TOP > 国内特許検索 > 機能性布帛処理剤及びこれを用いた機能性布帛の製造方法、並びに機能性布帛

機能性布帛処理剤及びこれを用いた機能性布帛の製造方法、並びに機能性布帛

国内特許コード P110004022
整理番号 RX02P31
掲載日 2011年7月5日
出願番号 特願2007-179818
公開番号 特開2009-013547
登録番号 特許第5061295号
出願日 平成19年7月9日(2007.7.9)
公開日 平成21年1月22日(2009.1.22)
登録日 平成24年8月17日(2012.8.17)
発明者
  • 山本 孝
  • 木水 貢
  • 神谷 淳
  • 吉本 克彦
  • 北 伸也
  • 金法 順正
  • 田口 栄子
  • 松田 恵理
  • 久田 研次
  • 堀 照夫
  • 廣垣 和正
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 石川県
  • 根上工業株式会社
  • 小松精練株式会社
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 機能性布帛処理剤及びこれを用いた機能性布帛の製造方法、並びに機能性布帛
発明の概要 【課題】 ゲスト分子の脱落を極力抑制しつつ布帛の表面にシクロデキストリン包接体を強固に固着させることが可能な機能性布帛処理剤、及びこれを用いた機能性布帛の製造方法を提供すること。
【解決手段】 機能性布帛処理剤は、シクロデキストリン包接体と、水性ポリイソシアネート化合物と、ゲスト分子を包接しないシクロデキストリン類と、水とを含有する。グリオキザール系樹脂をさらに含有することが好ましい。機能性布帛処理剤を布帛に付着させる工程と、機能性布帛処理剤に含有される水性ポリイソシアネート化合物を布帛表面で重合させる工程とにより機能性布帛を製造する。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


シクロデキストリンはデンプンに酵素を作用させて得られる天然環状分子であり、例えばグルコースが6個繋がったα-シクロデキストリン、グルコースが7個繋がったβ-シクロデキストリン、及びグルコースが8個繋がったγ-シクロデキストリン等が知られている。このシクロデキストリンは、分子内に他の機能性成分を取り込み、化学量論的な割合(例えばシクロデキストリン1分子に対して機能性成分1分子)で包接体と呼ばれる複合体を形成する。熱や紫外線等の外部環境に対して不安定な機能性成分であっても、シクロデキストリン包接体を構成することで安定化し、その効果を持続させることができる。例えばヨウ素やアリルチオシアネートは抗菌性、メントールは害虫忌避効果、ビタミンEは抗酸化能、ジカプリル酸ピリドキシンは皮脂分泌抑制、ジパルミチン酸アスコルビルは美白・コラーゲン産生、ヘスペリジンは血行促進等、包接される機能性成分に応じて様々な効果が得られる。



近年、シクロデキストリン包接体の優れた機能を布帛の表面に付与するため、様々な試みがなされている。例えば、特許文献1には、水に難溶なアスコルビン酸誘導体の水不溶の包接化合物を界面活性剤で乳化分散させた水溶液で処理する、機能化繊維製品の製造方法が記載されている。
【特許文献1】
特開2004-052138号公報

産業上の利用分野


本発明は、シクロデキストリン包接体を含有する機能性布帛処理剤に関する。また、本発明は、前記機能性布帛処理剤を用いた機能性布帛の製造方法及びこの製造方法によって得られる機能性布帛に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
シクロデキストリン包接体と、水性ポリイソシアネート化合物と、ゲスト分子を包接しないシクロデキストリン類と、水とを含有し、
前記ゲスト分子を包接しないシクロデキストリン類と前記シクロデキストリン包接体を構成するシクロデキストリン類とのグルコース単位数が同じであることを特徴とする機能性布帛処理剤。

【請求項2】
グリオキザール系樹脂をさらに含有することを特徴とする請求項記載の機能性布帛処理剤。

【請求項3】
請求項1又は2項記載の機能性布帛処理剤を布帛に付着させる工程と、
前記機能性布帛処理剤に含有される前記水性ポリイソシアネート化合物と前記シクロデキストリン包接体とを前記布帛表面で重合させる工程とを有することを特徴とする機能性布帛の製造方法。

【請求項4】
請求項記載の製造方法によって得られる機能性布帛。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close