TOP > 国内特許検索 > ネマチック液晶を用いた液晶表示装置

ネマチック液晶を用いた液晶表示装置 コモンズ

国内特許コード P110004114
整理番号 BE059P07
掲載日 2011年7月6日
出願番号 特願2007-533168
登録番号 特許第4709219号
出願日 平成18年8月14日(2006.8.14)
登録日 平成23年3月25日(2011.3.25)
国際出願番号 JP2006316013
国際公開番号 WO2007026535
国際出願日 平成18年8月14日(2006.8.14)
国際公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
優先権データ
  • 特願2005-250756 (2005.8.31) JP
発明者
  • 米谷 慎
  • 横山 浩
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ネマチック液晶を用いた液晶表示装置 コモンズ
発明の概要 本発明の目的は、高い歩留まりで容易に作製することができる、メモリー性を有した低消費電力のネマチック液晶を用いた液晶表示装置を提供することである。
ネマチック液晶を用いた液晶表示装置において、それぞれに面電極層(2)(5)を備えた一対の基板(1)(4)と、この一対の基板(1)(4)間に配置された液晶層と、この液晶層と前記一対の基板(1)(4)の少なくとも一方の基板の間に配置された、それぞれ基板面に対して略垂直方向と、基板面に対して略水平方向との、複数の異なる配向ドメインから成る配向層(3)(6)とを具備する。略垂直な配向状態と略水平な配向状態の2つの状態が、電界無印可時に共に安定でメモリー性を有する。
従来技術、競合技術の概要


従来、携帯電話などの携帯情報端末の表示装置としては、主にネマチック液晶を用いた液晶表示装置が、その低駆動電圧、低消費電力特性を生かして用いられており、近年の携帯情報端末の急速な普及に伴い、その生産量が拡大している。
同時にその表示機能も表示画素(文字)数の増加など、より高度な表示性能が要求されてきている。



一方で、携帯機器としてバッテリーを電源とした連続使用時間を維持あるいは拡大しなければならないことから、上記の高精細化をはじめとする表示機能の高度化のみならず、低消費電力化も同時に達成する技術が必要とされている。
このような技術の一つとして、液晶表示装置に加える電圧を切った場合にも表示が保持される、いわゆる表示メモリー特性をもつ液晶表示装置を用いる技術が種々提案されている。メモリー特性を用いることにより、表示内容が変わらない場合には原理的には消費電力を0とすることができ、また、画素ごとに表示内容が変わった画素のみ電圧を印加して表示内容を変更することによっても消費電力を低減できる。



さらに、従来のツイステッドネマチック(TN)方式あるいはスーパーツイステッドネマチック(STN)方式を単純マトリックス駆動する場合には、よく知られているようにデューティー比の制限から、表示可能な画素数に上限があるが、メモリー性を利用することにより、この画素数の制限をなくすことができ、高精細な表示が可能となる。
ネマチック液晶を用いて、このような表示メモリー性を実現する従来技術としては、えば、ネマチック液晶と微細なグレーティング加工処理を施した液晶配向層を組み合わせたもの(下記特許文献1参照)や、本願発明者らの発明にかかるネマチック液晶と複数の基板面内液晶配向規制方向を有するドメインをパターン状に配置したもの(下記特許文献2参照)などが提案されている。
【特許文献1】
特表平11-513809号公報
【特許文献2】
国際公開WO 02/06887号公報

産業上の利用分野


本発明は、液晶表示装置に係り、特に低消費電力、高精細のネマチック液晶を用いた液晶表示装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
(a)少なくとも一方が透明な一対の基板と、
(b)該一対の基板のそれぞれに形成され、少なくとも一方が透明な面電極層と、
(c)前記一対の基板間に配置され、前記面電極層に電圧を印加することにより電界が印加される液晶層と、
(d)該液晶層と前記一対の基板それぞれとの間に配置される、チェッカーボード状パターンを形成するサブミクロンから数ミクロン程度のサイズの複数の配向ドメインから成る配向層であって、前記チェッカーボード状パターンの単位小領域内の液晶配向方向が同一になるように、前記複数の配向ドメインの液晶配向規制方向を前記基板面に対して略垂直方向および略水平方向を含む複数の異なる方向とする液晶配向規制処理を施した配向層とを具備し、
(e)前記基板面に対して、チェッカーボード状パターン化された略垂直な液晶配向状態と略水平な液晶配向状態の2つの状態が、電界無印加時に共に安定であるメモリー性を有することを特徴とするネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項2】
記配向層を形成する材料が、光反応性を有する材料から成り、前記複数の異なる方向の液晶配向規制処理の少なくとも1つが、前記配向層を形成する材料に化学反応を与え得る光を照射する処理であることを特徴とする請求項1記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項3】
前記液晶層その誘電異方性の符号が印加される交流電界の周波数に依存して正・負両方をとり得る液晶材料からなることを特徴とする請求項1又は2記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項4】
前記一対の基板の少なくとも一方に偏光板を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項5】
前記液晶層吸収二色性を有する色素分子を組成成分として含有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項6】
前記一対の基板のどちらか一方の基板上に光反射板が配置されたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。

【請求項7】
前記配向ドメインの、前記基板面に対して略水平な液晶配向規制方向が、画素中の複数の副画素領域(画素ドメイン)で異なることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のネマチック液晶を用いた液晶表示装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO/SORST 液晶ナノシステム 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close