TOP > 国内特許検索 > 画像処理装置、方法およびプログラム

画像処理装置、方法およびプログラム コモンズ

国内特許コード P110004212
整理番号 A222P39
掲載日 2011年7月8日
出願番号 特願2008-226554
公開番号 特開2010-062879
登録番号 特許第4832487号
出願日 平成20年9月4日(2008.9.4)
公開日 平成22年3月18日(2010.3.18)
登録日 平成23年9月30日(2011.9.30)
発明者
  • 寅市 和男
  • 李 佳
  • 大宮 康宏
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 画像処理装置、方法およびプログラム コモンズ
発明の概要 【課題】任意倍率の縮小が可能であって、画質の悪化を抑えることができる画像処理装置、方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、複数の画素からなる第1の画像の入力を行う画像入力部10と、固定縮小倍率で画像の縮小を行う際に用いる二次元縮小フィルタのデータを格納する縮小フィルタ格納部22と、縮小フィルタ格納部22に格納されたデータに基づいて第1の画像に対して二次元縮小フィルタを用いた縮小処理を1回あるいは複数回繰り返して行う縮小フィルタ処理部20と、縮小フィルタ処理部20によって縮小処理された後の第2の画像に対して、固定縮小倍率よりも大きい調整縮小倍率で縮小処理を行って第3の画像を出力する補間関数処理部30とを備えている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来から、二次元平面上に配置された複数の画素によって構成される原画像に対して縮小処理を行う画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この画像処理装置では、入力された原画像の画像データに対して、X方向およびY方向のそれぞれ毎に縮小処理が行われる。具体的には、この縮小処理は、X方向あるいはY方向に沿って隣接する4個の画素の画素値を用いた補間演算により行われる。
【特許文献1】
特開平11-353473号公報(第4-8頁、図1-10)

産業上の利用分野


本発明は、複数の画素からなる画像の縮小あるいは解像度変換を行う画像処理装置、方法およびプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第1の方向とこの第1の方向とは非平行な第2の方向のそれぞれに沿って等間隔に配置された複数の画素からなる第1の画像の入力を行う画像入力手段と、
前記第1および第2の方向のそれぞれに沿って固定縮小倍率で画像の縮小を行う際に用いる二次元縮小フィルタのデータを格納する縮小フィルタ格納手段と、
前記縮小フィルタ格納手段に格納されたデータに基づいて、前記第1の画像に対して前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理を1回あるいは複数回繰り返して行う第1の縮小処理手段と、
前記第1の縮小処理手段によって縮小処理された後の第2の画像に対して、前記固定縮小倍率よりも大きい調整縮小倍率で補間による縮小処理を行って第3の画像を出力する第2の縮小処理手段と、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第1の縮小処理手段による縮小処理の回数を設定する縮小回数設定手段と、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第2の縮小処理手段による縮小処理の調整縮小倍率を設定する調整縮小倍率設定手段と、
を備え、前記固定縮小倍率をA、前記第1の画像を前記第3の画像に縮小する際の縮小倍率をB、前記第1の縮小処理手段による縮小処理の回数をN、前記第2の縮小処理手段による縮小処理の調整縮小倍率をCとしたときに、
前記縮小回数設定手段は、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Nの値を設定し、
前記調整縮小倍率設定手段は、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Cの値を設定し、
前記第1の縮小処理手段による縮小処理を前記固定縮小倍率AでN回、前記第2の縮小処理手段による縮小処理を前記調整縮小倍率Cで1回行うことを特徴とする画像処理装置。

【請求項2】
請求項1において、
前記第1の画像の画素数と前記第3の画像の画素数とに基づいて前記Bの値を設定する総合縮小倍率設定手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。

【請求項3】
請求項1または2において、
前記第1および第2の方向は、互いに直交していることを特徴とする画像処理装置。

【請求項4】
請求項1または2において、
前記固定縮小倍率は1/2であることを特徴とする画像処理装置。

【請求項5】
請求項1または2において、
前記二次元縮小フィルタは、4×4画素の各画素値に所定の係数を乗算した値を加算して得られる値を、新たな画素の画素値とすることを特徴とする画像処理装置。

【請求項6】
請求項5において、
前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理は、前記第1および第2の方向で囲まれた矩形の2つの対角線のそれぞれに沿って配置された各画素の画素値のみを用い、これらの対角線に沿った各画素以外の画素の画素値を用いないで行われることを特徴とする画像処理装置。

【請求項7】
請求項5または6において、
前記4×4画素の各画素の画素値に乗算する値を、配置の順にw11、w12、w13、w14、w21、w22、w23、w24、w31、w32、w33、w34、w41、w42、w43、w44、としたときに、w11=w14=w41=w44=-1/16、w22=w23=w32=w33=9/16、それ以外を0とすることを特徴とする画像処理装置。

【請求項8】
第1の方向とこの第1の方向とは非平行な第2の方向のそれぞれに沿って等間隔に配置された複数の画素からなる第1の画像の入力を行う画像入力ステップと、
前記第1および第2の方向のそれぞれに沿って固定縮小倍率で画像の縮小を行う際に用いる二次元縮小フィルタのデータを縮小フィルタ格納手段から読み出して、前記第1の画像に対して前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理を1回あるいは複数回繰り返して行う第1の縮小処理ステップと、
前記第1の縮小処理ステップにおいて縮小処理された後の第2の画像に対して、前記固定縮小倍率よりも大きい調整縮小倍率で補間による縮小処理を行って第3の画像を出力する第2の縮小処理ステップと、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第1の縮小処理ステップにおける縮小処理の回数を設定する縮小回数設定ステップと、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第2の縮小処理ステップにおける縮小処理の調整縮小倍率を設定する調整縮小倍率設定ステップと、
を有し、前記固定縮小倍率をA、前記第1の画像を前記第3の画像に縮小する際の縮小倍率をB、前記第1の縮小処理手段による縮小処理の回数をN、前記第2の縮小処理手段による縮小処理の調整縮小倍率をCとしたときに、
前記縮小回数設定ステップでは、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Nの値を設定し、
前記調整縮小倍率設定ステップでは、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Cの値を設定し、
前記第1の縮小処理ステップにおける縮小処理を前記固定縮小倍率AでN回、前記第2の縮小処理ステップにおける縮小処理を前記調整縮小倍率Cで1回行うことを特徴とする画像処理方法。

【請求項9】
請求項8において、
前記第1の画像の画素数と前記第3の画像の画素数とに基づいて前記Bの値を設定する総合縮小倍率設定ステップをさらに有することを特徴とする画像処理方法。

【請求項10】
請求項8または9において、
前記第1および第2の方向は、互いに直交していることを特徴とする画像処理方法。

【請求項11】
請求項8または9において、
前記固定縮小倍率は1/2であることを特徴とする画像処理方法。

【請求項12】
請求項8または9において、
前記二次元縮小フィルタは、4×4画素の各画素値に所定の係数を乗算した値を加算して得られる値を、新たな画素の画素値とすることを特徴とする画像処理方法。

【請求項13】
請求項12において、
前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理は、前記第1および第2の方向で囲まれた矩形の2つの対角線のそれぞれに沿って配置された各画素の画素値のみを用い、これらの対角線に沿った各画素以外の画素の画素値を用いないで行われることを特徴とする画像処理方法。

【請求項14】
請求項12または13において、
前記4×4画素の各画素の画素値に乗算する値を、配置の順にw11、w12、w13、w14、w21、w22、w23、w24、w31、w32、w33、w34、w41、w42、w43、w44、としたときに、w11=w14=w41=w44=-1/16、w22=w23=w32=w33=9/16、それ以外を0とすることを特徴とする画像処理方法。

【請求項15】
コンピュータを、
第1の方向とこの第1の方向とは非平行な第2の方向のそれぞれに沿って等間隔に配置された複数の画素からなる第1の画像の入力を行う画像入力手段と、
前記第1および第2の方向のそれぞれに沿って固定縮小倍率で画像の縮小を行う際に用いる二次元縮小フィルタのデータを格納する縮小フィルタ格納手段と、
前記縮小フィルタ格納手段に格納されたデータに基づいて、前記第1の画像に対して前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理を1回あるいは複数回繰り返して行う第1の縮小処理手段と、
前記第1の縮小処理手段によって縮小処理された後の第2の画像に対して、前記固定縮小倍率よりも大きい調整縮小倍率で補間による縮小処理を行って第3の画像を出力する第2の縮小処理手段と、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第1の縮小処理手段による縮小処理の回数を設定する縮小回数設定手段と、
前記第1の画像と前記第3の画像に基づいて、前記第2の縮小処理手段による縮小処理の調整縮小倍率を設定する調整縮小倍率設定手段と、
して機能させるための画像処理プログラムであって、
前記固定縮小倍率をA、前記第1の画像を前記第3の画像に縮小する際の縮小倍率をB、前記第1の縮小処理手段による縮小処理の回数をN、前記第2の縮小処理手段による縮小処理の調整縮小倍率をCとしたときに、
前記縮小回数設定手段は、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Nの値を設定し、
前記調整縮小倍率設定手段は、B=AN×C、かつ、A<C<1を満たす前記Cの値を設定し、
前記第1の縮小処理手段による縮小処理を前記固定縮小倍率AでN回、前記第2の縮小処理手段による縮小処理を前記調整縮小倍率Cで1回行う画像処理プログラム。

【請求項16】
請求項15において、
コンピュータを、さらに、前記第1の画像の画素数と前記第3の画像の画素数とに基づいて前記Bの値を設定する総合縮小倍率設定手段として機能させるための画像処理プログラム。

【請求項17】
請求項15または16において、
前記第1および第2の方向は、互いに直交していることを特徴とする画像処理プログラム。

【請求項18】
請求項15または16において、
前記固定縮小倍率は1/2であることを特徴とする画像処理プログラム。

【請求項19】
請求項15または16において、
前記二次元縮小フィルタは、4×4画素の各画素値に所定の係数を乗算した値を加算して得られる値を、新たな画素の画素値とすることを特徴とする画像処理プログラム。

【請求項20】
請求項19において、
前記二次元縮小フィルタを用いた縮小処理は、前記第1および第2の方向で囲まれた矩形の2つの対角線のそれぞれに沿って配置された各画素の画素値のみを用い、これらの対角線に沿った各画素以外の画素の画素値を用いないで行われる画像処理プログラム。

【請求項21】
請求項19または20において、
前記4×4画素の各画素の画素値に乗算する値を、配置の順にw11、w12、w13、w14、w21、w22、w23、w24、w31、w32、w33、w34、w41、w42、w43、w44、としたときに、w11=w14=w41=w44=-1/16、w22=w23=w32=w33=9/16、それ以外を0とすることを特徴とする画像処理プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008226554thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 情報社会を支える新しい高性能情報処理技術 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close