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組立型風車 コモンズ

国内特許コード P110004732
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2003-189496
公開番号 特開2005-023821
登録番号 特許第4488697号
出願日 平成15年7月1日(2003.7.1)
公開日 平成17年1月27日(2005.1.27)
登録日 平成22年4月9日(2010.4.9)
発明者
  • 横山 修一
  • 武智 昭雄
  • 武智 雄次
出願人
  • タマティーエルオー株式会社
発明の名称 組立型風車 コモンズ
発明の概要

【課題】取扱いが容易になり携行性を向上させることも可能な、サボニウス型風車の原理を用いた組立型風車を提供する。
【解決手段】組立型風車1は、回転軸まわりに回転する伝動軸3および接続部材8と、この接続部材8に連結され、複数の受風部5を備えこれら複数の受風部5の各受風部5において受けた風を他の受風部5に導くロータ7とを有し、接続部材8から各受風部5を取り外して折りたたむことによってロータ7を縮小することができる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要
風車の一種として、サボニウス型風車が知られている。図9(a)はサボニウス型風車の原理を述べるための従来のサボニウス型風車の構成を示す斜視図であり、図9(b)は図9(a)に示すサボニウス型風車500における風の流れを示す図である。
【0003】
図9(a)に示すように、サボニウス型風車500は、所定の回転軸を中心に回転する伝動軸3pと、風を受けて伝動軸3pとともに回転する複数のブレード5pとを有する。図9(a)においては、2枚のブレード5pが接続部材8pを介して伝動軸3pに連結されている。
各ブレード5pは、たとえば、半円筒状をしており、湾曲した内周面が伝動軸3pのまわりを取り囲むように接続部材8pに設置される。この内周面が、風を受ける受風面5p_aとなる。このとき、2つのブレード5pは、受風面5p_aが互いに対向して一部オーバーラップするように設置される。
なお、図9(a)における符号9によって表わされる部材は、ブレード5pの強度を確保するための補強材である。
【0004】
図9(a)に示す風車500に風が当たった場合に、図9(b)に示すように、一方のブレード5pの受風面5p_aに当たる風の風圧による力(これを風圧力という)をa、他方のブレード5pの受風面5p_aとは反対側の面に当たる風の風圧力をbとする。風圧力bは、風圧力b1と風圧力b2との2つの風圧力に別れると考えられる。
風圧力aと風圧力bとが同じ大きさであるとすると、a+b1>bとなり、風圧力aと風圧力b1とが風車500を回転させる力として働くため、風車500は矢印RD方向に回転する。
また、一方のブレード5pの受風面5p_aに当たった風は湾曲した受風面5p_aに沿って伝動軸3p側に集まり、他方のブレード5pの受風面5p_aに当たる。これにより、図9(b)に示すように風圧力cが生じる。この風圧力cは風圧力bの一部を相殺し、風車500を回転させる力として働く。したがって、最終的にa+b1+c>bとなり、この風圧力cにより風車500の回転効率が上昇する。これがサボニウス型風車の原理である。
【0005】
以上のような原理を利用したサボニウス型風車の一種が、たとえば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のサボニウス型風車は、回転軸を中心とした半径方向の両端部から中央部に至るに従ってブレードの高さが小さくなり、かつ、受風開口部から奥部に至るに従って間隔が狭くなるようにブレードの上下の辺に天板および底板を設けたサボニウス型風車である。
特許文献1に記載のサボニウス型風車によれば、ブレードの余分な受風面が削除されるためブレードの背圧が減少し、また、風車の重量が減少する。その結果、風車の回転効率が上昇する。なお、風車の回転効率は、風車の回転を変換して得られる電力や動力等のエネルギーの発生効率に直接的に関係する。
【0006】
【特許文献1】
特開昭58-162776号公報
産業上の利用分野
本発明はサボニウス型の風車に関し、特に、サボニウス型風車の原理に基づいた組立・分解が容易な組立型風車に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 回転軸まわりに回転する回転部材と、
前記回転部材に連結され、複数の受風部を備え当該複数の受風部の各受風部において受けた風を他の前記受風部に導く受風手段と
前記回転部材に装着される立体部材と、を有し
前記立体部材の内部に、当該立体部材と一体にして前記複数の受風部を設け、
前記受風手段を縮小することができる
組立型風車。
【請求項2】 回転軸まわりに回転する回転部材と、
前記回転部材に連結され、複数の受風部を備え当該複数の受風部の各受風部において受けた風を他の前記受風部に導く受風手段と
を有し、
前記受風手段を縮小することができ
複数の前記受風部が各々独立し、
受風面において風を受け、
前記受風面のうち前記回転部材への装着部側の第1の領域の面積が前記装着部から離れた第2の領域の面積よりも小さく、
前記装着部と前記第1の領域と前記第2の領域とを通る線に沿って折りたたみ可能な
前記受風部を有する
組立型風車
【請求項3】 前記受風面が、前記装着部から放射状にのびる筋状の凹凸部を有する扇状をしており、前記凹凸部を折りたたんで前記受風部を縮小することができる
請求項2に記載の組立型風車。
【請求項4】 前記立体部材が蛇腹状である
請求項1に記載の組立型風車。
【請求項5】 前記受風部が一体となった前記立体部材に風船を用いる
請求項1に記載の組立型風車。
産業区分
  • その他原動機
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003189496thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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