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DNA二本鎖切断損傷の解析装置及び解析方法 コモンズ

国内特許コード P110004119
整理番号 H22-058
掲載日 2011年7月7日
出願番号 特願2011-146381
公開番号 特開2013-015325
登録番号 特許第5938764号
出願日 平成23年6月30日(2011.6.30)
公開日 平成25年1月24日(2013.1.24)
登録日 平成28年5月27日(2016.5.27)
発明者
  • 栗政 明弘
  • 冨田 祐一郎
  • 渡部 勇哉
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
発明の名称 DNA二本鎖切断損傷の解析装置及び解析方法 コモンズ
発明の概要 【課題】細胞で生じるDNA損傷を迅速かつ定量的に測定できる解析技術を提供する。
【解決手段】DNA解析装置(1)は、DNA二本鎖切断箇所に集積する第1の蛍光タンパク質を観察対象の細胞に導入して時系列で撮影された画像を取得する画像取り込み手段(25)と、取得した画像を解析する画像解析手段(15)とを備える。画像解析手段(15)は、時系列で撮影された画像の各々について、各画像に含まれる細胞核の画像の領域を検出し、検出した領域に含まれる、第1の蛍光タンパク質の発光による発光スポットの数をカウントし、さらに、検出した領域に含まれる、第1の蛍光タンパク質の発光による発光領域の面積を求め、時系列で求めた発光スポットのカウント値及び発光領域の面積のデータを解析データとして生成する。
【選択図】図7
従来技術、競合技術の概要


がんは我が国の死因の第1位であり、生涯のうちにがんに罹患する可能性は、おおよそ2人に1人とされる。がんは加齢により発症リスクが高まり、高齢化社会の進行にともない罹患者・死者数は今後とも増加していくと推測される。そのような状況で日本におけるがん治療は、これまでの手術療法を中心としたものであったが、今後は化学療法、放射線療法により重きが置かれると考えられている。

産業上の利用分野


本発明は、細胞のDNA二本鎖切断損傷を定量的に解析する装置及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
DNA二本鎖切断損傷を定量的に解析する装置であって、
DNA二本鎖切断箇所に集積する第1の蛍光タンパク質を観察対象の細胞に導入して同一の細胞が時系列で撮影された画像を取得する画像取り込み手段と、
取得した画像を解析する画像解析手段と、
表示手段と、を備え、
前記画像解析手段は、時系列で撮影された画像の各々について、
各画像に含まれる細胞核の画像の領域を検出し、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光領域の面積を求め、
時系列で求めた前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積のデータを前記細胞核と関連付けて解析データとして生成し、
前記表示手段は、前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積の前記解析データを時系列で表示する、
解析装置。

【請求項2】
前記画像は、前記第1の蛍光タンパク質に加えて、細胞周期のS期にある細胞を標識する第2の蛍光タンパク質をさらに観察対象の細胞に導入して前記同一の細胞が時系列で撮影された画像であり、
前記画像解析手段は、前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットのカウント及び発光領域の面積の算出に加えて、さらに、前記細胞核における前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記表示手段は、前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の前記解析データに加えて、前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数を示すデータを時系列で表示する、
請求項1記載の解析装置。

【請求項3】
前記第1の蛍光タンパク質と前記第2の蛍光タンパク質とは異なる色の蛍光発光を示す、請求項2記載の解析装置。

【請求項4】
DNA二本鎖切断損傷を定量的に解析するためのプログラムであって、
コンピュータを、
DNA二本鎖切断箇所に集積する第1の蛍光タンパク質を観察対象の細胞に導入して同一の細胞が時系列で撮影された画像を取得する画像取り込み手段と、
取得した画像を解析する画像解析手段と、
表示手段と
して実行させ、
前記画像解析手段は、時系列で撮影された画像の各々について、
各画像に含まれる細胞核の画像の領域を検出し、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光領域の面積を求め、
時系列で求めた前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積のデータを前記細胞核と関連付けて解析データとして生成し、
前記表示手段は、前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積の前記解析データを時系列で表示する、
プログラム。

【請求項5】
前記画像は、前記第1の蛍光タンパク質に加えて、細胞周期のS期にある細胞を標識する第2の蛍光タンパク質をさらに観察対象の細胞に導入して前記同一の細胞が時系列で撮影された画像であり、
前記画像解析手段は、前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットのカウント及び発光領域の面積の算出に加えて、さらに、前記細胞核における前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記表示手段は、前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の前記解析データに加えて、前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数を示すデータを時系列で表示する、
請求項4記載のプログラム。

【請求項6】
DNA二本鎖切断損傷を定量的に解析する方法であって、
DNA二本鎖切断箇所に集積する第1の蛍光タンパク質を観察対象の細胞に導入して時系列で同一の細胞の画像を撮影し、
時系列で撮影された複数の画像の各々について、
各画像に含まれる細胞核の画像の領域を検出し、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記検出した領域に含まれる、細胞核における前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光領域の面積を求め、
時系列で求めた前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積のデータを前記細胞核と関連付けて解析データとして生成し、
前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の面積の前記解析データを時系列で表示手段に表示する、
解析方法。

【請求項7】
前記第1の蛍光タンパク質に加えて、細胞周期のS期にある細胞を標識する第2の蛍光タンパク質をさらに前記観察対象の細胞に導入して時系列で前記同一の細胞の画像を撮影し、
前記第1の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットのカウント及び発光領域の面積の算出に加えて、さらに、前記細胞核における前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数をカウントし、
前記発光スポットのカウント値及び前記発光領域の前記解析データに加えて、前記第2の蛍光タンパク質の蛍光発光による発光スポットの数を示すデータを時系列で前記表示手段に表示する、
請求項6記載の解析方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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