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胚培養容器

国内特許コード P110004209
整理番号 RJ009P40
掲載日 2011年7月8日
出願番号 特願2008-210756
公開番号 特開2010-045980
登録番号 特許第5406481号
出願日 平成20年8月19日(2008.8.19)
公開日 平成22年3月4日(2010.3.4)
登録日 平成25年11月8日(2013.11.8)
発明者
  • 佐伯 和弘
  • 加藤 暢宏
  • 谷口 俊仁
出願人
  • 学校法人近畿大学
発明の名称 胚培養容器
発明の概要 【課題】体細胞クローン胚のように多数の胚を作製することが困難であるため集合培養が困難な胚を、一つ一つ個別に培養することで胚盤胞期胚まで効率よく発生させることができるとともに、容易に製造できる胚培養容器を提供する。
【解決手段】胚を収容して培養するためのウェル2を有する胚培養容器1であって、ウェル内壁面の多孔度が低く、ウェル2の内外で実質的に物質交換できない容器。この胚培養容器1は、例えば、熱硬化性のポリジメチルシロキサンを減圧下で加熱・成形することによって製造できる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


哺乳動物胚の体外培養技術の進歩により、体外受精胚や体細胞クローン胚を胚盤胞期まで発生させることができるようになっている。哺乳動物胚の体外培養は、プラスチックシャーレ(培養容器)内に50μl程度の培養液のドロップを載せ、このドロップをミネラルオイルで被覆したのち、ドロップ内に胚を導入して胚を培養する方法、により行うのが一般的である。ただ、この方法では、数10個の胚を同一の培養液のドロップ内で集合培養しなければ、胚盤胞期胚を効率的に得ることができない(非特許文献1を参照。)。



一方、体細胞クローン胚のように作製が困難な胚は、多数の胚を同時に作製・培養するこができない。そのため、前記方法によって体細胞クローン胚などから効率よく胚盤胞期胚を得ることは困難であり、少数胚でも効率的に発生させることができる培養系の開発が求められている。



近年、培養皿の底面に穿設した微小なウェル内で胚を培養する方法(Well of well; WOW法)によって、少数胚でも効率的に胚盤胞へ発生させることができることが報告されている。しかし、この方法は、微小なウェルを手作業で穿設するため、同一形状のウェルを安定的に穿設することが難しく、容易に製造できなかった(非特許文献2を参照。)。
【非特許文献1】
Nagao Y, Iijima R and Saeki K. Interaction between embryos and culture conditions during in vitro development of bovine early embryos. Zygote. 2008;16: 127-133.
【非特許文献2】
Vajta G, Peura TT, Holm P, Paldi A, Greve T, Trounson AO, Callesen H. New method for culture of zona-included or zona-free embryos: the Well of the Well (WOW) system. Mol Reprod Dev. 2000; 55: 256-264.

産業上の利用分野


この発明は、体外受精胚やクローン胚を培養するための胚培養容器に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
胚を収容して培養するためのウェルを有する胚培養容器であって、
合成樹脂を減圧下で成形してなり、
成形後のウェルの内壁面に直径0.2μm以上の孔が存在せず、かつ直径200μm~500μm、深さ100μm~300μmの円柱状のウェルが複数形成されていることを特徴とする胚培養容器。

【請求項2】
合成樹脂が熱硬化性樹脂である請求項1に記載の胚培養容器。

【請求項3】
熱硬化性樹脂がシリコーン樹脂である請求項に記載の胚培養容器。

【請求項4】
シリコーン樹脂が、ポリジメチルシロキサンである請求項に記載の胚培養容器。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008210756thum.jpg
出願権利状態 登録
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