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臨界ミセル濃度の検出装置 コモンズ

国内特許コード P110004780
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2005-134671
公開番号 特開2005-227301
登録番号 特許第3985026号
出願日 平成17年5月2日(2005.5.2)
公開日 平成17年8月25日(2005.8.25)
登録日 平成19年7月20日(2007.7.20)
発明者
  • 荻田 正巳
  • 藤波 達雄
  • 吉村 賢司
出願人
  • 国立大学法人静岡大学
発明の名称 臨界ミセル濃度の検出装置 コモンズ
発明の概要

【課題】従来からの長時間、煩雑な測定方法の欠点を取り除くため、界面の吸着現象に注目し、かつ光伝送路に検知機能と情報伝達機能を与えて界面活性剤の臨界ミセル濃度の測定装置を提供する。
【解決手段】光伝送路(1)の光導波表面部分(2)に界面活性剤溶液(3)中の分子を吸着させ、界面活性剤の臨界ミセル濃度を検出する装置であって、界面活性剤溶液(3)中の界面活性剤分子を吸着させるための光伝送路(1)の光導波表面部分(2)のセンシング領域と、該センシング領域における光導波表面部分(2)を経由したエバネッセント波によって生ずる出力光の変化を、光伝送路(1)を通して観測し、出力光強度が急激に増加する勾配の不連続変化点を検出することを特徴とする臨界ミセル濃度の検出装置。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


これまで、臨界ミセル濃度(CMC)の測定方法としては、電気伝導法、粘度法、色素法、表面張力法、光散乱法などがあるが、電気伝導法はイオン性の活性剤には使用できるが、非イオン性の活性剤では測定できない。粘度法は補正が必要である。色素法は色素の退色による誤差があり、最も一般的な表面張力法は試料溶液表面の流れから生ずる誤差を除去する必要があり、いずれも一長一短で長時間の測定時間を要する。

産業上の利用分野


本発明は、界面活性剤の諸性質が臨界ミセル濃度(CMC)を境に急激に変化する点に注目する。このCMC点を光ファイバ、又は薄膜層から成る光導波路の光伝送路を用いて検出する方法と、その検出装置に関するもので界面活性剤を利用する化学工業の産業分野で利用できる。

特許請求の範囲 【請求項1】
光伝送路(1)の光導波表面部分(2)に界面活性剤溶液(3)中の分子を吸着させ、界面活性剤の臨界ミセル濃度を検出する装置であって、
界面活性剤溶液(3)中の界面活性剤分子を吸着させるための光伝送路(1)の光導波表面部分(2)のセンシング領域と、
該センシング領域における光導波表面部分(2)を経由したエバネッセント波によって生ずる出力光の変化を、光伝送路(1)を通して観測し、
出力光強度が急激に増加する勾配の不連続変化点を検出し、
基板(14)上に界面活性剤溶液(3)を入れる溶液セル(11)を掘って形成し、
光伝送路(1)として基板(14)よりも高い屈折率の光導波表面部分(2)を形成したことを特徴とする臨界ミセル濃度の検出装置。

【請求項2】
光伝送路(1)の光導波表面部分(2)に界面活性剤溶液(3)中の分子を吸着させ、界面活性剤の臨界ミセル濃度を検出する装置であって、
界面活性剤溶液(3)中の界面活性剤分子を吸着させるための光伝送路(1)の光導波表面部分(2)のセンシング領域と、
該センシング領域における光導波表面部分(2)を経由したエバネッセント波によって生ずる出力光の変化を、光伝送路(1)を通して観測し、
出力光強度が急激に増加する勾配の不連続変化点を検出し、
基板(14)表面に光伝送薄膜層(15)を形成し光伝送路(1)とし、
その上に界面活性剤溶液(3)を入れる溶液セル(16)を設けたことを特徴とする臨界ミセル濃度の検出装置。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005134671thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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