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画像処理装置、方法およびプログラム

国内特許コード P110004259
整理番号 A222P41
掲載日 2011年7月11日
出願番号 特願2008-334400
公開番号 特開2010-157859
登録番号 特許第4744593号
出願日 平成20年12月26日(2008.12.26)
公開日 平成22年7月15日(2010.7.15)
登録日 平成23年5月20日(2011.5.20)
発明者
  • 寅市 和男
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
発明の名称 画像処理装置、方法およびプログラム
発明の概要

【課題】画像に含まれる境界を正確に特定することができる画像処理装置、方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、水平および垂直方向に並んだ複数画素の画素値を含む画像データを格納する入力画像格納部12と、一列に並んだ複数画素の画素値を抽出する水平画素抽出部20、垂直画素抽出部22と、抽出された複数画素の各画素値に基づいて画素値の差が基準値を超える隣接する2つの画素が存在するか否かを判定し、存在する場合にはこれら2つの画素を境界近傍画素として抽出する濃淡変化判定部30と、隣接する2つの境界近傍画素が抽出されたときにこれら2つの境界近傍画素の間に存在する境界の位置と画素値を特定する境界特定部32とを備える。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


画像の補間とは、画像の拡大、縮小、回転、変形、解像度の変更などの操作を行うときに、元の画像を構成する各画素の間に中間の色を生成したり、隣り合う画素の色を平均化する技術の総称である。従来から、画像を補間する手法としては、バイ・リニア法、バイ・キュービック法、ニアレスト・ネイバー法などの各種の方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。

【特許文献1】特開2008-154237号公報

産業上の利用分野


本発明は、画像に含まれる境界を検出する画像処理装置、方法およびプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水平および垂直方向に並んだ複数画素の画素値を含む画像データを格納する画像データ格納手段と、
前記画像データ格納手段に格納された画像データの中から一列に並んだ複数画素の画素値を抽出する画素抽出手段と、
前記画素抽出手段によって抽出された複数画素の各画素値に基づいて、画素値の差が基準値を超える隣接する2つの画素が存在するか否かを判定し、存在する場合にはこれら2つの画素を境界近傍画素として抽出する画素値判定手段と、
前記画素値判定手段によって隣接する2つの境界近傍画素が抽出されたときに、これら2つの境界近傍画素の間に存在する境界の位置と画素値を特定する境界特定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。

【請求項2】
請求項1において、
前記画素値判定手段による境界画素の抽出は、水平方向に並んだ複数画素と垂直方向に並んだ複数画素の両方について行われることを特徴とする画像処理装置。

【請求項3】
請求項1または2において、
前記境界特定手段は、前記2つの境界近傍画素を挟んで存在する複数画素の画素値に基づいて前記境界の位置と画素値とを特定することを特徴とする画像処理装置。

【請求項4】
請求項3において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の直線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の直線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の直線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定することを特徴とする画像処理装置。

【請求項5】
請求項3において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の曲線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の曲線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の曲線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定することを特徴とする画像処理装置。

【請求項6】
請求項4または5において、
前記画像データ格納手段に格納された画像データと、前記境界特定手段によって特定された境界の位置、画素値とに基づいて画像の拡大処理を行う画像拡大処理手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。

【請求項7】
請求項6において、
前記画像拡大処理手段は、前記2つの境界近傍画素の区間については前記補間曲線を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定し、それ以外の区間については標本化関数を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定することを特徴とする画像処理装置。

【請求項8】
画像データ格納手段に格納された水平および垂直方向に並んだ複数画素の画素値を含む画像データの中から一列に並んだ複数画素の画素値を画素抽出手段によって抽出する画素抽出ステップと、
前記画素抽出手段によって抽出された複数画素の各画素値に基づいて、画素値の差が基準値を超える隣接する2つの画素が存在するか否かを判定し、存在する場合にはこれら2つの画素を境界近傍画素として抽出する処理を画素判定手段によって行う画素値判定ステップと、
前記画素値判定手段によって隣接する2つの境界近傍画素が抽出されたときに、これら2つの境界近傍画素の間に存在する境界の位置と画素値を境界特定手段によって特定する境界特定ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。

【請求項9】
請求項8において、
前記画素値判定手段による境界画素の抽出は、水平方向に並んだ複数画素と垂直方向に並んだ複数画素の両方について行われることを特徴とする画像処理方法。

【請求項10】
請求項8または9において、
前記境界特定手段は、前記2つの境界近傍画素を挟んで存在する複数画素の画素値に基づいて前記境界の位置と画素値とを特定することを特徴とする画像処理方法。

【請求項11】
請求項10において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の直線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の直線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の直線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定することを特徴とする画像処理方法。

【請求項12】
請求項10において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の曲線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の曲線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の曲線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定することを特徴とする画像処理方法。

【請求項13】
請求項11または12において、
前記画像データ格納手段に格納された画像データと、前記境界特定手段によって特定された境界の位置、画素値とに基づいて画像の拡大処理を画像拡大処理手段によって行う画像拡大処理ステップをさらに有することを特徴とする画像処理方法。

【請求項14】
請求項13において、
前記画像拡大処理手段は、前記2つの境界近傍画素の区間については前記補間曲線を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定し、それ以外の区間については標本化関数を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定することを特徴とする画像処理方法。

【請求項15】
コンピュータを、
画像データ格納手段に格納された水平および垂直方向に並んだ複数画素の画素値を含む画像データの中から一列に並んだ複数画素の画素値を抽出する画素抽出手段と、
前記画素抽出手段によって抽出された複数画素の各画素値に基づいて、画素値の差が基準値を超える隣接する2つの画素が存在するか否かを判定し、存在する場合にはこれら2つの画素を境界近傍画素として抽出する画素値判定手段と、
前記画素値判定手段によって隣接する2つの境界近傍画素が抽出されたときに、これら2つの境界近傍画素の間に存在する境界の位置と画素値を特定する境界特定手段と、
して機能させるための画像処理プログラム。

【請求項16】
請求項15において、
前記画素値判定手段による境界画素の抽出は、水平方向に並んだ複数画素と垂直方向に並んだ複数画素の両方について行われる画像処理プログラム。

【請求項17】
請求項15または16において、
前記境界特定手段は、前記2つの境界近傍画素を挟んで存在する複数画素の画素値に基づいて前記境界の位置と画素値とを特定する画像処理プログラム。

【請求項18】
請求項17において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の直線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の直線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の直線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定する画像処理プログラム。

【請求項19】
請求項17において、
前記境界特定手段は、一方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第1の曲線を決定するとともに、他方の前記境界近傍画素とこれに隣接する他の画素の各画素値を通る第2の曲線を決定し、前記2つの境界近傍画素のそれぞれにおいて前記第1あるいは第2の曲線に対して値および傾きが連続する補間曲線を決定し、この補間曲線の極値に対応する位置および値を前記境界の位置および画素値として特定する画像処理プログラム。

【請求項20】
請求項18または19において、
コンピュータを、さらに、前記画像データ格納手段に格納された画像データと、前記境界特定手段によって特定された境界の位置、画素値とに基づいて画像の拡大処理を行う画像拡大処理手段として機能させるための画像処理プログラム。

【請求項21】
請求項20において、
前記画像拡大処理手段は、前記2つの境界近傍画素の区間については前記補間曲線を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定し、それ以外の区間については標本化関数を用いて拡大処理の倍率に応じた補間値を決定する画像処理プログラム。
産業区分
  • 事務機
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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