TOP > 国内特許検索 > 親水性置換基を有するポリ(メタフェニレン)誘導体

親水性置換基を有するポリ(メタフェニレン)誘導体 コモンズ

国内特許コード P110004048
整理番号 E071P17
掲載日 2011年7月6日
出願番号 特願2007-285155
公開番号 特開2009-114072
登録番号 特許第5231783号
出願日 平成19年11月1日(2007.11.1)
公開日 平成21年5月28日(2009.5.28)
登録日 平成25年3月29日(2013.3.29)
発明者
  • 古荘 義雄
  • 賁 騰
  • 五藤 秀俊
  • 八島 栄次
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 親水性置換基を有するポリ(メタフェニレン)誘導体 コモンズ
発明の概要 【課題】
本発明の目的は、水中で安定ならせん構造化合物を創製し、提供する
【解決手段】
本発明は、フェニル環の5位に親水性の置換基を導入したポリ(メタフェニレン)誘導体に関する。より詳細には、本発明は、次式(1)、
【化1】



(式中、Rはオリゴアルキレンオキシ基などの親水性の置換基を表し、nはポリマーの繰り返し数を表す。)
で表されるポリ(メタフェニレン)誘導体に関する。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


自然界には数多くのらせん構造をとる物質が存在し、その一部は生命の源として重要な役割を担っている。一方、合成化学、特に合成高分子の世界でも多くのらせん構造化合物が作られ、工業的にも重要な位置を占めている。加えて、最近では、天然物模倣の視点から種々のらせん高分子が合成されてきた。しかしながら、こうした合成高分子の多くは、有機溶媒中や固体状態では安定であっても水系溶媒中では不安定な場合が多い。メタフェニレン骨格からなるオリゴマーやポリマーは、固体中では5-らせん構造を形成するが、溶液中では構造を維持できずランダムなコンホメーションをとることが知られている。水系でのらせん高分子の合成は緒についたばかりであり、ポリフェニルアセチレン(非特許文献1)、ポリイソシアニド(非特許文献2)、ポリシラン(非特許文献3)等、報告例は少ない。



【非特許文献1】
K. Maeda et al . J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 16284-16285.
【非特許文献2】
M. Ishikawa. et al. J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 732-733.
【非特許文献3】
K. Oka, et al. J. Organomet. Chem. 2000, 611, 45-51.

産業上の利用分野


本発明は、水中で安定ならせん構造をとる新規な化合物に関する。詳しくは、5位に親水性の置換基を導入した水溶液中で安定な新規ポリ(メタフェニレン)誘導体及びその重合物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
次式(1)
【化1】


(式中、Rは一般式(2)、
-R-(O-R)m-O-R (2)
(式中、R及びRは、それぞれ独立して炭素数1~6のアルキレン基を表し、Rは炭素数1~5のアルキル基を表し、R、R及びRはさらにアルキル基で置換されていてもよく、mは3~10であり繰り返し数を表す。)で表わされるオリゴアルキレンオキシ基を表し、nは38~49でありポリマーの繰り返し数を示す。)
で表されるポリ(メタフェニレン)誘導体。

【請求項2】
mが、4又は5である請求項1に記載のポリ(メタフェニレン)誘導体。

【請求項3】
オリゴアルキレンオキシ基が、光学活性なオリゴアルキレンオキシ基である請求項1又は2のいずれかに記載のポリ(メタフェニレン)誘導体。

【請求項4】
溶液中で一重鎖らせん構造をとる請求項1~3のいずれかに記載のポリ(メタフェニレン)誘導体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 八島超構造らせん高分子プロジェクト 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close