TOP > 国内特許検索 > 有機金属錯体、ガス分離用成形体及びガス分離法

有機金属錯体、ガス分離用成形体及びガス分離法

国内特許コード P110004317
整理番号 E093P02
掲載日 2011年7月11日
出願番号 特願2009-002055
公開番号 特開2010-158617
登録番号 特許第4994398号
出願日 平成21年1月7日(2009.1.7)
公開日 平成22年7月22日(2010.7.22)
登録日 平成24年5月18日(2012.5.18)
発明者
  • 北川 進
  • 中川 啓史
  • 田中 大輔
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
発明の名称 有機金属錯体、ガス分離用成形体及びガス分離法
発明の概要

【課題】接触したガスに応じて構造を変化させてガスを吸着分離することが可能な成形体を提供する。
【解決手段】柔軟性結晶性の相互嵌合性構造を有し、親和性を有するガスの非存在下における第1の構造と、親和性を有するガスの存在下での当該ガスに対して高い親和性を有する第2の構造をとり得ることを特徴とする、金属イオン、芳香族多価カルボン酸配位子及び窒素原子またはリン原子を含有する芳香族二価配位子から構成される有機金属錯体を含むガス分離用成形体。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


ガス吸着剤はrigidな構造を有し、吸着するガスはこの吸着剤の孔に入り込むことができるものである。例えば特許文献1~5は、二酸化炭素を吸着する技術を開示しているが、これらは、二酸化炭素を対象とした吸着剤であるが、構造がrigidであるため、複数のガスを吸着することができず、分離能力も不十分であった。



特許文献6は、ベンゼンとシクロヘキサンを分離可能な錯体を開示しているが、ガス分離用の錯体についての開示はない。

産業上の利用分野


本発明は有機金属錯体に関し、詳しくは、吸着するガスに応じて構造が変化可能な有機金属錯体に関する。また、本発明は有機金属錯体を用いたガス分離用成形体及びガス分離法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
柔軟性結晶性の相互嵌合性構造を有し、親和性を有するガスの非存在下における基底第1構造と、親和性を有するガスの存在下での当該ガスに対する高親和性第2構造をとり得ることを特徴とする、二酸化炭素を吸着し分離するための有機金属錯体であって、
該有機金属錯体が、
(i)亜鉛イオン、
(ii)下記のいずれかの芳香族多価カルボン酸配位子、
【化学式1】


及び
(iii)芳香環内の2個の窒素原子が一直線上に位置する含窒素環を有する含窒素芳香族二価配位子から構成され、
前記芳香族多価カルボン酸配位子が前記亜鉛イオンに平面で配位し、前記含窒素芳香族二価配位子が前記亜鉛イオンにアキシャル方向から配位し、かつ、前記芳香族多価カルボン酸配位子と前記亜鉛イオンから構成される隣接する平面が段差を有し、これら平面が相互に嵌合している、
二酸化炭素を吸着し分離するための有機金属錯体。

【請求項2】
請求項1に記載の有機金属錯体を含む二酸化炭素分離用成形体。

【請求項3】
請求項に記載の二酸化炭素分離用成形体に二酸化炭素を含む気体を接触させることを特徴とする二酸化炭素分離法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 処理操作
  • 有機化合物
  • 排気処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009002055thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 北川統合細孔 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close