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画像分割装置および画像分割方法 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり

国内特許コード P110004751
整理番号 8080
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2009-243449
公開番号 特開2010-123114
登録番号 特許第5223133号
出願日 平成21年10月22日(2009.10.22)
公開日 平成22年6月3日(2010.6.3)
登録日 平成25年3月22日(2013.3.22)
優先権データ
  • 特願2008-274673 (2008.10.24) JP
発明者
  • 小出 哲士
  • マタウシュ ハンスユルゲン
  • 菅原 達也
  • 永岡 奈緒美
  • 岡崎 啓太
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 画像分割装置および画像分割方法 コモンズ 新技術説明会 外国出願あり
発明の概要

【課題】カラー画像からなる入力画像を各対象物の画像に正確に分割可能な画像分割装置を提供する。
【解決手段】画素値検出回路1は、入力画像の各画素のRGB値を検出してしきい値決定回路2及び結合重み決定回路3へ出力する。しきい値決定回路2は、RGB値から変換した彩度の彩度ヒストグラムにおいて画素数が最小になる彩度に無彩色と有彩色との境界を示すしきい値を決定して結合重み決定回路3へ出力する。結合重み決定回路3は、RGB値及びしきい値に基づいて、隣接する2つの画素が無彩色および有彩色のいずれに含まれるかの判定結果に応じて、2つの画素間の結合重みを、第1の結合重み、第2の結合重み(<第1の結合重み)、および第3の結合重み(≧第1の結合重み)のいずれかに決定する。画像分割回路4は、結合重み決定回路3によって決定された結合重みを用いて入力画像を各対象物の画像に分割する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、彩度と色相差とを用いて入力画像を無彩色領域と有彩色領域とに分割する画像領域分割装置が知られている(特許文献1)。



この画像領域分割装置は、画像入力部と、正規化処理部と、彩度検出部と、色相差検出部と、特徴量算出部と、2値化処理部とを備える。画像入力部は、カラー画像を取り込み、その取り込んだ画像から領域分割の対象となる対象画像を生成し、対象画像のR(赤)成分、G(緑)成分およびB(青)成分をそれぞれ示すR画像、G画像およびB画像を正規化処理部へ出力する。



正規化処理部は、画像入力部から出力された3枚のR画像、G画像およびB画像を取り込み、対象画像の各画素について、R,G,B成分を明るさで正規化したX成分とY成分とに変換する。そして、正規化処理部は、対象画像の各画素値がX成分であるX画像と、対象画像の各画素値がY成分であるY画像とを生成し、その生成したX画像およびY画像を彩度検出部および色相差検出部へ出力する。



彩度検出部は、正規化処理部から出力されたX画像およびY画像を取り込み、対象画像の各画素の彩度をX成分およびY成分から求め、対象画像の各画素の値を、求めた彩度とする彩度画像を特徴量算出部へ出力する。対象画像の画素P(k=1,2,・・・,N)の彩度Sは、PのX成分をxとし、Y成分をyとすると、S=(x+y1/2によって求められる。



色相検出部は、正規化処理部から出力されたX画像およびY画像を取り込み、対象画像の各画素の色相をX成分およびY成分から求め、有彩色領域の色相θとの色相差を算出する。そして、色相検出部は、対象画像の各画素の値を、算出した色相差とする色相差画像を特徴量算出部へ出力する。対象画素Pの色相θは、θ=tan-1(y/x)によって求められる。



特徴量算出部は、彩度検出部から彩度画像を受け取り、色相検出部から色相差画像を受け取ると、各画素の彩度と色相差とから特徴量を算出する。たとえば、特徴量算出部は、F=Scos(θ-θ)によって対象画像の画素Pの特徴量Fを算出する。そして、特徴量算出部は、対象画像の各画素の値を、算出した特徴量Fとする特徴量画像を2値化処理部へ出力する。



2値化処理部は、特徴量算出部から特徴量画像を受けると、特徴量画像を2値化する。そして、2値化処理部は、2値化により分割された2つの領域のうち、特徴量の小さい方を無彩色領域として出力し、特徴量の大きい方を有彩色領域として出力する。



このように、従来の画像領域分割装置は、入力画像の各点における彩度と、入力画像の各点での色相と有彩色領域の色相との色相差とを用いて入力画像を無彩色領域と有彩色領域とに分割するための特徴量を求め、その求めた特徴量を用いて入力画像を無彩色領域と有彩色領域とに分割する。

産業上の利用分野


この発明は、画像分割装置および画像分割方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
1つのフレームに含まれる複数の画素の彩度と画素数との関係を示す彩度分布において画素数が最小になる彩度を無彩色と有彩色との境界を示すしきい値として決定するしきい値決定部と、
前記しきい値決定部によって決定されたしきい値を用いて2つの画素が前記無彩色および前記有彩色のいずれに属するかを判定し、前記2つの画素の両方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値を用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定し、前記2つの画素の一方が前記無彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する結合重み決定処理を1つのフレームの各画素間について実行する結合重み決定部と、
前記結合重み決定部によって決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する画像分割部とを備える画像分割装置。

【請求項2】
前記しきい値決定部は、前記しきい値の初期値を予め保持しており、前記1つのフレームを受けると、前記彩度分布を検出し、その検出した彩度分布に基づいて前記初期値における第1の画素数と前記彩度を前記初期値から変化させたときの第2の画素数とを検出し、その検出した第1および第2の画素数に基づいて最小の画素数を検出し、前記最小の画素数が検出されたときの彩度を前記しきい値として決定する、請求項1に記載の画像分割装置。

【請求項3】
無彩色と有彩色との境界を示すしきい値を用いて2つの画素が前記無彩色および前記有彩色のいずれに属するかを判定し、前記2つの画素の両方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値を用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定し、前記2つの画素の一方が前記無彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する結合重み決定処理を1つのフレームの各画素間について実行する結合重み決定部と、
前記結合重み決定部によって決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する画像分割部と、
前記画像分割部による画像の分割結果に基づいて対象物の画像の再分割が必要であるか否かを判定する分割判定部とを備え、
前記結合重み決定部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなるときの前記2つの画素間の結合重みとして前記第1の結合重みと異なる第4の結合重みを決定し、
前記画像分割部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記第4の結合重みに基づいて、前記対象物の画像を再分割する、画像分割装置。

【請求項4】
前記結合重み決定部は、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記2つの画素の色相差に基づいて前記第3の結合重みを決定し、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて再分割が必要であると判定したとき、前記色相差と異なる指標に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項3に記載の画像分割装置。

【請求項5】
前記結合重み決定部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて再分割が必要であると判定したとき、前記2つの画素の明度差に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項4に記載の画像分割装置。

【請求項6】
前記分割判定部は、前記画像分割部が前記第3の結合重みを用いて分割した対象物の画像における明度と画素数との関係を示す明度分布に基づいて、画素数が基準数以上になるときの明度幅を検出し、その検出した明度幅が基準幅以上であるとき、前記対象物の画像の再分割が必要であると判定する、請求項3に記載の画像分割装置。

【請求項7】
1つのフレームに含まれる複数の画素の彩度と画素数との関係を示す彩度分布において画素数が最小になる彩度を無彩色と有彩色との境界を示すしきい値として決定するしきい値決定部と、
前記しきい値決定部によって決定されたしきい値を用いて2つの画素が前記無彩色および前記有彩色のいずれに属するかを判定し、前記2つの画素の両方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値を用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定し、前記2つの画素の一方が前記無彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する結合重み決定処理を1つのフレームの各画素間について実行する結合重み決定部と、
前記結合重み決定部によって決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する画像分割部と、
前記画像分割部による画像の分割結果に基づいて対象物の画像の再分割が必要であるか否かを判定する分割判定部とを備え、
前記結合重み決定部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなるときの前記2つの画素間の結合重みとして前記第1の結合重みと異なる第4の結合重みを決定し、
前記画像分割部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記第4の結合重みに基づいて、前記対象物の画像を再分割する、画像分割装置。

【請求項8】
前記しきい値決定部は、前記しきい値の初期値を予め保持しており、前記1つのフレームを受けると、前記彩度分布を検出し、その検出した彩度分布に基づいて前記初期値における第1の画素数と前記彩度を前記初期値から変化させたときの第2の画素数とを検出し、その検出した第1および第2の画素数および彩度に基づいて最小の画素数からなる彩度を検出し、その検出した彩度を前記しきい値として決定する、請求項7に記載の画像分割装置。

【請求項9】
前記結合重み決定部は、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記2つの画素の色相差に基づいて前記第3の結合重みを決定し、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記色相差と異なる指標に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項7に記載の画像分割装置。

【請求項10】
前記結合重み決定部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて再分割が必要であると判定したとき、前記2つの画素の明度差に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項9に記載の画像分割装置。

【請求項11】
前記分割判定部は、前記画像分割部が前記第3の結合重みを用いて分割した画像における明度と画素数との関係を示す明度分布に基づいて、画素数が基準数以上になるときの明度幅を検出し、その検出した明度幅が基準幅以上であるとき、前記再分割が必要であると判定する、請求項7に記載の画像分割装置。

【請求項12】
1つのフレームに含まれる複数の画素のRGB値を受付ける第1のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値に基づいて、前記複数の画素の彩度を演算する第2のステップと、
前記演算された複数の画素の彩度に基づいて、彩度と画素数との関係を示す彩度分布を求める第3のステップと、
前記求められた彩度分布に基づいて、画素数が最小になる彩度を検出し、その検出した彩度を無彩色と有彩色との境界を示すしきい値として決定する第4のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値のうちの2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の色相を演算する第5のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値のうちの2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の彩度を演算する第6のステップと、
前記第1および第2の彩度の両方が前記決定されたしきい値以下であるか否かを判定する第7のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値のみを用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定する第8のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の一方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の彩度とを用いて前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第9のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値よりも大きいと判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の色相とを用いて前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第10のステップと、
前記第5のステップから前記第10のステップを前記1つのフレームに含まれる全ての画素間について実行する第11のステップと、
前記第11のステップを実行して決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する第12のステップとを備える画像分割方法。

【請求項13】
2つの画素のRGB値を受付ける第1のステップと、
前記受付けられた2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の色相を演算する第2のステップと、
前記受付けられた2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の彩度を演算する第3のステップと、
前記第1および第2の彩度の両方が有彩色と無彩色との境界を示すしきい値以下であるか否かを判定する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値のみを用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定する第5のステップと、
前記第4のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の一方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の彩度とを用いて前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第6のステップと、
前記第4のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値よりも大きいと判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の色相とを用いて前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第7のステップと、
前記第1のステップから前記第7のステップを1つのフレームに含まれる全ての画素間について実行する第8のステップと、
前記第8のステップを実行して決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する第9のステップと、
前記第9のステップにおいて分割された画像の分割結果に基づいて、対象物の画像の再分割が必要であるか否かを判定する第10のステップと、
前記第10のステップにおいて前記画像の再分割が必要であると判定されたとき、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値よりも大きいと判定されたときの前記2つの画素間の結合重みとして前記第1および第2の色相と異なる指標を用いて前記第1の結合重みと異なる第4の結合重みを前記対象物の画像に含まれる全ての画素間について決定する第11のステップと、
前記第11のステップにおいて決定された前記第4の結合重みに基づいて前記対象物の画像を再分割する第12のステップとを備える画像分割方法。

【請求項14】
前記第11のステップにおいて、前記2つの画素の明度差に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項13に記載の画像分割方法。

【請求項15】
前記第10のステップは、
前記第9のステップにおいて前記第3の結合重みを用いて分割された画像における明度と画素数との関係を示す明度分布に基づいて、画素数が基準数以上になるときの明度幅を検出する第1のサブステップと、
前記第1のサブステップにおいて検出された明度幅が基準幅以上であるとき、前記再分割が必要であると判定する第2のサブステップとを含む、請求項13に記載の画像分割方法。

【請求項16】
1つのフレームに含まれる複数の画素のRGB値を受付ける第1のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値に基づいて、前記複数の画素の彩度を演算する第2のステップと、
前記演算された複数の画素の彩度に基づいて、彩度と画素数との関係を示す彩度分布を求める第3のステップと、
前記求められた彩度分布に基づいて、画素数が最小になる彩度を検出し、その検出した彩度を無彩色と有彩色との境界を示すしきい値として決定する第4のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値のうちの2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の色相を演算する第5のステップと、
前記受付けられた複数の画素のRGB値のうちの2つの画素のRGB値に基づいて、前記2つの画素の第1および第2の彩度を演算する第6のステップと、
前記第1および第2の彩度の両方が前記決定されたしきい値以下であるか否かを判定する第7のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値のみを用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定する第8のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の一方が前記しきい値以下であると判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の彩度とを用いて前記第1の結合重みよりも小さい第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第9のステップと、
前記第7のステップにおいて、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値よりも大きいと判定されたとき、前記2つの画素のRGB値と、前記第1および第2の色相とを用いて前記第1の結合重み以上の第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する第10のステップと、
前記第5のステップから前記第10のステップを前記1つのフレームに含まれる全ての画素間について実行する第11のステップと、
前記第11のステップを実行して決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する第12のステップと、
前記第12のステップにおいて分割された画像の分割結果に基づいて、対象物の画像の
再分割が必要であるか否かを判定する第13のステップと、
前記第13のステップにおいて前記画像の再分割が必要であると判定されたとき、前記第1および第2の彩度の両方が前記しきい値よりも大きいと判定されたときの前記2つの画素間の結合重みとして前記第1および第2の色相と異なる指標を用いて前記第1の結合重みと異なる第4の結合重みを前記対象物の画像に含まれる全ての画素間について決定する第14のステップと、
前記第14のステップにおいて決定された前記第4の結合重みに基づいて前記対象物の画像を再分割する第15のステップとを備える画像分割方法。

【請求項17】
前記第14のステップにおいて、前記2つの画素の明度差に基づいて前記第4の結合重みを決定する、請求項16に記載の画像分割方法。

【請求項18】
前記第13のステップは、
前記第12のステップにおいて前記第3の結合重みを用いて分割された画像における明度と画素数との関係を示す明度分布に基づいて、画素数が基準数以上になるときの明度幅を検出する第1のサブステップと、
前記第1のサブステップにおいて検出された明度幅が基準幅以上であるとき、前記再分割が必要であると判定する第2のサブステップとを含む、請求項16に記載の画像分割方法。

【請求項19】
1つのフレームに含まれる複数の画素の彩度と画素数との関係を示す彩度分布において画素数が最小になる彩度を無彩色と有彩色との境界を示すしきい値として決定するしきい値決定部と、
前記しきい値決定部によって決定されたしきい値を用いて2つの画素が前記無彩色および前記有彩色のいずれに属するかを判定し、前記2つの画素の両方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値を用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定し、前記2つの画素のいずれか一方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値と前記2つの画素の彩度値を用いて決定する第2の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値と前記2つの画素の色相値を用いて第3の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定する結合重み決定処理を1つのフレームの各画素間について実行する結合重み決定部と、
前記結合重み決定部によって決定された第1から第3の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する画像分割部とを備える画像分割装置。

【請求項20】
前記画像分割部による画像の分割結果に基づいて対象物の画像の再分割が必要であるか否かを判定する分割判定部をさらに備え、
前記結合重み決定部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなるときの前記2つの画素間の結合重みとして前記2つの画素のRGB値と前記2つの画素の明度値を用いて第4の結合重みを前記2つの画素間の結合重みとして決定し、
前記画像分割部は、前記分割判定部が前記分割結果に基づいて前記再分割が必要であると判定したとき、前記第4の結合重みに基づいて、前記対象物の画像を再分割する、請求項19に記載の画像分割装置。

【請求項21】
前記しきい値決定部は、前記しきい値の初期値を予め保持しており、前記1つのフレームを受けると、前記彩度分布を検出し、その検出した彩度分布に基づいて前記初期値における第1の画素数と前記彩度を前記初期値から変化させたときの第2の画素数とを検出し、その検出した第1および第2の画素数に基づいて最小の画素数を検出し、前記最小の画素数が検出されたときの彩度を前記しきい値として決定する、請求項20に記載の画像分
割装置。

【請求項22】
無彩色と有彩色との間に存在する中間領域と前記無彩色との境界を示す第1のしきい値と、前記中間領域と前記有彩色との境界を示す第2のしきい値とを用いて2つの画素が前記無彩色、前記中間領域および前記有彩色のいずれに属するかを判定し、前記2つの画素の両方が前記無彩色からなると判定したとき、前記2つの画素のRGB値を用いて前記2つの画素間の結合重みである第1の結合重みを決定し、前記2つの画素の一方が前記無彩色からなり、かつ、前記2つの画素の他方が前記中間領域からなるとき、前記2つの画素のRGB値を用いて決定した第1の要素結合重みと前記2つの画素の彩度を用いて決定した第2の要素結合重みとのうちの最小の結合重みを前記2つの画素の第2の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記中間領域からなるとき、前記2つの画素のRGB値を用いて決定した第3の要素結合重みと前記2つの画素の色相を用いて決定した第4の要素結合重みとのうちの最小の結合重みを前記2つの画素の第3の結合重みとして決定し、前記2つの画素の一方が前記中間領域からなり、かつ、前記2つの画素の他方が前記有彩色からなるとき、前記2つの画素の彩度を用いて決定した第5の要素結合重みと前記2つの画素の色相を用いて決定した第6の要素結合重みとのうちの最小の結合重みを前記2つの画素の第4の結合重みとして決定し、前記2つの画素の一方が前記無彩色からなり、かつ、前記2つの画素の他方が前記有彩色からなるとき、前記2つの画素の色相を用いて決定した第7の要素結合重みと前記2つの画素の彩度を用いて決定した第8の要素結合重みと前記2つの画素のRGB値を用いて決定した第9の要素結合重みとのうちの最小の結合重みを前記2つの画素の第5の結合重みとして決定し、前記2つの画素の両方が前記有彩色からなるとき、前記2つの画素の色相を用いて前記2つの画素間の結合重みである第6の結合重みとして決定する結合重み決定処理を1つのフレームの各画素間について実行する結合重み決定部と、
前記結合重み決定部によって決定された第1から第6の結合重みに基づいて、前記1つのフレームを各対象物の画像に分割する画像分割部とを備え、
前記結合重み決定部は、
前記1つのフレームにおけるRGB値分布幅を用いた結合重みの調整が行なわれるとき、前記RGB値分布幅を用いて前記2つの画素のRGB値差に対する減少割合が前記RGB値分布幅の逆数倍になるように結合重みを調整することによって前記第1の結合重みを決定するとともに、前記RGB値分布幅を用いて前記2つの画素のRGB値差に対する減少割合が前記RGB値分布幅の逆数倍になるように前記第1、第3および第9の要素結合重みを調整することによって前記第2、第3および第5の結合重みを決定する第1の処理を実行し、
前記1つのフレームにおける彩度分布幅を用いた結合重みの調整が行なわれるとき、前記彩度分布幅を用いて前記2つの画素の彩度差に対する減少割合が前記彩度分布幅の逆数倍になるように前記第2、第5および第8の要素結合重みを調整することによって前記第2、第4および第5の結合重みを決定する第2の処理を実行し、
前記1つのフレームにおける色相分布幅を用いた結合重みの調整が行なわれるとき、前記色相分布幅を用いて前記2つの画素の色相差に対する減少割合が前記色相分布幅の逆数倍になるように前記第4、第6および第7の要素結合重みを調整することによって前記第3、第4および第5の結合重みを決定するとともに、前記色相分布幅を用いて前記2つの画素の色相差に対する減少割合が前記色相分布幅の逆数倍になるように結合重みを調整することによって前記第6の結合重みを決定する第3の処理を実行し、
前記RGB値分布幅、前記彩度分布幅および前記色相分布幅の少なくとも2つを用いた結合重みの調整が行なわれるとき、前記第1から第3の処理の少なくとも2つを実行する、画像分割装置。

【請求項23】
彩度と累積画素率との関係を示す曲線において、前記彩度を前記第1のしきい値から前記彩度の上限値まで変化させたときの前記曲線の各彩度における傾きを演算し、その演算した複数の傾きのうち、最初に基準値を超える傾きが得られたときの彩度を前記第2のしきい値として決定するしきい値決定部を更に備える、請求項22に記載の画像分割装置。

【請求項24】
RGB値と累積画素率との関係を示す曲線において、前記RGB値を前記第1のしきい値から前記RGB値の上限値まで変化させたときの前記曲線の各RGB値における傾きを演算し、その演算した複数の傾きのうち、最初に基準値を超える傾きが得られたときのRGB値を前記第2のしきい値として決定するしきい値決定部を更に備える、請求項22に記載の画像分割装置。
産業区分
  • 計算機応用
  • 事務機
国際特許分類(IPC)
Fターム
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JP2009243449thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) 小出哲士のホームページ


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