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生体刺激装置、遺伝子制御装置および筋肉関連疾患治療装置 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P110004421
整理番号 N052P56
掲載日 2011年7月13日
出願番号 特願2009-533051
登録番号 特許第5164080号
出願日 平成20年9月18日(2008.9.18)
登録日 平成24年12月28日(2012.12.28)
国際出願番号 JP2008002577
国際公開番号 WO2009037841
国際出願日 平成20年9月18日(2008.9.18)
国際公開日 平成21年3月26日(2009.3.26)
優先権データ
  • 特願2007-242851 (2007.9.19) JP
発明者
  • 細川 陽一郎
  • 増原 宏
  • 岡野 和宣
  • 高岡 裕
  • 大田 美香
  • 伊藤 彰彦
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 国立大学法人神戸大学
発明の名称 生体刺激装置、遺伝子制御装置および筋肉関連疾患治療装置 コモンズ 外国出願あり
発明の概要 本発明の生体刺激装置は、超短パルスレーザー光を発振するレーザー発振器と、前記超短パルスレーザー光を集光する光学系とを備え、前記超短パルスレーザー光を前記光学系により生体の標的部位に集光して照射することによりツボを刺激し、前記標的部位は前記ツボまたはその周辺である。
従来技術、競合技術の概要



近年、東洋医学に注目が集まっている。なかでも伝統医療として最も長い歴史を持つ医療法である鍼灸が注目されており、WHO(世界保健機構)もその有効性を認めている。鍼治療は、伝統医学の蓄積あるいは解剖・生理に基づく科学的アプローチにしたがってごく細い金属製の鍼を体にあるツボ(経穴)に刺して行われ、様々な疾患の治癒や麻酔などに利用されている。さらには、首筋・肩・腰背部・関節のこりや痛み、スポーツ後の痛みなど幅広い分野での治療や予防に利用されている。



従来から伝統的に利用されてきた金属製の鍼を用いた鍼治療に代わり、経皮的低周波通電刺激、レーザー鍼等の鍼様治療が行われている。これらの治療法では直接の鍼刺入を行わないため、皮膚、神経、血管などの組織への損傷がなく、通常は無痛刺激で治療が可能である。経皮的低周波通電刺激の場合には、通電のために棘状の三角円錐型の電極をツボに置き絆創膏などで固定し、低周波通電を行う。また、レーザー鍼治療については、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、鍼治療用のレーザーユニットが記載されており、半導体レーザーから発振される低出力レーザー光(上限は3mWの平均出力)を治療点に照射し、鍼治療を行うことが記載されている。
【特許文献1】
特開平8-229096号公報

産業上の利用分野


本発明は、レーザー発振器を有する生体刺激装置、遺伝子制御装置および筋肉関連疾患治療装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
超短パルスレーザー光を発振するレーザー発振器と、前記超短パルスレーザー光を集光する光学系とを備え、
前記超短パルスレーザー光を前記光学系により生体の標的部位に集光して照射することによりツボを刺激する生体刺激装置であって、
前記標的部位は前記ツボまたはその周辺であり、前記ツボは、前記超短パルスレーザー光の照射により生じる物理的衝撃で刺激され、
前記超短パルスレーザー光のパルスの時間幅が1.0×10-10sec~1.0×10-15secであり、前記超短パルスレーザー光の光密度が5×10W~1×1018Wである、生体刺激装置。

【請求項2】
前記超短パルスレーザー光の照射により生体組織の連続性が断絶されない、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項3】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面下の組織に集光する、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項4】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面から100μm~1cmの深度に集光する、請求項に記載の生体刺激装置。

【請求項5】
前記超短パルスレーザー光の波長が600~1200nmである、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項6】
前記標的部位が皮膚組織または筋肉組織にある、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項7】
さらに、ツボを探索するツボ探索手段と、前記ツボ探索手段からの情報に基づいて前記標的部位を決定する制御手段とを備える、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項8】
前記ツボを刺激することにより血流の改善を促進する、請求項1に記載の生体刺激装置。

【請求項9】
超短パルスレーザー光を発振するレーザー発振器と、前記超短パルスレーザー光を集光する光学系とを備え、
前記超短パルスレーザー光を前記光学系により生体の標的部位に集光して照射することにより特定遺伝子の発現量を制御し、前記特定遺伝子の発現量は、前記超短パルスレーザー光の照射により生じる物理的衝撃を利用して制御され、
前記超短パルスレーザー光のパルスの時間幅が1.0×10-10sec~1.0×10-15secであり、前記超短パルスレーザー光の光密度が5×10W~1×1018Wである、遺伝子制御装置。

【請求項10】
前記超短パルスレーザー光の照射により生体組織の連続性が断絶されない、請求項に記載の遺伝子制御装置。

【請求項11】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面下の組織に集光する、請求項に記載の遺伝子制御装置。

【請求項12】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面から100μm~1cmの深度に集光する、請求項11に記載の遺伝子制御装置。

【請求項13】
前記超短パルスレーザー光の波長が600~1200nmである、請求項に記載の遺伝子制御装置。

【請求項14】
前記超短パルスレーザー光を前記光学系により生体の筋肉組織にある標的部位に集光して照射することにより前記筋肉組織のミオスタチン遺伝子の発現量を制御する、請求項に記載の遺伝子制御装置。

【請求項15】
ミオスタチン遺伝子の発現量を制御することにより前記筋肉組織の増強および/または修復を促進する、請求項14に記載の遺伝子制御装置。

【請求項16】
超短パルスレーザー光を発振するレーザー発振器と、前記超短パルスレーザー光を集光する光学系とを備え、
前記超短パルスレーザー光を前記光学系により生体の筋肉組織にある標的部位に集光して照射することにより筋肉関連疾患を治療し、前記筋肉関連疾患は、前記超短パルスレーザー光の照射により生じる物理的衝撃を利用して治療され、
前記超短パルスレーザー光のパルスの時間幅が1.0×10-10sec~1.0×10-15secであり、前記超短パルスレーザー光の光密度が5×10W~1×1018Wである、筋肉関連疾患治療装置。

【請求項17】
前記超短パルスレーザー光の照射により生体組織の連続性が断絶されない、請求項16に記載の筋肉関連疾患治療装置。

【請求項18】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面下の組織に集光する、請求項16に記載の筋肉関連疾患治療装置。

【請求項19】
前記超短パルスレーザー光を、生体の標的部位において、生体の表面から100μm~1cmの深度に集光する、請求項18に記載の筋肉関連疾患治療装置。

【請求項20】
前記超短パルスレーザー光の波長が600~1200nmである、請求項16に記載の筋肉関連疾患治療装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009533051thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 医療に向けた自己組織化等の分子配列制御による機能性材料・システムの創製 領域
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