイル4で着火し、他端に向けて燃焼(自己伝播高温合成反応)を進行させることにより、(Ti、Nb、Zr)-C-S系又は(Ti、Nb、Zr)-S系無機化合物を合成する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


気相合成法や酸化物との固相反応等で炭化物、複合炭化物が合成されているが、何れの方法も精密な製造条件の管理が必要な装置やエネルギーを大量消費する電気炉、高周波炉等を必要とし、しかも反応に長時間がかかる。エネルギーの大量消費や反応の長時間化は、コスト、生産性の面で問題があり、合成された炭化物、複合炭化物等のコストを上昇させる原因にもなる。
気相合成法や酸化物との固相反応に代わる方法として、SHS反応を用いた合成法が検討されている(非特許文献1)。SHS反応は、大気中で僅かなエネルギー投入により瞬間的にセラミックス等が得られる燃焼合成反応を利用し、硼化物、炭化物、窒化物、炭窒化物、硫化物等の製造が試みられている。本発明者等も、種々の割合でチタン、アルミニウム、グラファイトを混合した組成物をSHS反応させ、配合割合が反応速度、反応生成物等に及ぼす影響を調査報告している(非特許文献2)。



【非特許文献1】
CERAMICBULLETIN、Vol.67、No.2 (1988)pp.342-349
【非特許文献2】
Journalof the ceramic Society of Japan 104[2] (1996)pp.94-100

産業上の利用分野


本発明は、自己伝播高温合成反応(SHS反応:Self-propagating High-temperatures Synthesis)で(Ti、Nb、Zr)-C-S系無機化合物、および、(Ti、Nb、Zr)-S系無機化合物を製造する自己伝播高温合成方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Ti、Nb、Zrから選ばれる少なくとも一種以上の金属粉末と硫黄(S)粉末、炭素(C)粉末とを混合し、さらに、圧粉・成形して圧粉体を得た後、
得られた圧粉体に着火し、(Ti、Nb、Zr)-C-S系無機化合物を自己伝播高温合成する
ことを特徴とする自己伝播高温合成方法。

【請求項2】
揮発性有機溶媒を分散媒として金属粉末、炭素粉末、硫黄粉末を湿式混合する
ことを特徴とする請求項1記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項3】
ボールミル中で金属粉末、炭素粉末、硫黄粉末を混合する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項4】
金属粉末、炭素粉末を混合した後、硫黄粉末を配合し、更に混合する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項5】
(Ti、Nb、Zr)-C-S系無機化合物は、金属粉末、炭素粉末、硫黄粉末を2:(0.5~1.0):(1~3)のモル比で配合する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項6】
Ti、Nb、Zrから選ばれる少なくとも一種以上の金属粉末を硫黄(S)粉末と混合し、さらに、圧粉・成形した後、
得られた圧粉体に着火し、(Ti、Nb、Zr)-S系無機化合物を自己伝播高温合成する
ことを特徴とする自己伝播高温合成方法。

【請求項7】
揮発性有機溶媒を分散媒として金属粉末、硫黄粉末を湿式混合する
ことを特徴とする請求項6記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項8】
ボールミル中で金属粉末、硫黄粉末を混合する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の自己伝播高温合成方法。

【請求項9】
(Ti、Nb、Zr)-S系無機化合物は、金属粉末、硫黄粉末を1:(1~3)のモル比で配合する
ことを特徴とする請求項6ないしのいずれかに記載の自己伝播高温合成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007165734thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築(CRESTプログラム、さきがけプログラムの混合型領域) 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close