TOP > 国内特許検索 > ZnPd系微粒子およびその製造方法

ZnPd系微粒子およびその製造方法 コモンズ

国内特許コード P110004810
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2007-027887
公開番号 特開2008-190018
登録番号 特許第4528985号
出願日 平成19年2月7日(2007.2.7)
公開日 平成20年8月21日(2008.8.21)
登録日 平成22年6月18日(2010.6.18)
発明者
  • 寺西 利治
  • 金原 正幸
  • 中谷 昌史
  • 佐藤 良太
出願人
  • 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 ZnPd系微粒子およびその製造方法 コモンズ
発明の概要

【課題】ZnPd合金はメタノール水蒸気改質触媒として期待されている。そこで、さらに触媒能を高くするためにZnPdの微粒子が望ましい。しかし、ZnPdの微粒子はZn2+イオンの還元が難しいことから技術的に実現することが困難であった。
【解決手段】有機配位子存在下にて亜鉛または亜鉛錯体とパラジウム錯体との混合物を還元することによりパラジウムと亜鉛とを含有する長径1nmから100nmである亜鉛パラジウム微粒子を実現した。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


次世代のクリーンエネルギーとして世界的に期待されている燃料に水素ガスがある。水素ガスを大規模に発生させ需要先に配管して供給するシステムも考えられるが、巨額の設備投資を要するという問題がある。そこで、配送に適するメタノールを原料として固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cells 以下「PEFC」という。)に燃料となる水素ガスHを効率よく供給する方法として、メタノールの水蒸気改質(CHOH+HO→3H+CO)による方法が知られている。



従来のメタノールの水蒸気改質用触媒としては、Cu/ZnOが紹介されている(例えば、非特許文献1参照)。また、銅とマンガンとを含有する触媒も提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、銅の酸化による触媒活性の低下に問題がある。



一方、Pd/ZnO系触媒が高い触媒能と熱安定性を示すことが知られており、その高い触媒効果は反応の還元雰囲気下で生成したZnPd合金であるとの報告がある(例えば、非特許文献2参照)。

【特許文献1】特開2004-188298号公報

【非特許文献1】John P.Breen、他1名「Methanol reforming for fuel-cell applications:development of zirconia-containing Cu-Zn-Al catalysts」Catalysis Today 51(1999)521-533

【非特許文献2】N.Iwasa、他3名「Steam reforming of methanol over Pd/ZnO:Effect of the formation of PdZn alloys upon the reaction」Applied Catalysis A:General 125(1995)145-157

産業上の利用分野


本発明は、ZnPd系微粒子およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
亜鉛粉末とパラジウム錯体と複数の種類で同一モル比の有機配位子とを所定のモル比で混合し、前記有機配位子の融点以上かつ沸点未満の温度で加熱・攪拌して混合液を調製する工程と、
前記混合液を320℃以上かつ350℃未満の温度で所定時間加熱・攪拌して前記混合液中に亜鉛パラジウム微粒子を生成させる工程と、
生成された亜鉛パラジウム微粒子を精製する精製工程と、
を有する亜鉛パラジウム微粒子の製造方法。

【請求項2】
前記複数の種類で同一モル比の有機配位子はオレイルアミンおよびオレイン酸である請求項1に記載の亜鉛パラジウム微粒子の製造方法。
産業区分
  • 加工
  • 冶金、熱処理
  • 合金
  • 無機化合物
  • その他無機化学
  • 新エネルギー一般
  • その他電子
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007027887thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
この特許について質問等ある場合は、電子メールによりご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close