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生体関連物質の銀染色方法 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P110004742
整理番号 576
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-537758
登録番号 特許第4452890号
出願日 平成17年9月27日(2005.9.27)
登録日 平成22年2月12日(2010.2.12)
国際出願番号 JP2005017769
国際公開番号 WO2006035781
国際出願日 平成17年9月27日(2005.9.27)
国際公開日 平成18年4月6日(2006.4.6)
優先権データ
  • 特願2004-282227 (2004.9.28) JP
発明者
  • 大川 麻子
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 生体関連物質の銀染色方法 コモンズ 外国出願あり
発明の概要

核酸又はタンパク質などの生体関連物質を電気泳動により分離したポリアクリルアミドゲル又はアガロースゲルなどのゲルを銀染色する方法であって、少なくとも下記の工程:(a)電気泳動後の未処理のゲルをチオ硫酸ナトリウム水溶液に浸漬する工程;(b)上記工程(a)で得られたゲルをエタノール及び酢酸ナトリウム水溶液の混合物に浸漬する工程;(c)上記工程(b)で得られたゲルをエタノール及び硝酸銀水溶液の混合物に浸漬する工程を含む方法。

従来技術、競合技術の概要


ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)の開発以来、タンパク質や核酸などの生体試料の生化学的解析においてPAGEは欠かすことのできない手段となっている。電気泳動後のポリアクリルアミドゲル上のタンパク質を検出する手段としては、例えばCBB染色法、銀染色法、蛍光染色法などを利用することができる。生体組織や細胞内のタンパク質の全体像(プロテオーム)を解析して医薬開発に役立てようとする総合的研究(プロテオミクス)においては、とりわけ検出感度の高い手段が求められているが、これらの手段のうち、銀染色法は特別な検出装置を必要とせずに最も高い検出感度を得られる方法として当業界で汎用されている。現在提供されている市販の銀染色キット等を用いて銀染色を行なった場合、タンパク質量が数100pg以上での検出が可能である。



しかしながら、従来の銀染色法を用いても、1細胞あたりの発現量の低いタンパク質を検出するためには108~109個以上の細胞が必要であり、タンパク質の回収効率を考慮するとさらに多くの細胞数が必要となり、現実的な解析は困難であるという問題がある。このような事情から、少ないタンパク質量、たとえば数10pg程度のタンパク質量を用いてPAGEを行なった場合にもゲル上のタンパク質を鮮明に可視化できる方法の開発が切望されている。

産業上の利用分野


本発明はタンパク質又は核酸などの生体関連物質を対象とした銀染色方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】生体関連物質を電気泳動により分離したゲルを銀染色する方法であって、少なくとも下記の工程:
(a)電気泳動後の未処理のゲルをチオ硫酸ナトリウム水溶液に浸漬する工程;
(b)上記工程(a)で得られたゲルをエタノール及び酢酸ナトリウム水溶液の混合物に浸漬する工程;
(c)上記工程(b)で得られたゲルをエタノール及び硝酸銀水溶液の混合物に浸漬する工程
を含む方法。
【請求項2】上記工程(c)において、上記工程(b)で得られたゲルを水洗することなくエタノール及び硝酸銀水溶液の混合物に浸漬する請求項1に記載の方法。
【請求項3】生体関連物質を電気泳動により分離したゲルを銀染色する方法であって、少なくとも下記の工程:
(a)電気泳動後の未処理のゲルをチオ硫酸ナトリウム水溶液に浸漬する工程;
(a-2)上記工程(a)で得られたゲルをエタノール及び酢酸水溶液の混合物に浸漬する工程;
(b')上記工程(a-2)で得られたゲルをエタノール及び酢酸ナトリウム水溶液の混合物に浸漬する工程;
(c')上記工程(b')で得られたゲルを水洗することなくエタノール及び硝酸銀水溶液の混合物に浸漬する工程
を含む方法。
【請求項4】さらに下記の工程:
(d)上記染色工程(c)又は(c')で得られたゲルを水で洗浄する工程;
(e)上記工程(d)で得られたゲルを炭酸ナトリウム及びホルマリンの混合物を含む水溶液に浸漬する工程;及び
(f)上記工程(e)で得られたゲルを酸性水溶液に浸漬する工程
を含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】ゲルがポリアクリルアミドゲル又はアガロースゲルである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】生体関連物質が核酸又はタンパク質である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
産業区分
  • 試験、検査
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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